2020年やったことまとめ


2020年!地元から沸かせ!#地元CMフェス

1クールのみの放映なので、すでにサイトなどは削除されています…。
この作品ではプロダクションマネージャーを担当させていただきました。

昨年末の大仕事で、32本のTVCMをそれぞれパロディーするという、多分ここ最近の日本国内では一番タフな内容でした(自分調べ)。
オフラインエディターさんを15人くらい毎日呼んで編集したり、人数多すぎて出前断られて晩飯の炊き出しをやったり、コンテ作成でほぼ毎日徹夜したりなど、自分の実力を試された感があったっすわ。
加えて、作業終了と同時に前職を退職しました。

ちなみにこの作品は、宣伝会議で取り上げられたり、

2020 60th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS メディアクリエイティブ部門でブロンズをいただいたり、

ギャラクシー賞の奨励賞をいただきました。


個人的には朝方まで作業した後に食う、築地・みそ熊の味噌ラーメンが沁みたっす。冬の深夜の味噌ラーメンってなんであんな沁みるんでしょうかね?


DISH// "Sauna Song" Music Video

maxilla / Helixes ってところに移籍しまして、1発目のお仕事は、北村匠海さん率いるバンド「DISH//」のミュージックビデオをプロデュースさせていただきました。
個人的なお話でアレなんですが、自他ともに認めるサウナ好きでして、聖地である湯乃泉草加健康センターさんのご協力/ご厚意のもと、撮影を敢行しました(三国一の幸せ者ですよ俺は)。
撮影後の薬湯とサウナ、究極に整ったなあ………


Budweiser - RE:CONNECT

弊社でキャンペーンのクリエイティブディレクション、ヤブキはプロデュースを担当しました。時期的に新型コロナウイルス感染症が市中に蔓延し始めた頃にローンチして、以降、自粛などによって影響を受けたアーティストたち、ひいては、カルチャーの支援を軸として、新しい日常を紡ぎなおし、「再生」を目指す企画。

一番最初のオンラインイベント「LOST DECADE HOME EDITION」は学生時代から知るイベントであったし、のちに僕が加入することになるチーム「HOMEWORK PROGRAM」とも知り合うきっかけになったのでかなり印象に残っている。
見えないウイルスに右往左往しながらも、各部やアーティストそれぞれが知恵を出し合ってイベントを作ってました。
平日であるのにかなりのview数を記録したり、スパムに攻撃されて配信が落ちたりなど、ハプニングが多数起きつつも、とても充実感のある内容でした。すごく楽しかった。


Tokyo Sessions - Crossfaith x Mes

弊社と、Live Nation Japan、Far East Entertainmentの3者の協業によって、ライブ配信事業「TOKYO SESSIONS」を立ち上げました。
加えて、第1回の配信コンテンツ「Tokyo Sessions - Crossfaith × Mes」のディレクション、ヤブキはプロデュースを担当しています。
↑を見ていただければ分かると思うのですが、30台近いカメラ、めちゃ大きなクレーン、おびただしい量の照明、レーザーなどの機材を持ち込んで、LIQUID ROOMにて今夏撮影をしました。
興行系の照明、スイッチャー、特機、楽器テック、音響のみなさんなど、近いようで遠いスタッフのみなさんとご一緒し、文化の違いに戸惑いつつ、映像的には会心の出来だったかと思います(手前味噌ですが…)。

うちの会社らしい、熱量と技術をぶち込みまくった「Badass」な感じの作品で、久々のライブ体験を視聴者に届けることができました。
自宅にてスピーカーフルテンの爆音で視聴したときの没入感は、いまになっても、ここまでのものはなかなかないんじゃないかと思うくらいです。

各方面からうれしい&ホットすぎる反応をいただいて、恐縮至極でございました。

詳しくは、弊社のボスの記事をご参照ください〜。



yama - 「真っ白」 Music Video(Film Edition / Anime Edition)

謎多きシンガー・yama氏の「真っ白」ミュージックビデオのディレクション、ヤブキはプロデュースを担当させていただきました。

FilmとAnimeの2本立てでありますが、Film Editionでは、ABEMAにて放映された『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~』に登場する8名それぞれの気持ちやつながりを描き、人物やモノを浮遊させる不思議なヴィジュアルを用いることにより、主人公たちの関係性が段々と変わっていくさまを表現しています。

