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ナマハゲと鬼ヶ島

物心ついたらコロナだった娘のポコ、夏のお祭りにいく☀

7月ですが、シーズンオフのなまはげさんがきていました。

鬼が怖かった保育園時代なら号泣案件ですが、2年生は生意気になり、ナマハゲさんの藁を引っ張ろうとしたり、油断も隙もない。

「なかにお仕事の人がはいったいるんでしょ」

とか可愛くないことを言いますが、お仕事ていうよりはボランティアでは。


暑そうなナマハゲさんを心配そうに眺めながら、

「鬼ヶ島にてんきんのお仕事、てこういうこと? 」

とかつぶやいていたので、なんのことかと思ったら、引っ越しちゃったやっくんのパパを連想したもよう。

6才の頃、ポコに、

「やっくん、鬼ヶ島に転勤なんだって。パパのお仕事で」

と聞いて、また適当な事言ってんな、と、

「へー、きょうび、鬼とかめずらしいねー」

なんて受け流していましたが。

ある日、やっくんママに、

「今日、パパが、川原で大学の生徒さんと、ロケットの模型を打ちあげててー」

と言われ、気が付きました。

ポコ、それ、鬼ヶ島やない。種子島や。

ロケットの研究者やないか。

ナマハゲさんの中に入るお仕事ではないと思うぞ。

小学生になり、こんなかわいい勘違いも減ってきてさみしいのだ、あえて鬼ヶ島は訂正しないでおきました。

ナマハゲさんの中のボランティアさんが、ロケットの研究者の可能性もないわけではないし。

7歳は微妙な年齢で、いろんなおとぎ話を疑い始めるのですが、まだその理性が発展途上です。

「ママ、サンタさんが飛んでくるのはいんぼうでしょ。知ってるんだから、車で来てるんでしょ」

とか、中途半端な陰謀説を唱えたり…。

ちなみに、商店街のゆるキャラの中には、近所の奥さんがはいっているとかなんとか。

暑いだろうけど、一生分くらい「かわいい」といわれてモテて楽しいだろうな。

コロナ明けのせいか、麻布十番祭りくらい混んでいました💦

夏休み、はじまったな。

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