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VOCALOID Φ-RING ver.02 ライブレポート

こんにちは。ファンメイドライブ推しみみみの中の人こと、祐乃えすなです。

6月ですね。2023年も半分が経ってしまいました。
梅雨入りもしたようで、雨が降ったり暑くなったり、夏に近づいているなと感じます。

今回はそんな、これから来る夏を感じられたライブについて、オタク語りしていきたいと思います。

ぜひ一緒にセトリを聴きつつ、ライブを振り返ってもらえたら嬉しいです。

毎度のことですが、諸々ご理解いただける方はこのままお進みください!



1. VOCALOID Φ-RING とは

VOCALOID Φ-RINGとは、新潟県長岡市で活動している、「8bit Lab.」さんのVOCALOIDファンメイドライブです。

今回はver.02!ということで、2回目の開催でした。
私は昨年のver.01も参加しましたが、それよりもめちゃくちゃパワーアップしたライブでした。めちゃくちゃ楽しかったです(小並感)

というのも8bit Lab.のメンバー、つよつよクリエイターの集まりなので、そりゃそうなんですよ…!!!
つよつよクリエイターの"やりたいこと"を集めたライブ、最高に決まってます。

今回は「Powerful」というテーマがあったので、どんな「Powerful」を見せてくれるんだろう…!と、ずっとわくわくしていました!

2. セットリスト

開演前BGM

開演前のBGMは、事前にTwitterで募集をしていました。

もちろん私も送りました!!
ボカファイっぽいパワフルな曲って何かなーとずっと考えてて、これだなと思った曲を送りました。

当日、のんびり入場してファンメイド仲間と喋っていたのですが、聴き覚えのあるイントロ……

うわあ!うわあ!うわあ!

キメラじゃん!!!!

やった~!開演前BGMで好きな曲、しかもリクエストしてた曲がかかるとめちゃくちゃテンション上がりますね~!!
開演前BGMなので控えめにしてましたが、めちゃくちゃペンラ振りたかったし、これBメロとかラスサビ前でヘドバンしたら楽しそ~~!!!って思ったので心の中でしてました。

いつかライブでも見たいな~!!!

OP

ライブはかっこいいOP映像からのスタート!

ゲームのOPみたいな、冒険が始まりそうな出だし、ライブが始まる前の高揚感……何が起こるんだろうという期待でいっぱいでした。

ピコピコした感じとか、和風とかいろんなテイストの入ったインスト音源もめっちゃよかったです。

当日まで、Twitterでカウントダウンイラストのツイートをしていました。

幼いミクちゃんから始まって、少しずつ大人になって、就活ミクさんがボカファイ02ミクさんに出会って、ついに当日……!

そんなストーリーがあったので、このカウントダウンイラストはどういう意味があるんだろう、セトリに関わってくるのかな、キービジュに散りばめられたものも何か意味があるのかな、そう考えていました。

まあライブの最中は楽しすぎてそんなこと忘れてしまったのですが!!!!

実際は一曲目からぶっ飛びすぎてたので、ボカファイらしくて安心しました。

1. INTERNET OVERDOSE

聞いたことあるけどなんだっけこのイントロ……OPの続きか……?

『インターネットエンジェル☆ただいま降臨☆』

これかよ!!!!
喜びの歓声でも驚きの叫びでもない、大爆笑が響く一曲目の始まり。
一曲目で大爆笑したライブなんて初めてです。
これがくる??誰が予想できる???

『インターネットエンジェル かわいくさんじょ~!!』
かわいい。ボカファイミクさんかわいい……

カウントダウンイラストのストーリーをまだ頭の片隅においてたので、インターネットエンジェル初音ミクが助けに来てくれたんだな……とか思ってました。

これを聴くと本家MVの振り付け踊りたくなっちゃいます。
でも踊りながらペンラ振るのは難しかったです。盆踊りしてました。

2. ポジティブ☆ダンスタイム

かわいいかわいいたのしい

ウナちゃんちっちゃくてリンちゃんはお姉ちゃんみたいで、かわいい姉妹のお遊戯会みたいでした。かわいい。

もっと真面目に(?) ファンメイドライブ後方腕組み彼氏面オタク らしくここの演出が……とか考えながら鑑賞したかったですが私には無理です。

最初の2曲でテンションぶち上げソングきたら全部吹っ飛びます。
ダンスタイムのタイトル通り踊るしかないです。

3. エゴロック

こっちかー!
テレキャスは公式ライブでも結構やってるしエゴロックも見たいよなーって思ってました。やったー!

