オシャレは、足元から。各靴・各素材別の手入れの仕方
こんにちは。
安髙(あたか)です。
今回も、「靴の手入れ」について書いていきます。
多くの人が履くのはスニーカーですが、実際はビジネスシューズやブーツなども多く履かれています。
そのため、前回は「スニーカーの手入れの仕方」をしっかりと説明しました。
今回は、それ以外の「靴の手入れ」について書いていきたいと思います。
さて、前回でも書きましたが、靴を長持ちさせてくれる優れものとして、
・ブラシ
・除菌スプレー
があります。
これらは、ふだん疲れて手入れができない時にも、ササッと、1分以内で靴を長持ちさせることができる道具なのです。
しかも、ほぼ全ての靴に使用できる点も魅力的です。
では、以下より「各靴・各素材別(スニーカーを除く)の手入れの仕方」です。
今回も有料記事のため、「100円」の価値があると思う人だけ課金願います。
「オシャレは足元から」という言葉があるように、足元をキレイにするだけで人生が好転しやすくなるのは、言われ続けていることです。
最小限の努力で最大の成果を挙げるためにも、こういった知識は、知っておいて損はないことでしょう。
*各靴・各素材別の手入れの仕方
・目次
1.ビジネスシューズの手入れ
2.特殊な素材のビジネスシューズの手入れ
3.ランニングシューズなどの手入れ
4.Timberlandなどの手入れ
5.Dr.martensの手入れ
6.エナメル素材の手入れ
7.一般的な革の素材の手入れ
1.ビジネスシューズの手入れ
ビジネスシューズは多くの営業マンを中心に履かれている靴ですが、学生さんならまだしも、毎日営業の仕事に履いていき、ボロボロになっている、という人も多いはずです。
そのため、手入れをする必要性は分かってはいるものの、そのような時間はなく、底がすり減っては買い直す、という人が多いようです。
もちろん、そうなってしまうために、安いビジネスシューズを買うことになるわけですが・・・
結果的に、あまり良い循環だとはいえません。
そこで、20分ほどの時間があれば、1足がキレイに手入れできる方法を書いていきます。
・靴のヒモを外す
・全体をブラッシングし、ホコリ等を落とす
・レザークリーナーを塗布
・デリケートクリームを塗布(場合によっては、これのみ or デリケートクリームはしない)
・靴クリームを塗布(場合によっては、デリケートクリームのみ)
・ブラッシングで磨き込む(キレイなブラシで)
・仕上げミットで、磨く
・靴にヒモを通す
・除菌スプレーを使用
・防水スプレーを使用(場合によっては、しない)
・シューキーパーを入れて終了(素材によっては、乾燥剤がオススメ)
初めは、少し時間がかかるかもしれませんが、慣れれば自分なりに工夫しながらもできますので、時間は短縮できるはずです。
このような手入れを、週に1・2回行うだけでも、靴の寿命は大きく異なります。
特に、良いビジネスシューズを購入後は、しっかりした手入れを定期的に行うことで、数年〜数十年持つこともあります。
2.特殊な素材のビジネスシューズの手入れ
ビジネスシューズの基本的な素材は、牛革であり、値段も質もピンキリではありますが、手入れの仕方はほとんど同じです。
しかし、時々、加工の仕方が異なるビジネスシューズもありますので、紹介方々、手入れについても書いていきます。
・スエード
スエードも本革ではありますが、一般的な牛革とは違うやり方で手入れをする必要があります。
基本的には、上記の「レザークリーナー〜仕上げミット」の部分が、
(汚れがあれば)スエード用消しゴム→(汚れがひどければ)コロニル・ドレスインプレグニーラー→スエードブラシ→ブラッシング(しなくても良い)
となり、防水スプレーが必須となります。
・ガラスレザー
ガラスレザーは、表面に最初から加工されてある素材となるため、靴クリームが浸透しにくく、防水スプレーもシミができる可能性があります。
そのため、基本的には軽いブラッシングと除菌スプレーがメインですが、どうしてもというのであれば、靴クリームを使用すると良いでしょう。
3.ランニングシューズなどの手入れ
ランニングシューズなどのメッシュ仕様の靴も、他の靴と同じように、まずはブラッシングからスタートです。
その後、一般的に行われるような水洗いや、スニーカークリーナーなどを避け、ソールがゴム製であれば、クリーナーを使用し、そうでなければ、除菌スプレーと防水スプレーを使用し、最後は乾燥剤を入れるだけで良いでしょう。
