「進化」してしまったんじゃないか、としか思えない人

もう、半世紀も生きていると、「この人って、進化しちゃった人類なんじゃないか」と思うぐらいに頭のいい人に出会うことがある。もう、同じ人類とは思えない。こちらがようやく「棒を使ってバナナを落として、ゲットした時は2,3本潰れてる」ぐらいとしたら、「いや、はしごっていうものがあるんですよ」って言っているような感じ。

わたしが直にお話したことがあるのは、顔と名前が思い出せるのは2人。だが、「進化しちゃった人に3人会ったことがある」という記憶もあり、あとの一人は誰だろう。。。まあ、思い出せないものは仕方がない。     とにかく、そういう本当に頭のいい人は、頭の悪い人を決してバカにしない。一般人の私が「ケッ、何言ってんだよ」などと思うことを面白そうに「なるほどー」とか言って聞いていたりもする。

思うに、その人からすると、世の中のすべての人は自分より頭が悪いのが日常なので、頭ワルいことを言っても、今更バカにするようなことではないのだろう。

最近、「この人は進化しちゃった人類なんだろうなあ」と思うのは落合陽一さんだ。

いろいろなところの基調講演を拝聴するたけなのだが、落合さんの頭の中では、非常にいろいろな思考が飛び交っていて、口の筋肉が物理的な限界で追いついていないんだろうなあ、と思う。

もう、聞き取るのが精いっぱいで、メモがとれない。自分の頭でかみくだいて理解する前にどんどん話が進む。だから、出張報告が書けない。まあ、それはともかく。

これからも、進化しちゃった人なんだなー、と思う人は増えていくのだろう。進化した人のご厚意に甘えっぱなしでコミュニケーションが成り立つ、というのも申し訳ない。

せめて、棒以外にも何かあるのでは、と考える気持ちだけは忘れないようにしていきたいものだ。

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