オシャレは、足元から。スニーカー・各素材別の手入れの仕方
こんにちは。
安髙(あたか)です。
今回は、「靴の手入れ」について書いていきます。
老若男女関わらず、どんな靴を買っても、手入れしない人はしないもので、そういった人は多いです。
また、水洗いしかしていない、という人も多く、実際、どのようなやり方が正しいのか知らない人も意外と多いようです。
もちろん、ネット上には、各素材別に手入れの仕方が書かれていたり、動画で観れるようになっていますが、調べるのにも知識が必要ですし、道具がどれだけ必要で、どのように使うのか分かりづらいことも多いです。
そこで今回、僕がどこまでお伝えできるか分かりませんが、靴の手入れの仕方について、書いてみることにした次第です。
手入れ時に使用する道具については、特殊なものを除き、百貨店の靴売り場だけでなく、東急ハンズやABC-MARTを始めとした大手チェーン店で売られているものを中心にご紹介していきます。
さて、靴の手入れをしていく上で、全ての靴のために、ぜひ持っておいてもらいたいものがあり、それは、
・ホースヘアブラシ(ジュエル・800円ほど)
・除菌スプレー(HAWKINS・1,000円ほど)
の2つです。
ブラシは、ホースヘアブラシよりも固い「白毛ブラシ」でも良いのですが、そこは素材や好みに合わせてお使いください。個人的には、もっぱら、ホースヘアブラシでブラッシングを行っています。
また、僕の場合は原則として、
・靴の水洗いは行いません(キャンバス地は例外)
その理由は、靴が無駄に傷むのを防止するためと、水洗いを行うことで、キレイになった気になるのを防ぐためです。もちろん、最後の手段などの特別な場合は除きます。
そして今回は有料記事のため、この記事に「100円」の価値があると思う人だけ課金願います。
足元をキレイにするだけで人生が好転しやすくなるのは、昔から言われ続けていることです。
最小限の努力で最大の成果を挙げるためにも、知っておいて損はないことでしょう。
では、以下より「スニーカー・各素材別の手入れの仕方」です。
*スニーカー・各素材別の手入れの仕方
・目次
1.コンバースなどのキャンバス地を使用した靴
2.人工皮革や合成皮革の靴
3.ニューバランスなどのスエード地の靴
4.STAN SMITHなどの本革の靴
5.その他の素材の靴
1.コンバースなどのキャンバス地を使用した靴
「ALLSTAR」などの、キャンバス地がメインで、ソールがゴムという作りの靴が当てはまります。
まず、軽いブラッシングを全体に行い、ホコリ等を落としてからスタートします。
そして、水洗いを行う場合は、汚れている箇所のみ、水洗いと歯ブラシなどで(こすることで)の汚れ落としが、基本です。
それ以上の、キャンバス地にあるしつこい汚れは、厳しいと考えた方が良いですが、スニーカー用のスプレー(スニーカークリーナーなど)が売っているので、それらを使ってみるという手もあります。
しかし、コンバースのなかでも特にキャンバス地である、5,000円以下の商品は、ガシガシ履くのが普通であり、それが味にもなるので、キャンバス地についてはあまり気にしなくても良いのかもしれません。
白を履いている時など、どうしてもという場合に、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか。
コンバースの靴も、値段がものすごく高いわけではないので、多くの人は買い直したりしているようです。
また、ソールのゴム部分ですが、こちらに関しては消しゴムで消すことで、頑張れば消えるのですが、手が疲れますし、限界がありますので、手っ取り早く、靴屋で売っているクリーナー(コロンブス・ニューネオクリーナーなど)を使いましょう。布(ジュエル・クロス)などに少し出して使うだけで、ほとんどの汚れが落ちます。ただし、キャンバス地には使えないので、ご注意ください。
そして最後には、除菌スプレーと防水スプレー(アメダス)を使用し、乾燥剤(ほしものびより)を入れれば終了です。
2.人工皮革や合成皮革の靴
これらの素材は、ほとんどのスニーカーに使用され、最近では、革靴にもある程度の割合でこういった靴が増えているようです。ちなみに、「シンセティックレザー」と書いているのも、本革ではなく、この素材です。
メリットとしては、革素材を見慣れていない人だとパッと見で分からない割に、値段が安く、デザインの種類も多いということでしょうか。
しかし、手入れの基本は同じです。
まずは、軽いブラッシングを全体に行います。
次に、ソールがゴムであれば、クリーナーを使用し、キレイにします。
素材の部分に関しては、革に近い素材の場合であれば、クリーナーを使用し、キャンバスに近い場合であれば、スニーカークリーナーを、スエードの素材のようだ、ということであれば、スエード用汚れ落としなどを使ってみましょう。
