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職場復帰への不安解消のヒント
ご覧いただきありがとうございます。
私は乳がんの手術前から約半年間休職していましたが、体調も安定してきたので職場に復帰いたしました。
復帰する前はウィッグ姿を見られるのが嫌だと思ったり、職場の人に根掘り葉掘り聞かれて傷つくんじゃないかと不安になったりしました。
これを読んでいる方は同じ境遇にいる方が多いと思うので、そういう不安を感じた時の乗り切り方をを私なりに紹介したいと思います。
職場復帰への不安とどう向き合うか
お気に入りのウィッグで出勤する
普段付けているウィッグの中で1軍と2軍がある時は1軍を付けて出勤するのをお勧めします。
私が元々持っていたものはボブスタイル1つだけだったのですが、襟足が洋服で上がってしまうのがずっと気になっていて、復職を期にもう一つ新調しました。
それを付けると気分的に襟足の心配をしなくて済むので、それだけでも気持ちが楽でした。
ウィッグ姿を人に見られる練習をしておく
復職までずっと家にいると、人からウィッグ姿を見られる事に抵抗を感じることもあると思います。
私は子供の保育園の送迎で毎日先生たちと関わりがあったのでそれがいい練習になっていました。もしそういう機会が無い方は、普段の買い物で人に見られているのを意識するだけでも違うと思います。
慣れてくると、気付かれてる(かもしれない)ことにも動じなくなってきますよ。
聞かれて嫌なことは答えない
職場の人も気になって色々と病気について聞いてくるかもしれないから、その時に自分ならどう答えるかを考えて私は出社しました。
そもそもずっと健康な人と私たちは感覚や意識が違うということを前提にして、あれこれ聞いてくる人に対しては検診がいかに大事かという話に持って行くように話しました。
ここでは特に書きませんが、具体的にどんな持って行き方で話したかが気になる人はコメントください。
今のところ答えたくない事をあれこれ聞いてくる人は私の職場にはいませんでしたが、今後もしそういう人が現れたら私は答えないと思いますし、答える必要もないと考えています。
「すみません、そういう話はちょっと💦」
これでいいと思います。
実際のまわりの反応
私の体調を心配してくれる人達が実際は大半でした。
挨拶がてら差入れを持ってメンバー一人ひとりに話に行ってきたんですが、それでも病気のことに触れてこない男性陣も何人かいました。
病気の場所が場所なので、話しにくい感覚があるのかもしれませんね。
別の同僚(男性)は私の体を心配しながらも、実はその同僚の娘さんも小さい時に白血病に罹った事を教えてくれました。
「色々あるけど無理すんなよ」と言ってもらえた一言は嬉しかったです。
最後に
結局のところ自分が心配していたような辛い心情にもならなかったし、根掘り葉掘り興味本位で聞いてくるだけの人にも遭遇しませんでした。
むしろオープンにした事で仕事上フォローしてもらえる機会と人がその分増えたので、私はオープンにして良かったと思っています。
あとは、一度も検診なんて行ったことがないと言っていた同僚たちに少しでも当事者意識が芽生えてくれればいいな。
それでは今日はこの辺で。
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