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道具は使う人の需要次第

twitterでフォローをしている方がちょっと気になる内容の記事を書いていました。

私の考えと逆だったからです。

確かにポメラは文具として開発されました。
その「テキストメモを取る」というコンセプトはとても素晴らしいと思います。
しかし、それはまだスマートフォンが一般的でなかった時代(一応Windows Mobileはあったが)だからこその存在意義があったのだと私は考えています。
しかし時代は移り変わり、スマートフォンが一般的になり文字コードはUTF-8がスタンダードですが、ポメラの文字コードはS-JISというMS-DOS時代のものが使われています。
DM-100、DM-200はUTF-8に対応したものの、その後のDM-30ではまたS-JISに戻ってしまいました。

更に時代はクラウドへと移り、テキストファイルの保存とやりとりがSDカードというのが時代遅れになっています。

ポメラ単体で運用するのであれば、これらはまったく関係ないと思いますが、会議の議事を取ってそれを資料として使おうとすると「パソコンならクラウドで同期できるのに」とポメラの物足りなさが目立つようなってきました。
結果、私はポメラを何台も購入したにも関わらず、現在ではノートパソコンに舞い戻ってしまいました。
その中でも起動が早いChromebookは「どこでもすぐにメモが取れる」「パソコンより駆動時間が長い」というポメラのコンセプトをそのまま踏襲しているわけです。

もちろん、ポメラを否定するわけではありません。
否定するのであれば、DM-5、DM-10、DM-100、DM-200、DM-30と買い集めたりしません。
特に仕事をするつもりはなく、なんとなく喫茶店にでも行こうかな? という時にはDM-30とか持って出ています。

要するに、各自の求める使い方に合わせて、同じ道具でも需要を満たしているか否かということになるわけです。
個人的にはDM-200かDM-30の筐体で、Google Driveと同期するテキスト特化型端末が欲しいですね。

先日、たまたまキングジムのPortabookを手に入れ、これらのことを再認識したので、ちょっと思ったことを書き綴ってみました。

よかったらPortabookの記事もどうぞ。

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。