Xデザイン学校 アドバンスコース #5

9月18日(日)に実施したアドバンスコースについてのふりかえり。
当日にリフレクションを書き始めているだけで大いなる進歩な気がする。

講義テーマ 「UX、EXとSXのデザイン」

  • サービスデザインとEXの分断、矛盾
    👉ホリスティックであるデザインが分けて考えてしまっていることへの警笛

  • 従業員にもMOT(真実の瞬間)があることを忘れないこと

    • MOTを捉えるにあたりカイロス的局面とクロノス的局面があること
      👉ヤン・カールソンの提唱時からMOTがアップデートされていることを知る。
      👉クロノス的局面(予測可能、定量的に掴めるもの)についてはオフボーディングの施策を検討すること、質的なもの(予測不可能、定性的なもの)についてはN=1で対応していく必要があると考えられる。

  • 社員は会社のための働く人と思わない、生活者であり、地域市民であり、地球市民であると考えるべきである

個人研究

8月は「エフェクチュエーションの実践」に関してほぼ進捗がなかったので、noteでアウトプットしたことやセミナーでインプットしたことをシェアした。

先生からのフィードバックにてリサーチアプローチとして「アクションリサーチ」があることを教えていただいた。

アクションリサーチとは、社会が抱えるさまざまな問題のメカニズムを、研究者と個々の問題の当事者が基礎的研究で解明し、得られた知見を社会生活に還元して現状を改善することを目的とした実践的研究である。

https://www.macromill.com/research-words/action-research.html#:~:text=%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E7%A4%BE%E4%BC%9A,%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E7%9A%84%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

対象者や関係性を静的に観察するアプローチではなく、リサーチ対象に対して積極的に働きかける未来志向のリサーチ手法であるように感じた。新規事業開発で活用するのが相性がよさそうな気がする。

探究すると意図せず出会う

「アクションリサーチ」の提唱者がクルト・レヴィンだったことを知る。

「社会心理学の父」と呼ばれ、アイオワ大学の博士課程でレオン・フェスティンガーなどを指導した。リーダーシップスタイル(専制型、民主型、放任型)とその影響の研究、集団での意思決定の研究、場の理論や変革マネジメントの「解凍―変化―再凍結」モデルの考案、「アクション・リサーチ」という研究方式、グループダイナミクスによる訓練方法(特にTグループ)など、その業績は多方面にわたる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

意図せぬところで、なんとなく名前を知っていた知の巨人と邂逅することも学びの面白さなのかもしれない。

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