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あこがれの変形ガジェットを手に入れた

発売当初から注目していたものの、その価格と実際の評価のせいで手が出なかったキングジムの変態ノートPCであるPortabookをついに手に入れました。

本体をはみ出すキーボードが特徴

2015年の発売当初は9万円という価格なうえに、メモリは2GB、ストレージは32GB、液晶は非IPSと本当にぼったくりな低スペックだった。

分割回転格納式キーボード

おかげで2万円台で投げ売りされたこともあるのだが、私が気づいた時にはすでに好事家が買いあさった後でどこでも品切れになっていた。
それから時は流れ、やっと念願のPortabookを手に入れました。
もちろん新品ではなく中古ではありますが。
おかげで送料込みで1万円もしないで手に入れることができました。

またもパスワードロック品だったというのがその安さの秘密。
いつものようにパスワード解除ソフトの入ったUSBから起動するわけだが、このPortabookには癖があり、アプリのOSからだとキーボードとマウスが認識されない。
そこでUSBハブを使い、外付けのトラックボール付きキーボードをつなぐことで解除アプリを操作し無事解除できた。

その後、初期化(リカバリ)を行いアカウント設定を行った。

だがここで問題が発生。
Microsoft Storにどうやってもつながらない。

ストアアプリがエラーで動かない

ネットで情報を調べて対処をとってもダメ。
セットアップで不具合があったかと、改めて初期化してみたがやっぱりダメ。

ネットの情報をもとにいくつか試したけどやっぱりダメ

仕方ないのでストアアプリの導入は断念することになった。
(再度リカバリしたおかげで不調だったSDカードスロットがちゃんと動くようになったので意味はあった)

展開するとキーピッチ19mmの打ち易いキーボードが現れる。
収納時は2分割と、このギミックが面白い。
画面は8インチだが、一昔前のベゼルの大きなパソコンのようだ。

フットプリントが8インチということで、同じ8インチのKindle Fire HD8と重ねてみた。

上下のはみ出し分だけ大きい

同じ黒で見分けづらいが、ちょっとだけPortabookが大きいが似たようなサイズである。

キーボード的には10インチのノートPCと同等だが、畳むと鞄にすっと入るサイズになる。
ただし厚みは3cmを超え、今どきの薄型PCが3台分になる。
イメージとして週刊少年漫画の厚みだから、やっぱり厚いのは否定できない。

Portabookに搭載されている光学式ポインティングデバイスは評判がよくないが、個人的にはそこまで使いにくいとは思わない。
OnemixやFalconと同じような物なので、個人的になれているからかもしれない。

これが光学式ポインティングデバイス

電車の中でPortabookを開くときは、本体をカバンの上に乗せると膝の上でも安定してキーを打つことができる。
キーボードが大きいので膝の上のタイピングでも快適だった。

今のところ追加したアプリは4つだけ。

  1. ・Chromeブラウザ

  2. ・Google Drive Stream

  3. ・Bandizip

  4. ・Mery(テキストエディタ)

基本的にPortabookに求めているのは『Google DriveにつながるPomera』なのでこれで十分かと思う。

Chromeブラウザを入れたのも、多くのサービスがブラウザで代用できるからということがある。
Office関連をGoogle Docsやスプレッドシートで代用するのである。
つまりChromebook的に使うつもり。
Chromebookと違ってアウトライン表示ができるMeryを使うことができるのも良い。
もちろん起動や動作が遅くフットワークが早くないのはあきらめるしかないが。

これがメインストレージが32GBしかないPortabookの使い方ではないだろうか?

DM-5との比較

最後に一番安いDM-5との比較。
Portabookの方がかなり大きいキーボードですね!

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。