高架下的少女

おやすみー
うん
めっちゃ眠い
さっきまで課題やってたし
うん
じゃねー

私はいつまで君に悩まされていればいいの？
わからない
忘れかけた時にいつも君が邪魔する
私、正直君のことが嫌いだった
うーーん嫌い？嫌悪？じゃないな何だろう
見下してた？これも違う気がするけど
君のことを尊敬してたし才能溢れる人だって分かってたから、社会に馴染めていない君の姿を見ると安心した
劣等感ですよ
私がKに抱いていたものと多分一緒
君の文が好きだったけど、多分もう読むこともないね

君が投げ出したもの、私結構頑張って回収しましたよ
責任とか色々
高校生にも色々あるの

いつも斜に構えてて、私は他の人間とは違うって思ってそうな君が好きだった

私の唯一の友達は、君のことは存在しなかったことにしてるらしい
あーこの話題やめようか
君と最後に話したこともこの子のことだったし
苦手だった？
劣等感を抱いた？
ノリが合わなかった？

私は今日もメイクしてる
君にメイクしたの楽しかったよ

課題はほとんど終わってない
頭が君との記録で埋め尽くされて吐きそうになる
あいつが言った責任取れよの言葉の意味が分かるかも

あんたは周りの人間に劣等感を植え付けすぎたんだよ

今何してる？
ふーん
そういえば矯正はどうなったの？
へー
良かったじゃん

私本当におかしくなる
助け欲しい
君に助けて求めても仕方ないし
君が助けてくれたら私は吐く
そんなの君じゃないって思うよきっと
もう重症なんだよ

1:24

目がぐるぐるする

夏目漱石のこころを読んでると苦しくなる
先生に感情移入しすぎて吐きそうになる
殺しても良いですか？

君はどうせ何処かで元気に暮らしてるんだろうなー
なんかムカつくかも

じゃーね、おやすみ

私はいつまでも君をコンテンツとして消費し続けるよ。
これからもよろしくね。