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初めての東北、仙台の旅

こんばんは🌷

今回は年明けに行った「仙台」の記録。
( 最近、noteが現実に全然追いついていない(笑) )

わたしにとって、なんだかずっと遠い存在だった東北地方に、とうとう初めて行くことができました。

今回行ったきっかけは、彼の地元が仙台だったこと。
年末年始に彼が地元へ帰る予定になっていて「よかったらおいでよ~」と言われて、ほいほいと二連休を取りました。

「地元民に案内してもらえるなんてラッキー!」とのんきに構えていた観光旅行が、直前に「彼のお母さんに結婚のご挨拶をする旅」になり、ワタワタしましたがとっても有意義な2日間になりました。



さて、まず飛行機の予約を取るところから大失敗しました(笑)
少し前にピーチの素晴らしさを友だちから聞いており「せっかくだから格安ピーチに乗ろう!」と関空7時台発のピーチを予約。
普段関空へは、近くからリムジンバスに乗って1時間半ほど。

………あれ、そんな早朝にバスないやん。

結論だけ述べると、早朝バスが出ている梅田のカプセルホテルに前泊することになりました。

「重要なことは深夜に決めない」という教訓がうまれました。
(これはこれで楽しかったからいいけど)


そんなことはさておき、8時台に仙台空港へ到着。

「祝☆東北地方上陸!」ってな感じの気分、わくわく。
とってもきれいな空港でした。

9時前に到着したにも関わらず、レンタカーを借りて空港まで迎えに来てくれた彼に感謝感謝で、さっそく「蔵王」に連れて行ってもらうことに。

突然ですが「蔵王」って読めます?
スキーをするひとなら知っているんでしょうか?というか、みんな知ってるものでしょうか?(笑)
これ「ざおう」って読むんですよ、読めませんよね!(圧)

蔵王への道中はこんな感じ。
とってものどかです。
向こうの山には雪が見えました。スキーのシーズンはもう終わったのでしょうか、スキーをしないのでさっぱり分かりませんが。


こんな穏やかな風景なのに、車内でわたしは仕事関連の電話。
この時期は副業に研修に、いろんなことが重なって心がざわざわ。

正直今回の旅行は「そもそも心に余裕がない」&「彼のお母さんに会うのに緊張」で、あんまりハッキリと記憶がありません(笑)


ぼーっとしてたら蔵王に到着。

「ここで朝食でーす!」と言う彼に『飛行機乗る前にパン食べたから、そんなに空いてないんだけどなあ』なんてぼんやり思いながら、酪農センターのレストランへ。

………結果、めっちゃ食べました(笑)

酪農センターということで、おすすめのチーズフォンデュとカルボナーラとチーズパイをいただきました(朝ごはんのボリュームでは絶対にない)

それが、とってもとっても美味しかった~!!!
なによりチーズフォンデュが幸せ!!
たっぷり贅沢に美味しいチーズをつけられて最高でした。


そのあとも隣の酪農センターで、ミルクジェラートとチーズの食べ比べをしました。
お腹も胸もいっぱい。


そのあとは松島へ。
「松島?なんぞや?なにがあるの?」って感じだったんですが、「日本三景」のうちの1つなんですね、知りませんでした。
(今回はわたしの無知さがバレる感じでなんかいや)


兵庫の天橋立、広島の宮島は行ったことがあるので、これでコンプリートです!やっほい!



天気もとっても良くて、海も綺麗で気持ちよかったです。


近くのカフェに入って、窓からの景色を眺めながらのんびり。
この時点で「宮城県いいところ」って感じ。


この辺は海が近いこともあり、練り物が有名なんですね。
その中でも「笹かまぼこ」が有名なようで、手焼き体験をしてきました。


左の状態から、網の上でじっくり焼いていきます。
「わー焼き目ついてきたね!」「お餅みたいに膨れてきたよ!」とわくわく。


焼きたての笹かま美味しかったです!

近くのお寺の手前も散策。

彼はこの景色が好きなんだそう。
奥に松島の綺麗な景色が見えて、確かにとっても素敵だった。


そのあとは仙台駅近くのホテルへ。
言っちゃあ悪いんですが、わたしずっと仙台のことを甘く見てましてですね、あんまり栄えてるイメージなかったんです。
「牛タンが美味しい、東北で一番栄えてる街でしょ」くらいの感じ。

今回行って「舐めてましたすんません」って思いました。
それくらい綺麗で都会でした。

彼曰く「関西で言う神戸三宮」って言ってましたが、本当にそんな感じ。


晩ごはんは念願の「牛タン」!!

