靴のサイズの合わせ方。

こんにちは。

安髙(あたか)です。


今回は、靴の足への合わせ方について、各靴ごとに書いていきます。
こういったことは、できればお店に行って、店員さんと話して決めたりした方が良いのですが、あまり店員さんとは話したくない、という人もいると思うので、お店に行った際には、参考にされてみてください。


1.ファーストシューズ

まず最初は、ファーストシューズです。
必要のない方は飛ばして構いません。
ちなみに、ファーストシューズとは、人生で「一番最初」に履く靴という意味です。
さて、本題です。
ファーストシューズを履くのは、赤ちゃんであることがほとんどですので、靴の感覚をハッキリと言ってくれません。
赤ちゃんなので、そのときの気分次第で良いか悪いかを言い出すことも多く、本人には判断ができません。
僕の感覚から言えば、小学校低学年までは、自分で靴のサイズを正確に判断できないのではないかと考えています。
では、どうするかですが・・・
・靴を履かせます
・次に、かかとを合わせます
・そして、横幅とつま先を確認します
・最後に、少し歩かせてみます

一番のポイントとなるのは、つま先の確認です。
つま先は、0.5cm〜1cmの空間、成人の指で言えば、親指の第一関節の2〜3分の1が目安です。
理由としては、あまり空間が空きすぎると、転倒しやすくなるからです。
また横幅も、パンパンに詰まっているよりは、0.5cm以下の軽い余裕がある方が良いのですが、まずは、つま先を優先に靴のサイズを合わせましょう。
西松屋チェーン」を含め、多くのブランドがファーストシューズを出していると思いますが、圧倒的にオススメなのは、
ニューバランス
です。
成人用でも履きやすい靴として知られていますが、ファーストシューズとしても、抜群の安定感を誇るのではないでしょうか。
値段は少々高い場合が多いですが、その価値はあると考えています。


2.スニーカー

スニーカーは、履ければ良いと考えている人が大半です。
しかし、サイズがきちんと合わなければ、足だけでなく、靴も傷めてしまいます。
また、ブランドが違うからというだけでなく、同じブランドでもモデルによって、サイズの感覚が異なることも多いので注意が必要です。
そこでここでは、スニーカーのサイズの合わせ方です。
・靴を履く
・次に、かかとを合わせる
・そして、横幅とつま先と甲を確認する
・最後に、少し歩いてみる

ここでもやはり、横幅とつま先の確認が重要なポイントになります。
最近は、NIKEやadidasなど、細身のスニーカーが増えてきています。
そのため、以前よりも横幅に合わせることが大切になっています。
横幅を無視して履き続けていると、足の横が痛くなったり、外反母趾になる可能性もありますし、靴も横の方から悪くなっていきます。
そこで、ファーストシューズとは違い、そんなに転倒することもないと思うので、横幅の空間は、0.5cm〜1cmほど余裕を持ちましょう。
つま先は、横幅に合わせる形で、許容範囲内であれば、2cmくらいでも大丈夫です。
スニーカーでは、履いていても痛くない、圧迫されない、ということがポイントになってきます。


3.ランニングシューズ

ランニングシューズは走ることがメインのため、他の靴よりも気持ち小さめの方が良いかもしれません。しかし、それも結局は、走りやすいかどうかで決まります。
基本的な靴の合わせ方は、
・靴を履く
・次に、かかとを合わせる
・そして、横幅とつま先と甲を確認する
・最後に、少し走ってみる

であり、スニーカーなどと合わせ方は同じなのですが、走る分だけ、ランニングシューズの方が転倒しやすくなるため、より細かく合わせる必要があります。
例えば、スニーカーは細身のモデルでも、ランニングシューズでは幅広のモデルの方が、日本人の足に合っていることは多いのです。
幅広のモデルにするだけで、同じサイズでも足が圧迫されないで済むという利点があります。
また、走るとなると、靴の中で炎症等を起こしやすくなります。
そのため、メッシュ加工にはなっているのですが、横幅やつま先と靴の間に全く余裕がないと、足と靴が擦れやすくなります。
そこで、靴のサイズを走りやすいかどうかだけでなく、上記のようなやり方で合わせる必要が出てくるのです。
しかし、走りやすいかどうかは重要な確認ポイントであるため、つま先の空間が気になって転けそうだ、とか靴の感触が合わない等、機能が良くても使い物にならなければ意味がありません。
個人的にオススメなのは、
ニューバランス」と「アシックス
です。
ランニングシューズに関しては、この二つのブランドが文句無しに信頼できると言えるでしょう。


4.ビジネスシューズ

ビジネスシューズは、ローファーも含め、サイズがきちんと合っていない人を多々見ることがあります。
しかし、他の靴と基本は同じなので、しっかりとした合わせ方を覚えておきましょう。
・靴を履く
・次に、かかとを合わせる
・そして、横幅とつま先と甲を確認する
・最後に、少し歩いてみる

まず、重要なのは、かかとです。
かかとが意外と浮いている人が多いのです。
しかし、それでは歩きにくいでしょうし、かかとを擦って痛めてしまいますし、靴も悪くしてしまいます。
学生のローファーであれば、しょうがないですが、成人以上のビジネスシューズや、ファッションとしてのローファーのかかとが合っていなければ、台無しです。
そのため、まずは何よりもかかとを合わせる必要があります。
かかとを合わせて、ヒモを結んだなら、横幅とつま先と甲の確認をします。
スニーカーなどと違い、革靴の横幅は軽く触れるくらいの方が望ましいです。
そして、つま先は、1cmくらいの空間を保ちましょう。
かかとを合わせて、ヒモを結んだ状態で歩いてみて、何も違和感がなければ問題ないでしょう。
ローファーの場合は、ヒモではなく、甲とかかとでしかサイズの調整ができませんので、まずは、かかとを合わせて、その後に甲で合わせ、歩いてみましょう。

5.ブーツ

ブーツは革靴と同じような合わせ方ですが、素材によって異なります。
ただ基本は、
・靴を履く
・次に、かかとを合わせる
・そして、横幅とつま先と甲を確認する
・最後に、少し歩いてみる

という流れです。
ブーツに関しても、かかとが重要なポイントとなります。
かかとが抜けないための確認、というのも一つの理由ではありますが、特に革の素材で作られているブーツは、経年変化で足に馴染み、革が延びる可能性があるからです。
かかとを合わせてヒモを結ぶことで、ブーツが足に合っているのかどうかが確認できます。
柔らかい革の素材で作られているものは、横幅も触れる程度に合わせて構いませんが、硬い革やナイロン製など、素材によっては、横幅を0,5cmほど空けた方が長い目で見て履きやすくなるはずです。
試し履きの段階で横幅が気になれば、サイズを変えてみても良いでしょうし、何度も歩き直しても良いでしょう。
もしかしたら、一生付き合っていく靴になるのかもしれないのですから。



今回は、ここまでです。

何か質問などありましたら、

Twitter:@y_ataka(安髙 康裕)まで、よろしくお願いします。

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それでは。

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