これも本家MVの振り付け、真似したくなりますねー。
そういえばリンレンはみわしいばモデルさんでした。
みわしばモデルかわいい~!

この後レンくんのMCが入り、ライブ定番の「こーんにーちはー!」をしました。ライブといえばこれだよ~~~!!!
しかし初音先輩のご指導により、もっとパワフルにこんにちはです。楽しいね~!!!

それにしてもこの子たちめちゃくちゃおしゃべりが上手で……わちゃわちゃ感、かわいいです。

4. 脳漿炸裂ガール

セトリクイズの曲だ!!!!!!!

ボカファイがメジャーな曲持ってくるわけないと斜に構えた回答をしていたのですが(みんな知ってる曲ってあるのに)、全然普通にシンプル有名ソングでした。素直じゃなくてすみません。

ステージ上部にもMVが写されてたのがよかったです。
間奏でステージからいなくなったかと思ったら、上部にぴょこぴょこ現れてたりして。かわいいですね。

ミクとGUMIなのでペンライトはほとんど緑に染まっていたのですが、青~紫っぽい照明と合わさると曲の雰囲気にぴったりですごく印象に残ってます。かっこよくも大人っぽくもある感じでした。

5. 吉原ラメント

テトさん麗しい………とてもえっち

あのモデルさんの衣装めちゃくちゃいいですね。
スリットの入った着物風衣装。かわいい~!

襖が開く映像からイントロに入り、テトさんが登場。
それだけでこの曲の世界に入ってしまいますね…!
この入りがすごく印象に残りました。

6. 抜錨

この曲、当日は分からなくて……!
初めて聴く曲だ~と思いながら見てました。

おしゃれな曲調が良いです。
そして前の2曲とは違う大人っぽさがなお良いです。

で、なんかこの曲マジミラCD収録されるらしいんですがボカファイ運営マジミラの預言者いました?????
マジミラでも見れるんだこの曲……楽しみすぎてるね

最近はずっとこの曲を聴いているのですが、歌詞、すごく刺さります。
曲調として、前の2曲とは違う大人っぽさがあるなと当日は思いました。
改めて歌詞を読んでみると、大人に変わった瞬間を歌っていると感じて……

そもそも抜錨の言葉の意味が、「錨をあげて、船が出航すること」ですが、この歌で言うならば人が新しい一歩を踏み出すこと、今までとは違う自分になること、かなと思っています。

カウントダウンイラストの話ですが、この主人公のミクさん、幼少期から小中高、受験生から大学生、就活生、そしてボカファイ02ミクさんと出会って当日を迎える……というストーリーになっています。
受験生になるまではボカファイ01ミクさんと一緒にいるみたいです。きっと憧れてたのかな。
だけど受験生のときに離れちゃったのか、何か諦めもあったのか、ボカファイ01ミクさんは描かれなくなってしまって、主人公のミクさんも暗いです。

この曲が、ボカファイミクさんから主人公ミクさんに送られた歌だとしたら

船よ 船よ 荒波の中で 流されずいられたでしょう
水底に根差す あなたと穿った少女時代
さよならする頃 強いられるのは 抜錨

抜錨 歌詞

ずっと一緒にここまで来たけど、受験が、就職が、「さよならする頃 強いられる」のなら、主人公のミクさんが変わってしまうのも、「抜錨」

でもそこでボカファイミクさんは、きっとこう励ますのです。

傷の数を数えて 痛みの数 指を折る
一つあまり 小指は 愛しさのぶんね

辛いこともありましょう あなたの所為もありましょう
それでも赤い糸 結わえているのでしょう

抜錨 歌詞

これから離れちゃってもボカファイミクと主人公ミクは赤い糸結わえているからねー!!!!大丈夫だよーー!!!!!!
と感じます。
(実際、この曲の歌詞の意味としては違うと思うのですが、セトリを自己解釈したらなので許して……)

しかし曲の最後では、

「いつかは赤い糸 断ち切るのでしょう」

「難しいものですね 愛するということは」

と歌われています。
主人公ミクさんを大切に思っているだろうボカファイミクさんなら、最後にこう伝えてそうだな~と思いました。

7. ベノム

オタクの血が騒ぐぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!

