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中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 3- 〜入山口Artuchからクリカロン湖まで〜


胃もたれと便意

このチャイで、油っぽいオシュとかを食べすぎて登山中猛烈な胃もたれに苦しみながら進む。Co50-100mおきに休みながらなんとかいく。
途中便意をもよおす。いつも通り葉っぱを探すが、触ったとたん痛みが走る。細かい棘が生えていた。周辺に他の種類の植物はない。これでこのまま尻を吹いていたら危うく大惨事になるところであったが、そうこうしているうちに便意は引っ込んだ。胃もたれと戦いながら続けて登っていく。
乾燥地と似つかない豊富な水をたたえる川を横目に見ながらトレイルを進んでいく。途中で羊の放牧とすれ違ったりしながらキャンプ地を目指す。

いざ入山
この辺の草の葉は細かい棘があった
左側には連瀑のようになっている
一番急なところは乗り越した
羊飼い

キャンプ地:クリカロン湖

半日ほどでクリカロン湖とそのまわりを囲む山々が見え始め、なんとかクリカロン湖のキャンプ地に着き、テント泊。湖の向こう側に壁がぶったっていてすごい景色だった。水はあまりきれいではなかった。浄水器で近くの流れている水飲むも日本のような美味しさはない。少し石っぽい感じ?の味だった。湿度がとても低いので温度の割に体感は低く感じる。全体的にもっと緑が多いかと思ったが、やはり中央アジアということで山全体に茶いるが目立つ。周りは4000~5000m級の山々に囲まれており、首を大きく傾げながらその稜線を眺めることとなった。

本日の目的地、左のオレンジのがマイテント
真っ青な空、茶色い大地、もうちょっと緑豊富だと思ってた
壁がすごい、これは日本にはないスケール感

短波ラジオと天の川

胃もたれひどいので夕飯食べず就寝。夕方18時台、19時台は9.715Mhzと11.815MhzのNHKワールドの短波放送を聴いていると、日本のNHKの海外放送が聞こえてきた。乃木坂の早川セイラの番組やっていた。
日本人がほとんどくることのないこの地で日本語の放送を聞けていることが感慨深かった。
夜中は満点の星空。テントの入り口から頭だけ出して天の川を眺めるのが至福の幸せ。

寝る前に短波ラジオ付けてたら、日本語放送が聞こえた。スマホの電波はもちろんない

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