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猫型配膳ロボについて

先日、配膳ロボがたくさん働いている料理屋に行ったのですが、こんな記事を見かけました。

5年リースで、1日12時間働かせた場合の時給が123円になるそうです。
機能的に人間が負けることはありませんので、単純な比較は出来ませんが、出来上がった料理をテーブルに運ぶだけならこの値段で雇うことができるのは驚きです。
出生率低下で人口が減っている日本では今後も増えることでしょう。

さてこの配膳ロボですが、BellaBotという商品名だそうです。

これを見ると「BellaBotは、20台同時に作業ができますので、100平米以下の小さな店舗から1万平米以上の会場まで、様々なシーンで活用されています」とあります。

ネットワークで連携する

先の漁師料理かなやでは7号機まで確認できましたが、5台集まると渋滞して店員が手助けしないと動けない状態でした。
最小では3台で「お先にどうぞニャン♪」と言い合って動けなくなっていました。
かなやはテーブルの間が狭く、通路には除菌剤噴霧器も置かれていた上、行き止まりのある構造というのもありましたが、それでも頻繁に渋滞を起こして困って動けなくなっていました。

お店の人に聞いたところ、ロボを導入して1ヶ月とのことでした。
店員が頻繁に手を貸さねばならない状態と、テーブル数を減らして通路を広げるのはどちらが良いのでしょうね?
店内の配置を変えると、またセッティングからやり直さなければならないし、しかもしれが7台となると費用もかさむのではないかとは思います。
しかし店員がロボットのアテンドをしなければならないという状況は本末転倒。
店にとって座席数は集客数に直結するわけですが、その分、人件費を減らして節約できるわけなので、やはりロボット渋滞を何とかするほうが良いのではないかと思いました。
人の仕事が増えては時給123円では収まらないことになりますので。

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。