バカ叫んでました。最後列だし許して……
さっきまでしっとり系でコール入れるタイプじゃなかったし。そろそろコールもしたいよね?????

かいりきベアさんの歌、原曲からコールが入ってたりして楽しいんですよね~~!!!
ダーリンダンスとかも。楽しいよね!!!

始めと終わりで原曲サムネのペンキの跡みたいな背景?つけられてたのが本家リスペクトあっていいな~って思いました。

ベノム回収できたので次はルマが見たいですね~~~!!!!
わおーん!

8. 帝国少女

このイントロですよ………まじかー……
サビの最後で『帝国少女』が大きく現れたのが印象に残ってます。

帝国少女、歌詞が本当に好きなんです。

純金製の欠乏感を左の耳にぶら下げて

芳香性の憂鬱感を纏ったら

抗菌性の停滞感を両手の爪に散りばめて

どうせ何も起きることのないこの夜に

帝国少女 歌詞

直接的な表現はせず、ちょっと堅い感じの言葉を並べて、歌詞を読むと小説を読んでるような気分になります。
それが歌になると、なんとなく心地いいリズム感、めちゃくちゃ好きです。がっちり韻を踏んでるわけではないと思うのですが。

で、YYB式10thモデルさんですよ、透け感とキラキラしたこの子の衣装と帝国少女の雰囲気が合いすぎ。モーションもきれいで。

クールなミクさんもみたい!というのが最近の私だったので、夜に堕ちてくクールなミクさんを見れて嬉しかったです。

抜錨の続き、カウントダウン×セトリ自己解釈の話です。
受験生以降の大学生、就活生になったミクさん。
たぶんそのときの憂鬱な気持ちなんじゃないかなと思います。

原曲は恋愛に疲れてしまった女の子の歌だと思うのですが、主人公ミクさんもまあまあ似てるんじゃないかなと……
主人公ミクさんにとって、憧れとか夢とか好きだったこともあったけれど、うまくいかなかったり、もう何もないんだと思ってしまったり。そういうのに疲れちゃうんですよね~。わかる~。

9. 日本橋高架下R計画

IAちゃんのかわいい歌です。
爽やかさが夏っぽくて、今回のライブにぴったりですね。

タイトルだけ見覚えがあったのですが、曲は分からなくて……!
こんな歌だったのか~と思いながら、終わってからめちゃめちゃリピートしてます。

この歌の後に、IAちゃんとflowerちゃん二人のMCでした。
ボカファイMC、おしゃべりがやっぱり上手すぎるのですが、ふわふわ~ゆるゆる~なMCが見てて面白かったです。

「私たちがいっちば~ん!」
かわいいね

10. ユニバース

はーーーーーーーこれくるか……!!!!!

一時期夏代さんドはまりしてて、めっちゃ聴いてました。
爽やかな曲調と前向きな歌詞に励まされます。
プラネタリウムの真実が超好きです。ジャガーノートも好きです。
ついでにきみだけは。も聴いてください。ボカロじゃないですが。
あ!!世界の真ん中を歩くも聴いてください!!