牛タンのたたき
なんて美しい牛タン!!


とっても美味しい牛タンを食べながら、ふたりで結婚に必要なお金の話や、結婚式について話をして「めっちゃお金いるやーん」ってなってふたりで半分ヤケ(笑)


「おらおら、二軒目いくぞー!!」ということで、居酒屋へ。

これまた念願の「せり鍋」

わたし、彼と仙台の話をするまで「せり鍋」って知りませんでした。
七草に入ってるセリなんて、味もしないくらいしか入ってないし、とっても気になってたんです!

軽くお出汁でグツグツして食べるんですが、とっても爽やかな風味で美味しい!!
無限に食べられそうな感じ(笑)

そしてこの手前のヨーグルトのお酒が、とんでもなく美味しかった…。

忘れちゃったけど、マグロの炙り的なやつ。
脂がふぁって溶けて、これも最高に美味しかった。

この居酒屋、近くにあったら通う(笑)


そのあとは仙台駅で、すんだシェイク自販機があったので購入。

まあ正直、ちゃんとお店で買ったシェイクのほうが100倍美味しいんだけど、こういう自販機があるってご当地感あって楽しい。

窓から見える仙台駅前が、とっても綺麗でした。



さて朝。
彼が朝マックを買ってきてくれました。
至れり尽くせりで感謝感謝。


この日は午後から彼のお母さんに会うので、身支度にバタバタ。

チェックアウトしたあとは、またごはん(笑)
近くの美味しいお寿司屋さんに連れて行ってくれました!

さすが海の近く、美味しい。
この赤貝、一皿1000円しまして。
そもそも赤貝ってこんな見た目なんだ~!いつものと違うな~!って感じだし、食べたら本当に美味しかった。


さて、そのあとはとうとうご実家へ。
挨拶で何を話したかは、ほとんど覚えていない。
というか緊張しすぎて、ほとんど喋った記憶がない。
というか、わんちゃんにひたすら吠えられてた。(笑)
でも最後ちゃんと「よろしくお願いします」って言えたからきっと大丈夫(笑)

彼のお母さん、雰囲気はとっても良い感じで、気楽にお話できるひとで安心した。


そのあとは、海沿いをドライブ。
彼の実家は比較的海の近く。
東北地方というと、どうしても浮かぶのが東日本大震災。
彼の地元が仙台と聞いてから、なんとなく震災のことは聞いていたけれど、実際に訪れるのは初めて。

一日目の道中も「ここの高速道路から海側は津波で全滅」「このエリアも床上浸水してたんだよ」「通ってた高校もしばらくは使えなかった」「あそこのドームが遺体の安置所になってた」など、震災のときのことを色々教えてくれました。

二日目は震災遺構「仙台市立荒浜小学校」へ連れて行ってくれました。
この小学校は、本当に海のそばに建っていて、津波で二階部分まで浸かったそう。
ほとんどの児童や近隣住民は屋上に逃げて無事だったそうですが、亡くなった方ももちろんいたようです。

関西にいたわたしにとっても、この震災はとてもショッキングでしたし、防災士を勉強する一番のきっかけとなった出来事。
今回もせっかく来たし、現地でしか感じることができないことをたくさん学んで帰ろうと覚悟していたつもりでした。

でも結局、車から降りて、下から校舎を眺め、外の展示を見ただけで涙が溢れて、中に入ることができませんでした。
その展示は1階部分が完全にがれきで埋まっているような写真でした。

学校の2階の高さの津波って、本当に恐ろしい光景だったんだろうな。

そのあと海岸線には、ちらほらとまばらに、松の木が生えているのが見えました。
震災前には海岸沿いにはびっしり生えていたそうです。
「あのときはテレビとかで「津波で流されなかった奇跡の一本松」が話題になってたけど、この辺は奇跡の一本松だらけだよ」っていう彼の言葉が印象的でした。


そのあとは、おしゃれなカフェでお茶して、あまりの寒さにラーメンを食べて空港まで送ってもらいました。


初めての東北、仙台。

美味しいものをたくさん食べて、綺麗な景色もたくさん見て、彼のお母さんとわんちゃんにもご挨拶できて、震災についても知ることができた、とっても有意義な2日間でした。

今年は彼の祖父母がいる福島県にも行く予定です。
あとは妹ちゃんも山形にいるそうなので、山形も行きたいな。
その調子で青森、岩手、秋田も開拓していきたい!
今まで知らなかった世界をどんどん開拓していくぞ〜

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