見出し画像

伊豆半島を堪能する歩き旅7泊8日〜3日目(2/2)〜

書く内容盛りだくさんで
ダラダラと長く書いてしまった。
まぁPART2ということで始めよう。

修善寺駅前のアウトドアショップ「サンカクスタンド」に立ち寄った3人。


サンカクスタンド

雨に濡れたバックパックを店内に持ち込むのは忍びない。
店主に「外にバックパック置いてもいいですか?」と聞く。
店主は「もちろんどうぞ!どっか行かれてきたんですか?」
と気さくに話しかけてくれる。
続いて僕の膝を見て「膝、どうしたんですか?大丈夫ですか?」
と。旅の2週間前、自転車で派手に転んでキズパワーパッドを貼っていたところだった。

屋根のあるところに置いてくださいと、看板前にも関わらず置かせてもらった。

また続いて店主がT氏を見て「あ、膝…大丈夫ですか?」
T氏「えへへ、これは転んで土がついちゃって、怪我はないです。へへっ。」
2日前に転んでついた土汚れを恥ずかしそうにしている。

優しいなおい、なんて優しいんだこの店主は。

店内を一通り見る。
アパレルが充実していた。おしゃれなアパレルが多い。初めて見たものもあった。
ハンモック、焚き火台、ガス、バックパック、マットなども取り扱っていた。
ライトなハイキングを楽しむ人向けのラインナップのようだ。特色があって面白い。

店主「どこ歩かれてきたんですか?」
今回の旅の計画を話した。伊豆山稜線歩道を通って、バスで戸田に行き、西伊豆歩道で南下していく。西伊豆歩道からは無計画です。と
店主は「うわーいいですね!うわー楽しそう!なんか青春ですね!3人とも目がキラキラしてますよ!うわー伊豆を選んでいただいて嬉しいです。いいなぁ」
と。

何だこの方は、聖人君子なのか

底抜けに優しい対応、なんだかニヤニヤしちゃう。
店内をまた眺めていると良さそうな5本指ソックス。
injinjiの穴空きに悩まされていた僕は補強が入った5本指ソックスに興味津々だ。OLENOというブランドのもの。

僕「injinji履いてるんですけど、すぐ穴空いちゃって…」
店主「あぁ、それは悲しいですね…」

聖人君子か、なんだ悟り2回くらい開いてんのか

地元の常連さんらしき方もいて、地元から愛されている店のようだった。近くに来た際はまたお邪魔させてもらおう。

補強具合も気になるしってことで、OLENOのソックスを購入した。
このあと約100km、OLENOで歩くわけだが、穴空きの気配もなくいい買い物ができた。

その後、駅に戻り駅出口反対側に行くとドラッグストア、スーパー、ダイソーがある。補給するに申し分ない街だ。
駅内にはセブンイレブンもある。
一通り色々揃えて、タクシーに乗って宿ITJ BASEへ向かった。

こちらが宿。ITJ BASE
目の前は雰囲気ある温泉街
カプセルホテルのようになっている。部屋番号の下には天城山の峠名などがついている。
三島の寝具メーカーさんの協力により、寝心地がめちゃくちゃいい寝具になってる。
伊豆にあるブルワリー、Baird Beer が楽しめる。

ITJ BASEはIzu Trail Jouneyというトレイルランニングイベントを運営する団体が設けたゲストハウス。
軽食やコーヒー、地元伊豆のクラフトビールも提供している。
カフェ利用の地元らしき人もいた。
一泊4000円。シャワーは簡素的なものしかないが、ここから徒歩1分内に350円ほどで入浴できる温泉施設があった。
知らずにシャワーを浴びてしまったが、次回はそちらを利用することだろう。
後ほど知ったのだが、こちらではお願いするとトレイルヘッドへの送迎もしているようだ。
自転車を積んでいくこともできる様子。
山を楽しむための地元密着型ゲストハウス といったところだろうか。
まさに"BASE"、拠点として使いやすい宿だった。

この日は、シャワーを浴び、カフェコーナーでビールを一杯楽しみ、3階のフリーコーナーでトレイル雑誌を読みながらコンビニで買ってきた食事を取って寝た。
ぼちぼち疲れている。

修善寺の街、前述したサンカクスタンドとITJ BASEとでトレイルタウンとしても発展していくといいなぁ
と思いつつ、スッと眠りについた。

気持ちのいい朝

5時ごろ目覚めると、快晴の様子。
この後からは雨に悩まされそうな予報もない。
船原峠に戻って、だるま山高原までの残り8kmを歩いたのちに漁師町である戸田にバスで向かう。

朝準備をして、少し離れた喫煙所へ。
すると、朝方会話をした宿のお兄さんが声をかけてくる。
「すみません、お待たせしてたコーヒー、今マシーン立ち上げたんでよかったら!」
覚えててくれたのが嬉しかった。

宿に戻ると宿の方が入れ替わってお姉さんに。
「コーヒーのマシーン準備できたので、よかったら…」
と。
すみません、もうバスの時間が…となり、次回はコーヒーも楽しもうと思った。
どちら行かれるんですか?と声をかけてもらったので、今回の旅の話も少しする。
「わーいいですね!楽しそう!」
自分が立てた計画を楽しそうと言ってもらえるのは素直に嬉しい。

お世話になりましたーと宿を後にして少し歩くと、
先程のお姉さんが宿から出てきて
「すみません!インスタに載せてもいいですか?」と一言。

ありがたいことに我々の写真を宿泊のお客様として紹介してもらった。

バスを使って、トレイルヘッドに戻る。

続きは4日目で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?