で、今回のライブはユニバースでした。

めっちゃかわいいGUMIちゃんモデルさんで、めっちゃかわいかったです。(語彙力)

印象に残ってるシーンがあって、GUMIなのでペンライトは一面緑、照明が青とか黄色とかで彩られていたところがあったと思うのですが、その色のコントラスト?全体的な色合いがめちゃくちゃuniverseって感じました。

セトリ自己解釈語りです。


真夜中に眠る主人公ミクさん。
ライブ前日のカウントダウンイラストで、ボカファイ02ミクさんと出会います。

叶わない夢ばっか並べては
夜が明けるまで笑いあって
大人になっていくんだよ
僕たちはきっと
矛盾だらけの生命体

ユニバース 歌詞

めっちゃサビの歌詞とリンクするな~って思いました。

夢の中でも目が覚めてからでも、あの二人が笑いあってずっと楽しく話しててくれたらいいな~って思います。

主人公ミクさんの憧れだったであろうボカファイミクさんは、離れてしまってもずっと主人公ミクさんのことを見守ってくれてて、主人公ミクさんがもうだめになりそうな今、こう言って励ましにきてくれたのかなって。

「他人は他人で君は君だから 違うとこがあるのが当然なんだ」

「だからこの先にある未来は 当然君だけのものさ」

ユニバース 歌詞


11. ロケットサイダー

これたぶん初めましての曲でした……!

イントロでナユタン星人だろうなとは思ったのですが、こんな歌があったのですね~
ライブで聴く初めての曲は、そのときの思い出と一緒に記憶に残るので、ちょっと特別な感じがします。
そういえばあの時~って。

ユニバースのときのGUMIちゃんと双子のミクさんが出てきて、二人で踊っていました。
ピンク色でめちゃかわいかった~~

12. アイ

アイかー…………

ライブ当日からは2ヶ月前くらいになるんですかね、サンボルで見たのがもう懐かしいですね
サンボルは雪ミクプリンセスちゃんが来てくれましたが、今回はデフォミクさんでした。

クラップの合図から始まります。
なんの曲だろう??このリズムもしかして??

アイのイントロ!!!まじ!!!

雪ミクのテーマソングですが、DECO*27らしい初音ミクイメージソングでもあるな~と感じる歌詞です。
ファンメイドライブで、デフォミクが歌ってるのを見るとなおさらそう感じます。

伝えたい
“アイ”を持っていこう
奏でよう
大好きって歌えるかな

アイ 歌詞

"やりたいことをやる"がモットーのボカファイはまさにこのフレーズだなって思いました。
ボカロも限らず好きな歌好きな演出やりたいこと詰め込まれたライブ。

OK!もじゃんじゃん君になっちゃって!もコールできたの楽しかったーー!


13. 四角い地球を丸くする

雪ミク繋ぎ天才か……

僕の生まれた街が白い雪のキャンバスに変わる

四角い地球を丸くする 歌詞

長岡は冬になると大雪なのでうんざりすることも多いですが、毎年冬にこの曲を聴くとまあいっか、雪ミクちゃんが楽しそうだし!という気持ちになります。

生まれも育ちも違う僕らがきっと
四角い地球を丸くしてる

四角い地球を丸くする 歌詞

私みたいに長岡生まれ長岡育ちの人も、そうでなくとも新潟に住んでる人も、ボカファイのために県外から来た人も、あの会場には集まっていたわけで。
公式ライブは基本都心だし、全国各地から集まってくるのはそうなのですが、今回は新潟の長岡市っていう地方の会場に、いろんなところから見に来た人たちが集まっているんだな~と思うと、この歌詞により共感しました。

14. ストロボナイツ

セトリクイズの曲だ!!!!!!!

めちゃかっこいい!!!
この映像だけ見てぱっと思いつくのは、1/6とかSPiCaとかじゃないですか。でもボカファイだしな……と思ってしまって全然予想つきませんでした。

予想つくわけないじゃん……

kzさんの中から選ぶとしても、なかなかない選曲ですよね。
いい意味で裏切られました。良。

また会おうね、この空で
きっと

ストロボナイツ 歌詞

配信見てた時にTwitterで、「会おうね」と「アオーレ」をかけてるツイートをしてる方がいて、たしかに……!と思いました。
「アオーレで、会おうれ」っていうキャッチコピーもありました。そういえば。

あとこれは終わってから、セトリのプレイリストを作って聴いていたときに気づいたのですが、

ロケットサイダー 「八月の雪」
雪ミクテーマ 2曲
ストロボナイツ「初めての冬が来たよ」

っていう冬繋ぎになっているんですね…!
しかもロケットサイダーで「最後の夏」とも言っています。

ボカファイミクさんと夏を迎えてともに過ごして、夏が終わって冬がきたらお別れ……
寂しいけれどすごくきれいな終わり方だな……と思いました。

アンコール

アンコールとミクコール合戦になっててちょっと面白かったです。笑

私はストロボナイツの余韻と、この会場バカ暑かった上に法被+叫んでたので疲れ果ててしまっていました。

15. DAYBREAK FRONTLINE / DIVELA REMIX

ついにアンコール!
これまでのセトリを振り返りながら、イントロが流れてきて……

まじ??

