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伝えたい思いはあるか

#教養のエチュード賞  に応募したい、と思って下書きをいくつか書いた。アップしようと思って下書きを読み返す。

なんか違うなって思ってしまって、公開することができなかった。

なんだかわからなくなって、そもそも「教養のエチュード」ってなんだろうって考えていたら、この動画を発見した。

「あなたには、伝えたい思いはあるか?」

真っ直ぐに、そう問われた気がした。

私に「伝えたい思い」はあった。

でも、それを読んだひとが、もしかしたら不快になってしまうのではないか

そういう思いが頭を何度もよぎる。

そんな気持ちで書いた下書きを読み返すと、やはり「肝心なこと」は何一つ書けていなかった。

自分で読んでいても、楽しくなかった。

だから、応募することは、やめた。

自分の思いをまっすぐに伝える。簡単なようでとてもむずかしいと思った。

一般的な人の思考回路とはちょっと違う思考回路を持っている。それが私。

それだけが原因ではないだろうが、私の言葉はたくさんの人の誤解を受けてきた。

悪意は微塵もないのに、誤解された。たくさん、たくさん。

誤解を受けて、迷惑だと言われるのが嫌で、丸く丸く表現をしようとする。下書きに出来上がったものは結局、中身が空洞の箱だった。

私が昔読んだ本に、誰からもなんの反論もない出ない主張は、それは「主張」ではない、というような言葉があった

反論され、誤解される。それすら覚悟した上で「表現したい思い」があるかどうか、なのだろう。

とにかく、書いてみようと思って、一言二言でも書き続けていた。

でも、それもなにか違うと思ってやめた。

もしも、次回の開催があるなら、そのときには「私の思いはこれです。」と自信を持って言えるもの、そういうものを書きたいと思う。

エチュードのための練習を、今日からまた積み上げていこうと思う。



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