ランニングシューズの一番のポイントとなるのは、走った際に靴の中で溜まるにおいや菌をできるだけ排除することです。
そのためにも、除菌スプレーと乾燥剤が一番役に立つのです。
4.Timberlandなどの手入れ
Timberlandには、いくつか種類が出ていますが、有名なものといえば、黄色いブーツでしょう。
スエード地なので、基本的には、スエードと同じやり方で手入れを行って良いのですが、道具だけでも良い物を使いたい、というのであれば、Timberlandから出ているものを使う方が良いでしょう。
ただ、茶系の靴(3アイレット)など、履く靴の種類によっては違う手入れのやり方が良い場合もあるので、購入する際などに、店員さんに確認した方が確実です。
黄色いブーツの基本的な手入れは、
靴のヒモを外す→全体をブラッシング→(汚れがあれば)スエード用消しゴム→スエードブラシ→除菌スプレー→防水スプレー→乾燥剤
となります。また、黄色いブーツのモデルもソールの交換が可能なため、ブラッシングと除菌スプレー・防水スプレー・乾燥剤をこまめに行うだけでも、長持ちさせることができます。
5.Dr.martensの手入れ
Dr.martensは、女性にも人気のブーツです。
これは、履いていくと、最終的にヒビがはいってしまいます。
それをいかに遅らせるかが、手入れのポイントになります。
・靴のヒモを外す
・全体をブラッシング(ホコリ等を落とす)
・デリケートクリームを塗布(もしくは、専用クリーム)
・ブラッシングで磨き込む
・仕上げミットで磨く
・靴のヒモを通す
・除菌スプレーを使用
・ブーツ用のシューキーパーを入れておく
塗布するクリームは、デリケートクリームでも構いませんが、専用のクリームがDr.martensから出ているはずなので、そちらを使用しても構いません。
6.エナメル素材の手入れ
エナメル素材の靴は、男性用というより、女性用に多いようです。
それでも、履いている人も多いため、簡単な手入れ方法を書いておきます。
・靴のヒモを外す(ヒモがあれば)
・全体をブラッシング(ホコリ等を落とす)
・エナメルケアを使用
・靴のヒモを通す
・除菌スプレーを使用
・乾燥剤を使用
エナメルは、加工されたものなので、ある程度の防水効果がありますし、防水スプレーをすることで、シミができる可能性があります。
そのため、防水スプレーを使用しない方が良いです。
7.一般的な革素材の手入れ
パラブーツなどの特殊加工が施されている靴ではなく、トリッカーズなどの革靴であれば、基本的に手入れの仕方はビジネスシューズと変わりません。
しかし、靴クリームやクリーナーにも値段がピンキリで用意されているので、高めのものを使うことになるかもしれませんが・・・
個人的には、デリケートクリームは「コロニル」、靴クリームは「サフィールノワール」が今のところ使いやすいと感じています。
いろいろと試してみて、自分に合った道具と、自分に合ったやり方で、自分の靴を磨いていってはいかがでしょうか。
今回は、各靴や素材別に手入れの仕方を書いてみました。
ブラッシングについては、汚れを落とす用途のものと、磨く用途のものの、2本あることが理想です。また、靴クリームについては、液体クリームを買う人も多いですが、必ず、固形クリームをオススメです。クリームの浸透のしやすさや、シミの出来にくさを考慮すると、圧倒的に固形クリームの方が良いです。
*表記について
・ブラシ(ジュエル・ホースヘアブラシ)
・除菌スプレー(HAWKINS)
・防水スプレー(アメダス)
・乾燥剤(ジュエル・ほしものびより)
・デリケートクリーム(コロニル)
・靴クリーム(サフィールノワール)
・レザークリーナー(HAWKINS)
・仕上げミット(ジュエル)
・スエード用消しゴム(モリト)
・スエードブラシ(ジュエル)
・ドレスインプレグニーラー(コロニル)
・エナメルケア
・シューキーパー(MARKEN)
・クリーナー(コロンブス・ニューネオクリーナー/ヴィオラ・ソフトクリーナー)
・スニーカークリーナー(HAWKINS)
今回は、ここまでです。
何か質問などありましたら、
→ Twitter:@y_ataka(安髙 康裕)まで、よろしくお願いします。
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それでは。
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