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こうして私はTitan Pocketを諦めた
クラウドファンディングで精力的にスマートフォンを製造しているメーカーにUniheartzという深センの企業がある。
元はJellyやJelly Proといった超小型スマートフォンを作っていたが最近は路線変更しタフネススマホ路線になっている。
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ATOMは小型ながらもタフネス要素を組み入れ、せっかくの小型軽量が台無しになった。
タフネスが好きな人には刺さるのだろうが、私はそんな限定された状況よりは快適に普段使いがしたい派だ。
しかしタフネス使用と小型端末はどっちつかずであり、続くATOM XLでは巨大化させてきた。
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大きさは使いやすくなったが、増加した重量か半端なく、ジャケットのポケットに入れるとポケットが伸びてみっともない。
次にUnihartzが出したTitanはBlackberry Passportをインスパイアしたという物理キーボード付き端末だ。
Blackberryと言えば物理キーボードスマホとしては有名で、BBOS10搭載の最後の端末がPassportだった。
Passportはサイズの割に極めて薄型軽量で、正方形のディスプレイはOSとの相性が良かった。
さらにそのキーボードの出来には定評がありそれをAndroid OSで再現するという触れ込みだったのだから、いやでも期待は高まった。
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キーボードにFnはなく、液晶を併用するなど非常に考えられている
しかし出来上がったTitanは、タフネススマホではないはずなのに500gを越える重量で、物理キーボードで入力すると腕がすぐに疲れるという難物だった。
500gといえば、ペットボトルの重さだ。軽いダンベルとも言える。
手元に届いて少しで持ち歩かなくなった。
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そのTitanを小型軽量にするというプロジェクトで誕生したのがTitan Pocketだ。
手元に届いてすぐには「ああ、だいぶ軽くなったな」と感じていた。
だがそれは元祖Titanの重さデカさに慣らされていたからにの感想に過ぎなかった。
メインで使っているRedmi 9Tの7割ほどの大きさなのに、重量は若干重いのだ。
結局私はあっという間にTitan Pocketを封印した。
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ずっしり来る重量は変わらず、持っていると疲れる
結局、Blackberryの代替などは無く、それならば逆に思い切り小さなJelly2の方が使い勝手がいい。
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Felica対応と日本で嬉しい
Unihertzの次の端末「TickTock」は背面に円形サブディスプレイのついた「重量級端末(308g)」のようだ。
308gはジュースのロング缶よりも重い。
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どうせならE-inkなどにすればよかったのに……
Unihertzが薄型軽量路線に移行しない限り、私は手を出さないことだろう。
ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。