どれを使用すれば良いか分からない方や、心配な方は、購入した店舗に問い合わせてみたり、近くのお店に相談しましょう。
ただ、なにもできなくても、ブラッシングだけは行いましょう。
そして最後はこちらも、除菌スプレーと防水スプレーを使用し、乾燥剤を入れて終了です。
3.ニューバランスなどのスエード地の靴
スエード素材の靴は、履きこなすとオシャレですし、基本的に値段は高めです。
そのため、最近では、フェイクスエードといったスエードに似せた素材で作られ、値段が抑えられた靴も増えています。
これらの手入れの仕方も、まずは全体の軽いブラッシングからです。
次に、スエードブラシを使い、細かいポイントをブラッシングすることで、汚れを落としていきます。
しかし、スエード素材は、もともと汚れに弱く、完璧な汚れ落としは期待できません。
そのため、購入後はどの靴よりも早く、履く前に防水スプレーを使用して汚れを防ぎましょう。
また、スエードの汚れ対策として様々な汚れ落としが出ています。
そのなかでも使えるなと思ったのは、
「モリト・スエード用汚れ落とし」
「ジュエル・スエードハンドルブラシ」
「コロニル・ドレスインプレグニーラー」
です。使用感は人それぞれだと思いますが、スエードの手入れは「コロニル」で揃えても良いかもしれません。
そして、最後はやはり、除菌スプレーと防水スプレー、乾燥剤でフィニッシュです。
4.STAN SMITHなどの本革の靴
本革の靴は、値段が高いぶん、オシャレでもあり、手入れもしやすい靴なので、コスパの良い靴かもしれません。よく「天然皮革」と書いているので、分かるのではないかと思います。
この手入れについても、もちろん最初は、全体に軽いブラッシングを行います。
その後、ソールがゴム製であれば、クリーナーを使います。
本革の部分の汚れに関しても、基本的には、クリーナーの使用が可能です。
そのため、クリーナーがあるだけで、本革のスニーカーはほとんどキレイになります。
また、もし革の色が落ちてしまったりしても、本革のため、靴クリームを塗り込むことで補色できることの方が多いです。
そして最後に、除菌スプレーと防水スプレー、乾燥剤を入れて、手入れは終了です。
5.その他の素材の靴
その他の素材とは、たとえば、ヘビなどの爬虫類系の革を使用した靴や、特殊加工が施されている靴です。チェーン店ではあまり目にはしないかもしれませんが、特殊加工が施されている靴であれば、たまに置いてある場合があります。
それらに関しても、全体の軽いブラッシングから始め、ソールがゴム製であればクリーナーを使用し、最後に除菌スプレーをした後に、乾燥剤を入れますが・・・
これらの素材の、多くの靴は防水スプレーをしない方が良いことがあります。
その理由は、特殊な革を使っていたり、特殊な加工がされているからですが、それらにはそれら用のお手入れ用品が存在しているはずなので、靴が特殊なら、お手入れ用品も特殊と考えていた方が、手入れ時にミスは起きにくいです。
さて今回は、スニーカーの各素材別について書いてきましたが、手入れの基本は他の靴も大きく変わりません。
もちろん、他の靴についてもまた書いていきます・・・
ちなみに、除菌スプレーや防水スプレーは1本あるだけで、ある程度の期間使うことができますし、ブラシも基本買い換えることがありません。
そのため、かかる費用は主に、靴1足ごとに必要な乾燥剤くらいですが、これは1セット600円にも関わらず、靴自体を長持ちさせてくれる優れものです。
手入れに慣れると、スニーカーなら数分で終えることも可能ですので、ぜひ、できることから始めてみてはいかがでしょうか。
*表記について
・スニーカークリーナー(GTスニーカークリーナー)
・クリーナー(コロンブス・ニューネオクリーナー/ヴィオラ・ソフトクリーナー)
・除菌スプレー(GT除菌スプレー)
・防水スプレー(アメダス)
・乾燥剤(ジュエル・ほしものびより)
・布(ジュエル・フィッシングクロス)
・ブラシ(ジュエル・ホースヘアブラシ)
・白毛ブラシ(ジュエル・白毛ブラシ)
括弧内の商品が正式名称となります。
クリーナーに関しては、ニューネオクリーナーの方が強く、ソフトクリーナーの方が弱いので、心配な方は、ソフトクリーナーの方から試されてはいかがでしょうか。
今回は、ここまでです。
何か質問などありましたら、
→ Twitter:@y_ataka(安髙 康裕)まで、よろしくお願いします。
記事代に関しては、満足された方のみ、お支払いくださいませ。
それでは。
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