原因自分論
ざっくり言うと、原因は自分にあるという考え方。自分原因論、原因自分説。
反対語は原因他人論。他責思考。
難しいポイントは、何でも自分に原因があり、自分を責めろという論ではない。
良いとか悪いとか評価ではなく、全ての原因が自分にあったという考え方。
例えば、自分の立場は上司。自分が選んだリーダーがプロジェクトで失敗した。原因他人論ではそのリーダーが悪い。原因自分論ではそのリーダーを選んだのは自分。
他の例は、自分の立場は社長。取引先が倒産して、報酬を回収できなくなった。原因他人論では赤字負債の取引先が悪い。原因自分論ではその取引先を選んだのは自分。
良いや悪いで考えると例えばDVを受けている奥さんは、自分が悪いから旦那さんに暴力を受けていると考えることになるが、正しい捉え方をするとDVをする旦那さんを選んだのは自分であった。選択したのは自分。
自分に原因があった、自分しか変えれない。変えられるのは自分と未来である。
原因自分論は悪環境のなか、自分を責めたりするものでは無い。
人生とは選択の連続であり、全ての選択をしているのは自分である。
いい意味で他人に期待しなくなる。
根本の原因から見直してみよう。
この選択が違うと気づけたら、別の選択肢を選べる自分に変われる。
・出世の法則 佐藤満氏
・ユニチャーム 2代目・高原豪久社長