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今、生きていることに感謝

早いもので7月で母の7回忌を迎えることになる。

まだ上の子が2歳の時に亡くなっているんだな。
母が亡くなってから新たな家族がもう一人増えたよ。母さん見ているかい?

人は死ぬと肉体がなくなり、魂だけになると言うけど本当なのか?
それともそれはファンタジーで何もなくなってしまうのか?

少なくとも母を想い出す事でボクらの中には母が生きている。
誰も想い出すことがなくなった時、それはもう存在していないことになるのだと思う。

ボクらにしてみれば何処か別の世界に今はいて、ボクらが死んだ時、また会えると思っていた方が楽しいし、やるせない気持ちにならなくてすむ。

そう考えるとボクはいつまた母に会えるのだろう?
今はこの世でやり残してる事が沢山あるから、まだ直ぐには会う事はできないかもしれない。
いや!そんな保証はない。明日はどうなるか分からない。ひょっとして…
生きているのが当たり前じゃない。

もし明日死んだら後悔しまくりだろうな〜。だって今とても幸せで一番楽しい時期だから。

正直30代前半までは死にたいと思うことが多々あった。あの時はどうしてそう思っていたのだろう?
今は間違いなく家族のお陰で生きたいと思っている。
じゃあ、あの時の気持ちはどうしてだろう?
別に不幸でもなかったし、つまらなかったわけでもない。

あの時は人の為になんて生きたことはなかったし
自分中心だった。今みたいに守るものがなかったからね。
ボク自身あまり、守るという表現がクサくて好きじゃないのだが、今はそう言うことだと思う。

あの時は守るものなどないし、今のママと付き合ってはいたけど、まだ結婚してない。
結局、独りで孤独感を勝手に感じていたのかもしれないな。
そこにある幸せに気が付かずにね。

そんなボクに色々与えてくれたママには感謝しなきゃね。
照れ臭くて、素気なくしてしまうけど、本当はありがとうと思っている。
そうだ!なんでそんな簡単なことに気づかなかったんだ!
彼女がボクに全てを与えてくれたんじゃないか!
あぁ〜やっと気づけたよ。
いつも遠回りの人生。

楽しい、幸せだからもっと生きたい。
もっと先を辿れば、自分の両親。ママの両親に感謝。
ボクらを産んでくれてありがとう!
更にその先の先祖達ににも感謝。
両親、祖父母達を産んでくれてありがとう!
今、幸せを感じられるのは、そう言う意味だったんだね。

これからの墓参りは、自分の願い事をするのではなく、感謝を伝えるんだ。
ボクに命のバトンを渡してくれてありがとうございます。
と感謝を捧げよう。

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