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マイナンバー陰謀論者って……

カード自体には大したデータもなく、単なる照会カードでしか無いのに、まだマイナンバー陰謀論でグダグダ言う人がいるんですね。

少し前のものになりますが、マイナンバーの仕組みについて高橋洋一先生が説明されている動画がわかりやすいので、理解できていない人はこの機会にご覧になることをおすすめします。

見ていただくとわかりますが、本当にただの身分証でしかないんですよ。

これをしかるべき関係部署の端末で照会することで、その関係部署に必要な紐づけされたデータが閲覧可能になる……それだけでうす。
医療機関ならその人のカルテが見られるだけ、警察ならその人の免許情報と犯罪歴が照会されるだけ。
税務署なら納税状況がわかるだけ。

何故か陰謀論や疑いを持つ人は、すべての情報に同時にアクセスできると考えるようです。

ではなぜマイナンバーが良いのかという例を医療機関を使って説明します。
A病院で受診していた患者がB病院に転院することを考えた場合、A病院の患者番号で管理されていたカルテをB病院に共有し、B病院は新たに患者番号をつけ直して管理しなければなりません。
その時、番号が別の患者とダブってはいけないのは想像しやすいでしょう。
これが最初からマイナンバーで登録されていれば、番号の付け直しは不要となります。
保険証の場合も、保険組合が変わったら番号は変わりますので、マイナンバーで代用するのは合理的だと思います。

高橋先生もおっしゃっていますが
「反対する人はこうなることで利益を得られなくなる人。つまり今まで不当に利益を得ていた人」
なわけです。
普通の人には何のデメリットもない。
むしろ持ち歩くカードが減って楽になるはずです。

「落としたら大変!」という人も間違いです。
むしろクレジットカードを落としたほうが大変です。
だってマイナンバーカードではお金は借りられないし、買い物も出来ません。
何より顔写真が載っているので、本人でないと直ぐにバレます。
これがクレジットカードなら身分証も不要で買い物が出来ます。
最近はサイン不要になったので昔より簡単に買い物ができますから。

「個人情報」という単語が必要以上に大きく取り扱われ、メディアが不安を煽った結果、ありもしないことに恐怖しているのがマイナンバーカードの不遇でしょう。

ちなみに個人情報が流出した結果、どんなことが起こりますか?
私はYahooとソフトバンクで2回ほど流出リストに入っていたことがあります。
その結果、興味のない商品のダイレクトメールや電話が増えたくらいです。
それも引っ越したり、固定電話をやめてからはありません。
それでも気にするのは、気にするだけのことをしている人なのではないでしょうか?

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。