ホラー&冒険 短編「Escape from Nightmare」

ある日の夢を話そう。
聞きづらい、聞いていて辛いなら立ち去って貰って結構。興味が続くなら、ほら、近寄って。

その夢は墓の出現から始まった。皆さんは、夢とはいえ自分が死に装束を纏っている棺が無数に家の中を飛び回っていたら怖いだろうか。私は非常に怖かった。何よりも現実なら気のせいだと安静にすれば良いのだが夢ではそうはいかない。悪夢を脱出したければ終わらない悪夢が続く。矛盾めいた文章だが事実そうだったのだ、他の表現が思い浮かばない。
"これ"の恐ろしい所を考えて欲しい。勘づいた方はいるだろうか。そう、悪夢の大抵はバッドエンド、あるいは恐怖が最大値に達して初めて現実に帰れるのだ。もうおわかりだろう。そんなのは序章なのだ。
悪夢が始まったのは自室。その時は扉を開け、廊下を移動、階段を降り、再び廊下を移動。ドアを開けて初めて外を確認できる状況であった。いや状況酷すぎ!そして棺の増える増える。様々な悲惨な最後が顔に現れている。
.…

一旦ここまで書きました。また時間や意志があれば続きをば書きたいと思います。

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