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車いすでも、車いすじゃなくても、僕は最高にかっこいい。【読書感想文】

おはようございます、おまきです🌷

おはようございます、ってnoteで初めて打ったかもしれない(笑)
本日、朝活成功しております!


今回紹介する本は、本屋さんで偶然目に留まったもので『なんじゃこのかっこいいタイトルは!!!!』と思った本です。
中身を読んでも最高にかっこよかったです。


こんなひとにおすすめ
*励まされたいひと
*ハンデを持っていると感じているひと
*頑張りたいことがあるのになんか頑張れてないひと
*(車椅子)バスケに興味があるひと

車いすでも、車いすじゃなくても、僕は最高にかっこいい。



著者の古澤拓也さんは、車いすバスケットボール男子日本代表選手として、2020年の東京パラリンピックで史上初の銀メダルを獲得した方。

彼は生まれつきの病気のため、小学生のときに車いす生活になったそうです。

彼が自分の病気を受け入れるところから、車いすバスケと出会い日本代表としてプレーするまでが、彼の言葉で綴られています。



タイトルかっこよすぎ問題


ほんとにね、このタイトル考えたひと、天才です(笑)
捉え方によっては「なんかナルシストっぽくね?」なんて思う人もいるかもしれないけど…
読み終わったときには思います、
「車いすでも、車いすじゃなくても、この人最高にかっこいい!!」!(笑)

障がいがあると、やっぱり不便するところはたくさんあるはずだし、同情みたいな「大変だな」「かわいそう」っていう気持ちが出てきがち。
でもこの本を読んで、不思議とそんな気持ちにはなりませんでした。

多分それは、とっても前向きで努力家の古澤さんだからだなと思いました。
超人的なポジティブさで、たくさん努力して突き進んでいく姿が爽快でした。



周りの人も素敵なひとばっかり


古澤さんが障がいをもって生まれたときに、お父さんがお母さんに「生まれてきてから障がいがわかって、きっと良かったんだよ。」と伝えたそうです。
妊娠中に検査をせず、障がいがあることに気づかなかったことで、二人は妊娠期間「早く会いたい。」と幸せな気持ちで過ごせたとのこと。

こんなこと言えるお父さんがまずかっこいい。
こんなお父さんの強さと温かさが、古澤さんを育てたんだなとしみじみしました。


お母さんも、大きくなった古澤さんに「逃げてもいいから挑戦しなさい。」って背中を押してくれたそう。
障がいがあるからって甘やかしてしまいそうだけど、ちゃんと向き合うことを教えてくれるご両親すごい。


また、小学生になって初めて車いすで登校したとき。
「みんなどう思うかな、かっこ悪いな。」と不安いっぱいだった古澤さんに「車いす、かっこいいな!」って声をかけた担任の先生。
素敵すぎる!!!
変に遠慮したり配慮したりした言葉じゃなくて、ただ思ったことを発したこういう言葉の威力はすごいですね。

車いすバスケを始めてからの仲間やコーチも、思いやりに溢れて素敵なひとばかりでした。


きっとこういうひとたちが古澤さんの人格を作り上げてきていて、その人格が素敵なひとを集めてるんだろうな。



前向きになりたいひとは、とりあえず読んでみて!


古澤拓也は確信している。
「置かれた状況によって人生が決まるわけではない」と。

読み終わったあとに、この言葉はとても説得力がありました。
どんな状況でも、誰にでもチャンスは来るし、そのときそれを掴めるように努力するかは自分次第なのかも。

あと、ちゃんと努力しているひとって自己肯定感高い。
わたしも自分を「かっこいい!」って思えるように毎日過ごしていきたいな~


何かに苦戦していたり、後ろ向きな気持ちになっているひとは、読んでみたら勝手に「頑張ろう!」って気持ちになれるかもですよ。

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