また、Anime Editionでは、しっとりとした楽曲の印象に合わせて、泡沫のように消えてしまう恋のお話を描きました。ともわか氏のキャラクターデザインに加えて、キネティック・タイポグラフィーを用い、切ないけれど美しい映像になるよう演出しています。

なんて言ってみましたが、なによりいい歌っすよね………

書いた記事とPodcast

上記でも触れていた、岩壁音楽祭に関して、主催の上田君にインタビューさせてもらいました。「オープンソース」「岩壁から滲み出る身体性」「幻影旅団」ってキーワードが面白くて、このインタビューがきっかけで、岩壁音楽祭運営slackに参加しています。同世代のメンバーたちが企画をドライブさせていく機動力がすごくてめちゃ影響受けてるっす。

ずっと平岡正明について考えてみたいと思っていたので、会社のオウンドメディア「Helixes.log」にて執筆させていただきました。
平岡の脳内で起きているエディットは、つながると思ってもみなかった事象を越境=クロスオーバーさせている点がおもしろくて、読者に「おもしろい!」と思わせる前に、驚きがあるのが大きな特徴だと思ってるっす。
それは、広告制作だったり、映像制作においても通底する部分があると思うので、ぜひ古本屋にゴーして、平岡節を拝んでいただきたいです。

2020を振り返る

◆仕事
・案件的には他にもたくさんあって、常に5〜10くらいは同時進行してます。待ちとかもありますが。
・いろんなアウトプット(キャンペーン、Webサイト、TVCM、Web CM、CDジャケット、ライブコンテンツ、Youtubeコンテンツなど)に挑戦できた。それぞれ近いようで遠いような内容で、それぞれ違ったお作法があるので、それを経験できたことはよかった。

◆遊び
・コロナウイルスに対して、十分すぎるほど十分に気をつけつつ、初台〜幡ヶ谷あたりをフラフラしてます。新宿も歩いて行けるけど、人混みを避けたい気持ちが強く、電器屋行く以外は行かないようにしている。
・◯々木に引っ越した。庭付きマンションの1F。風呂後の外気浴最高、生えてる木がいいし、植物買いまくってる。
・60型のテレビを買った。めちゃめちゃデカイ。ネトフリ最高、Chrome Castネ申、TVで見れるTVerが皮肉っぽくていい。
・自粛期間に備えるためにSwitchを買った。桃太郎電鉄が最高に面白い。「禍福は糾える縄の如し」って言葉が好きなんだが、その言葉がおもろく思えるくらいキングボンビーがエグい。
岩壁音楽祭の主催クルーとよく会うようになった。みんな面白い。
・タタミギャラクシーは…… もうやんないんじゃないでしょうか…?
・「HOMEWORK PROGRAM」に参加してます。次回作はよ!

◆風呂とサウナ
コロナ禍になって気づいたのは、以前から人混みを避けてきたってことっす。ってなわけで、東京のサウナ/銭湯は混雑してなくて良きところをテーマとしてセレクトしてます。
はやく山形の芭蕉の湯とかいきたいっす……
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・由縁別邸 代田(代田橋)
・汗蒸幕の湯(仙台)
・アクアプレイス旭(浅草)
・湯乃泉草加健康センター(草加)
・芭蕉の湯(山形)
・六龍鉱泉(上野)※閉店してしまって非常に悲しい
・清春湯(中野新橋)
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◆音楽
・一応ベストをセレクトしました。家はチルい感じの音楽か、ハードコアかしか聴かなかったです。
・こないだ岩壁音楽祭のメンバーと話していたんですが、2021年は、グライムとかファストコア、ハイパーポップな感じが来るんじゃないかと。ライブハウス/クラブの営業自粛要請などいろいろ制限が多い中なので、そうした鬱憤を晴らすがごとく「濃い」ものが流行る気がします。
・サブスクでヒット狙っている人たちすげえっすね… この辺りのアナリティクスだったりを個人的にちょっとやってみたっす。今度会ったときにそれは話しましょうって感じっす。

◆記事
何かしら感じたものを列挙します。

年末に仕込んだ作品などが年初早々に出始める予定です…!
はやくみなさんに見せたいっすわ……!

本年もお仕事どしどしお待ちしております。
引き続き宜しくお願い致します。

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