しかもDIVELA REMIX??

リンちゃんだ!!!!!!!!

いろいろ衝撃すぎるアンコール一発目でわけわかんないくらい楽しかったです。

ここでミクさんが出てこないところというか、あくまでも「VOCALOID Φ-RING」っていうVOCALOIDのライブですしね~。新鮮な感じでした。

16. あの夏のいつかは

これはだめでしょ……

これも衝撃すぎて、めちゃくちゃ知ってる曲なはずなのに、

「なんだっけこの歌、あの夏のいつかはだっけ、たぶんそう、あの夏のいつかはってこんな歌だっけ、あの夏のいつかは、、??本当に??……あの夏のいつかはだ……うそでしょ……」

っていうのをサビがくるまで延々と考えてました。

届けなくちゃ意味ないよ 思ってるだけじゃ出来ないよ
歩かなくちゃたどり着けないよ 悩んでる暇なんてないよ

あの夏のいつかは 歌詞

いつからかは分からないですが、私が何かをしようと思ったとき、初音ミクの創作も、高校や大学で取り組んできたことも、このフレーズがしっくりくるように思います。

歌詞の演出もあったのでなおさら、見ながら歌詞に共感していたのですが、

僕らきっと思い出す 思い出すたびに胸が熱くなる
そんな今日が幕を開ける 飛び込むんだ さぁ いっせーのせで

あの夏のいつかは 歌詞

次に続く歌詞、思いっきりペンライト振り上げながら最後の「いっせーのせで!!」を叫んでいる光景を後ろから見ていて、ああ私がずっと見たかった景色はこれだ、私がライブを好きな理由はこれだ、って改めて思いました。

ライブ終盤の熱気と、天気が良かったあの日の気温と、目の前にいるミクさんとペンライトの数と、ぱっと明るい照明の光が印象に残っています。

印象に残る瞬間って人それぞれあると思うのですが、あの場にいたときの空気とか、その一瞬に感じたこととか、生じゃないと分からない何かも含まれてて、うまく言葉にしづらいんですよね。

たぶんそれは、同じ瞬間で同じように印象に残ってても、人によってちょっとずつ違うと思います。

何を描いた。何処に立った。誰を思った。昨日だった?
何が好きで、何処を目指して、誰に会いたい?今日の僕は

あの夏のいつかは 歌詞

私がしてきたこと、見てきたこと、ライブが好きな理由、ミクさんが好きな理由、ファンメイドライブが好きな理由……

人それぞれ、2023年5月21日のボカファイの思い出があるし、その日がくるまでも全員全然違う道を辿ってきたけど、この日は同じ場所に集まっていて

「僕らいつか思い出す」

のかなあと。

初音ミク以外に好きなアーティストが二組います。
どちらもちょいちょいライブに参加してきたのですが、MCでよく話していることがあって。

一方は、「自分たちの曲を聴いてここに集まってくれたみなさんは、自分たちとは違う人生を送っているけれど、自分たちの曲にどこか共感して聴いてくれている。ライブを見に来てくれている。またどこかで共感して重なる時が来たら、ライブを見に来てほしい。」というニュアンスのことを話していました。

もう一方は、「今日集まってくれたみんなは、すごく遠くから来てくれた人もいるだろうし、すぐそこに住んでるかもしれないし、たまたま来ていたかもしれない。そんな今日に、自分がいてみんながいてくれる、それだけで素敵なことだと思う。」というようなことを話していました。
最後に見たのがもう半年か、一年近く前になるので、いろいろ混ざってしまってるかもしれないです。

