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楽天最強プランを実感

楽天最強プラン移行から二週間……
6月になり大都市におけるauのパートナーエリアが復活し擬似的にプラチナバンドを得ることができた楽天モバイルです。
youtubeでは6月になった瞬間に検証動画が上がる始末で、その期待度(肯定派&否定派)が伺えます。
その道のプロによる検証はともかく、一ユーザー目線での実体験を書いてみたいと思います。

まず6月1日からスタートとは言っても「東京は順次」と但書があることに注意です。
なので快適に使えるようになるにはもう少し調整期間が必要となります。

知っての通り楽天はバンド3一本で営業を開始しました。
局所的に5Gはあるものの、基本的には4G LTEでの運用となります。
営業開始当初は人口カバー率を上げるまではauのLTE回線を借りていました。
しかし楽天の努力もありついに自前のアンテナだけで人口カバー率90%以上を達成し、auのパートナーエリアは徐々に縮小していきました。
とはいえ先月、草津温泉に行ってきたときは途中の山道が楽天エリア外ですが、auパートナーエリアでの通信だったので、途切れることなくカーナビを動かすことができました。

しかしパートナーエリア復活と言っても、今の東京では楽天のバンド3以外のエリアを見つけることは難しいです。
一時期はアンテナの建てすぎで干渉とハンズオーバーエラーでピクトは立っているのに繋がらない、ということもあったのですが徐々に調整がされてその不具合もかなり減ってきました。

当初つながらないと言われていた店舗内も、楽天CASAというフェムトセルの設置で対処されています。
最近の私はよほどの小規模店舗以外では普通に使えています。

話がそれているように感じるかもしれませんが、パートナー回線の復活というのはこのハンズオーバー問題がまた復活するということになります。
なにせ今回貸し出されるauプラチナバンド(800Mhz帯バンド18)の方が隅々まで届きやすい電波なのですから。
なので調整が絶対に必要になります。
「せっかく調整が終わっているのに、どうしてまた調整が必要なことを?」と思う人もいると思います。
それは間もなく楽天がプラチナバンドを得られる可能性があるからです。
プラチナバンド獲得前に、擬似的にauのプラチナバンドを借りて調整を済ませておこうという腹積もりではないかと、私は考えます。

さて長くなりましたが、楽天モバイルユーザーである私が、やっとauのパートナー回線がつながる場所を見つけました。
それは「JR北千住駅のホーム」です。
北千住駅は新宿渋谷に比べたら大きくはありませんがそれでもJR、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス、千代田線、日比谷線が乗り入れており、その構造は多層的です。
JRのホームはその中心に位置し、上下左右を鉄筋コンクリートに覆われているため電波が届きにくいのです。
そこでやっとバンド18に切り替わることを確認しました。

バンド18ゲット!

プラチナバンドはLTEに比べて速度は遅いと言われます。
そこで速度測定も行ってみると26.3Mbps。

動画も遅延せずに見られる十分な速度です。
実は私のサブ回線のIIJmioより早いです。

それより都内でバンド18になるところを見つけようとして思ったのは
「Docomoがプラチナに切り替わる場所でも楽天はバンド3をずっと維持してて、どれだけ頑張ってアンテナ設置したんだろう?」ということでした。

ゆりかもめ内で計測

東京湾の上でDocomoがプラチナバンド(バンド19)になっているところでも楽天はLTEのバンド3です。
他に地下鉄内でもバンド3のままなのは凄いです。
どれだけ努力しているんだ、楽天モバイル!?

まだまだ経営的には赤字な楽天モバイルですが、プラチナバンドを得て誰ものが不自由なく使えるようになったら……?
私は今のところ不満はないので、暖かく成り行きを見守りたいと思います。

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。