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大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした【読書感想文】
こんにちは、おまきです🌷
10月初旬、メンタルがボロボロだったときに見つけて、最近やっと読めた本を紹介します。
こんなひとにおすすめ!
*自分よりも他人を優先しがちなひと
*一生懸命頑張っているのに、不安になってしまうひと
*つらくても声に出せないひと
*物事をよく考えすぎてしまうひと
*「繊細さん」と呼ばれるような特性のあるひと
*タイトルに『ドキッ』っとしたひと
大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした
韓国のSNS作家さんの本で、「BTSおすすめの作家」として話題になったようです。
著者のクルベウさんは1988年生まれで、わたしとも同世代だったことから親近感もありました。
タイトルを見て『今のわたしだな』と思ったのが読もうと思ったきっかけ。
人間関係に悩んで転職を決めて、彼氏とも別れ話が浮上して。
正直かなりしんどかった(今もまだしんどい)。
情けなかったし、口に出すと涙が出るから、他人だけじゃなく自分に対しても「大丈夫なふり」をしていました(今もしてる)。
一見つらいことなどなさそうに見えて、何だってうまくやり遂げられそうに、大丈夫そうに見えるのに、心は大丈夫ではないことが多い。
心の中っていくらでも隠せますよね。
他人から見て「あのひとは何でもできちゃう」「うらやましいな」って思われるひとも、そのひとの心は傷だらけだったり…。
わたしの場合も「仕事も覚えが早い」「流石だね」って言ってもらえたり、ありがたいことに「憧れです。」って言ってくれるひともいました。
でもそれは、いいところだけ見せているからかもしれません。
昔から不安なこと、情けないところはグッと心に秘めて我慢する癖があります。
『こんなこと言ったらがっかりされそう』『舐められたくない』なんて思ってしまって。
そうやって我慢し続けて、自分のことまでも欺いて、精神を病むまで堪え忍んだよな、なんて思ったり。
ここからは、わたしが温かい気持ちになれた文章をいくつか紹介したいと思います。
実をいうと、昔はたくさんの財産を受け継いだり、特別な才能を持っていたりする人を羨んで生きてきたんだ。
でも、今では憧れの基準がすっかり変わった。
もくもくと誠実に自分との約束を守る人をすごいと思うようになって、彼らに憧れるようになったんだ。
これは結婚に焦る自分に響きました。
素敵な旦那さんがいて、可愛い子どもがいる友だち。
心底うらやましいな~と思う瞬間もあります。
でも、その人の所有しているものじゃなくて、「生き方や考え方、やり遂げたこと」を見るのが大切なんじゃないかなと思いました。
自分自身の価値を高めていこう!って前向きな気持ち!
繊細な人は、自分の言葉と行動をたびたび振り返ってよくない部分を直そうとする。
自分を磨き上げていくために。
だから誰かに失礼な態度を取られるととても気になってしまう。
繊細な人は、自分の言葉と行動に気を遣っているぶん、無神経な人々に心を乱されて人間関係に難しさを感じる。
繊細な人は傷つきやすく、不安を感じることも多い。
(略)
繊細な人にはひとりの時間が必要だ。
その中で呼吸をして自由を感じる。
そして、休息を取り、心を整えて再び正しい方向に進んでいく。
「もっとゆるく考えたらいいのに。」なんて言われたことがあります。
よく考えながら生きているから、他人の行動が気になると適当に流せないことも。
最近のわたしは、考えすぎちゃうときはnoteに思っていることを書いています。
そうすると落ち着くから不思議。
ちがいを感じたときこそ、本当にたくさんの会話が必要なの。
意見が異なることを恐れたり、自分は嫌われているかもしれないと考えたりしてはいけないわ。
それじゃあ会話ができないから。
会話ができなければ深い関係にはなれない。
ある女性が3年にわたる交際にピリオドを打った。
(略)
そして別れてしばらく経ってから悟った事実がある。
1つ目は、世の中には自分と波長の合う人がたしかに存在するということ。
2つ目。たとえ交際期間が長かったとしても、時間をムダにしたと考えるのではなく、お互いを知るために時間を使ったのだと考えればいいということ。
3つ目は、愛情があって別れられないのか、単なる執着なのかをしっかり見極める必要があるということ。
これは彼氏との関係で悩むわたしにドンピシャ。
現状をちゃんと受け止めようと思いました。つらいよ~。
たまに韓国エッセイを読むんですが、「不安定な気持ちを認めてくれて、その感情込みで温かく包み込んでくれるもの」が多いなと感じています。
以前読んだ、この本もそう。
「幸せ」の定義はそのときの自分が決めるもの。
ネガティブな考えを減らして、ポジティブな想像をたくさんしよう。
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