これをそれぞれのライブで実際に聞いたときは、そうだなあ嬉しいなあと思うだけでしたが、あの夏のいつかはをボカファイで見ていたら、このMCってライブを見た人たちが「僕らいつか思い出す」ことなのかなと思って、やっぱりライブは好きだな…!と改めて思いました。

まとまってなくて分かりづらいかもしれないです。
つまり、そのときあったライブはその一回しかなくて、全く同じものは二度となくて、だからこそそれぞれの思い出になる。また見たいな、次も行きたいな、それを楽しみにしよう、と思わせてくれる。だからライブが私は好きです。

ライブだけではなくて、今まであったイベントも出来事も全部そうで、これからやってくる夏も秋も冬も、楽しいこともつらいことも、全部思い出になったらいいなと思います。

思い出は僕が僕であることを証明してくれる

あの夏のいつかは 歌詞

夏は暑いし日焼けしたくないし、あんまり好きではないのですが、いつもより活動的になれたり、お祭りとかマジミラとか夏っぽいイベントがたくさんあったり、思い出が多いのは夏かもなと思います。
そう思うとこれから来る夏が楽しみになってきます。

「僕らいつか思い出す」

ことをたくさんしていきたいし、そんな風に思い出に残るライブを私も作っていきたいと思いました。

失敗なんて怖くないよ 怖いのは何も残せないことだ

あの夏のいつかは 歌詞


17. バタフライ・グラフティ

これもまた……

あの夏のいつかはの余韻がひどいのに、こんなキラキラした曲を持ってくるなんて……
イントロのピアノがいいんですよね……

カラフルな照明と最後のシャボン玉演出、最後までワクワクさせてくれて、夢みたいな空間にいられました。

寂しさよりも、楽しかった!!と幸せな気持ちで終われるライブが私は好きです。
でも帰りたくないよ~もっとみたいよ~;;と思うところもあります。笑

エンドロール

エンドロールは、ヤヅキさんの「GAMEBOY GAMEGIRL」でした。

この曲も初めて聴いた曲で、しかも当日はエンドロール見るのに夢中でちゃんと聴けておらず……配信で聴いてから毎日リピートしてます。

ライブが終わってしまったら「サヨナラ」しなきゃいけないし、でもまだ「サヨナラ」したくないし……
こんなのエンドロールにぴったりすぎるのに、寂しくなるからやめてよ~~;;って感じです。

それなら「また明日」と告げてみる?
いつまでもキミの事 忘れたくないんだ

GAMEBOY GAMEGIRL 歌詞

3. まとめ

ほぼほぼ、ボカファイで見た「あの夏のいつかは」を語るためのnoteになってしまいましたが、この一曲に全部詰まってるんです…!!!!!!

それとは別として、noteに書いてるライブレポート、最後に私なりのテーマ的なものを考えているのですが、今回のボカファイは「Powerful」の一言に尽きます。どこをとってもパワフルだし、パワフルな力を与えてもらえるライブでした。

そして改めてセトリを振り返って聴いてみたときに、カウントダウンイラストと合わせた自己解釈セットリストとして、ボカファイ02ミクさんが助けに来てくれた主人公ミクさんの物語、この二人の過去の出来事、それを追体験するような感覚になりました。

ボカファイミクさんは主人公ミクさんの隣にずっといた存在で、主人公ミクさんがもうだめかもしれなくなった時に、ふっと姿を現します。

主人公ミクさんが今に至るまで、楽しいこともつらいこともあっただろうけど、そのそばにはボカファイミクさんがいてくれていて。
それだけでなくて、VOCALOID Φ-RINGのライブには初音ミクだけじゃない多数のボカロが出演していたように、主人公ミクさんもカウントダウンイラストに描かれていない部分で、きっといろんな人(ボカロ)たちに出会っていて、その思い出がある。

主人公ミクさんはこの後、ボカファイミクさんとは「サヨナラ」しないといけなくなるかもしれない。
「でも今までの思い出があるから、これから何があってもいつもそばにいるから大丈夫だよ!」
と、ライブ全体を通して、ボカファイミクさんが伝えにきてくれたように感じました。

