逃げない

人生初の合同説明会。
びっっくりするくらい疲れた。悪魔が人を効率よく疲弊させることを目的としてイベントを設計したら、だいたい合同説明会が出来上がると思う。

これまでのらりくらりとかわしてきた”義務”とか”責任”とか、そういうものが不自然にラッピングされて目の前に積み上げられている感覚。

思春期の頃は何の疑いもなく自分のことを特別だと思っていたので、「普通のサラリーマンは実はめちゃすごい!」みたいな言説を薄ら笑いで聞いていたけど、どうやらあれはマジだ。普通のサラリーマンはめちゃすごい。

自分に社会不適合者のレッテルを貼り、就活から逃げて、社会人の自分と引き換えに特別な自分を守りたくなる。だけどそれをしたら駄目だ。この機会を逃したら俺は一生大人になれない。特別な自分像なんて幸福への道筋を誤らせるノイズなので、むしろさっさとぶっ壊すべきだ。

うまく社会との折り合いをつけて、楽しい生活をしたい。

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