桜花賞回顧&皐月賞考察

皐月賞
◎キメラヴェリテ
○ダーリントンホール
△ビターエンダー
▲ブラックホール
☆クリスタルブラック
☆ヴェルトライゼンデ

桜花賞では本命デアリングタクトが桜雨が降りしきる仁川のマイルを驚異の末脚で駆け抜け、粘る二歳女王を斬り捨て、新時代最初の桜の女王となった。

ウオッカの再来

そう呼んでも差し支えはないだろう。
ダイワスカーレットの前に涙を飲んだウオッカはそのあと樫の舞台ではなく日本競馬の頂点日本ダービーへと足をすすめ桜の悔しさを胸に64年ぶりの悲願を果たす。

デアリングタクトはウオッカも勝ち取れなかった桜花のティアラをかかげ、男馬に挑むのだろうか。

どんな選択をしても、私個人としては彼女の挑戦を見届けたい。

皐月賞についてかく
先述の桜花賞回顧でウオッカという名馬をあげたが、皐月賞でも過去の勝ち馬から本年の展開を予想したいと思う。

その馬の名はサニーブライアン

フロックと呼ばれた皐月賞の逃げ切りからダービーに駒を進めると大西の願いが通じてか皐月賞と同じ大外枠を引き当てダービーでも果敢にハナを奪うとまんまと逃げ切った
「これはもうフロックでも何でもない二冠達成!」

歴史は繰り返される、クラシックで最も荒れる可能性が高いのが皐月賞であると当方は考えている。

様々な路線、西と東のトライアルを勝ち上がってきた秘密兵器など初めて顔をあわせるメンバーが大半で力関係などは定かでないケースが多いのが波乱の要因ではないだろうか。

マスコミや紙面ではもっぱらコントレイル、サリオス、サトノフラッグを三強と煽りオッズもそれに準じた形となっているが、だからこそ別の視点から斬り込んではどうだろうか。

土曜日に降った雨で中山の芝は荒れに荒れた、中山GJのオジュウチョウサンですら最後は脚があがり死力を尽くしての勝利であった。

この環境下で高速馬場に良績をあつめるディープインパクト産駒のコントレイル、サトノフラッグは力を発揮できるだろうか?サリオスに至っては皐月賞の相性が極めて悪いハーツクライ産駒である。

思いきって三強を馬券から外す、そういった選択も可能であると考えた。


◎キメラヴェリテ
○ダーリントンホール
△ビターエンダー
▲ブラックホール
☆クリスタルブラック
☆ヴェルトライゼンデ

540キロ越えの大型馬、キメラヴェリテを本命
前走初めての芝を走って五億円ホースアドマイヤビルゴの2着
時計はかなり優秀で芝二回目の慣れも期待
サニーブライアンを彷彿とさせる大波乱の逃げ切りを期待して本命

道悪の共同通信杯をワンツーで駆けた二頭を対抗三番手

父が荒れた芝のラチ沿いを切り裂いてワープしたとも評された皐月賞馬ゴールドシップの息子ブラックホールを四番手

京成杯で出遅れて道中遊びながら走って完勝したクリスタルブラック
血統でヴェルトライデンテを加えた計6頭に印を回し、◎の単勝と6.7.8枠の枠連、3連複で勝負したい

無観客競馬に馴染んできたこの頃だが、やはり勝者を称える拍手と歓声があってこその興行でありスポーツ、競馬であるとしみじみ考えてしまう。

ウイルスで失われた日常が一日も早く戻ることを祈り皐月賞も大荒れ馬券をゲットしてほくそ笑みたいものだ

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