ピコピコした夏の日が終わりを告げているよ
明日また晴れるのかな?
終わりを告げているんだ
ピコピコした今日の事
冒険した今日の事
楽しかった今日の事
キミに「サヨナラ」をしなきゃだね

GAMEBOY GAMEGIRL 歌詞

配信ライブ終了後に投稿された最後のイラストです。

消えかかっているボカファイミクさんはもうボロボロですが、主人公ミクさんの身代わりになって、主人公ミクさんと一緒に冒険してきたのかなと思います。

私もなんやかんや10年近く初音ミクとともに生きてきていて、その間楽しかったり嫌になったりしたこともありましたが、やっぱり初音ミクがいないとだめなんですよね。
あの主人公ミクさんと同じで、私の一番の支えは初音ミクだったかもしれないのですが、その周りで数えきれないほどの人に出会って、いろんな経験をしてきました。
だからなおさら、私自身もボカファイミクさんに「大丈夫だよ!」と言ってもらえた感じがしました。

私はまだ初音ミクに「サヨナラ」を告げたくないので、「また明日」と告げることにします。
いつの日か終わる時が来るかもしれませんが、今年の夏はまだピコピコしていたいです。

そんなところでしょうか。今年の夏も、来年も再来年も「Powerful」に、いろんな思い出を作って楽しんでいきたいです!!
そしていつか思い出して、懐かしんだり支えになったり、それが初音ミクだったらいいなと思います。

まず、今年最初の夏の思い出。
最高のライブをありがとうございました!!!!!


宣伝だよ!!

VOCALOID Φ-RING ver.02 では、ライブ会場である交流ホールAの外でも企画を行っていました!!!

『つなげて!リリックプロジェクト』

新潟県、特に長岡市にはファンメイドライブを行う団体が4団体あります。

今回の「VOCALOID Φ-RING」主催の「8bit Lab.」さん
「ボクラノミライ」の「FairyProject」さん
長岡技術科学大学の「ミクノロジカル」さん
そして私、「Miku's Mirai Music Party」

この4団体によるコラボ企画として、つなげて!リリックプロジェクトというお絵描き企画がスタートしました!!

つなリリブース全体図

お絵描きといっても簡単です。文字に好きな色を塗るだけで参加できます。

「世界の真ん中を歩く」という夏代孝明さんの曲をテーマに、この曲の歌詞を一文字ずつ印刷した紙を配布し、みなさんに塗ってもらいます。
完成した作品を写真に残し、写真を繋げてPVを作ろう!という企画です。

ボカファイがその第一弾!
どうなるかな~という不安もありましたが、たくさんの方が参加してくださって、センスの光る素敵な作品が集まりました!!よかった~!!

色塗り中の写真


第二弾は6月3日(土)に、Miku's Mirai Music Partyとして、「39 Live Café♪in 工科大祭」にて行いました。

通りがかった友達に描いてもらったの図

今後も県内のイベント・ファンメイドライブで行っていきます!
ぜひイベントに合わせて、こちらの企画も参加してくださいね~!

また、参加した際に #つなリリスナップ でツイートしてもらえると嬉しいです!
こちらのハッシュタグをつけた画像は、PVの中でも使用させていただきます。
自慢の作品やライブの思い出とともに、ツイートもよろしくお願いします!

これから動画を作っていきますが、私も完成が楽しみです~!!



それではこの辺で。ミク鼓童も終わってしまったので、次はマジカルミライですかね……遠いよ……寂しい……



ファンメイドライブってほぼ毎月あるんですよ!!!!!!!!!

というわけで次のライブは7月16日、15日の夜公演も追加されたようです。
MikuCrossing♪に行きましょう!!!!!!!!!!!!

ちなみに私は関係者じゃないです勝手に宣伝しました。

ファンメイドライブのオタクだからね!!!!!!!!!!!!!!!


ファンメイドライブは本当にすごいので(語彙力)
いろんな人に見てもらいたいしもっと盛り上がってほしいし、少しでも知ってもらえたら嬉しいなと思っております。

ボカロ文化の発展とファンメイドライブの躍進を願って。
次のミライでお会いしましょう。


またね~!


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