便利になっていくからこそ発生する不便もあるという話

私は先月とても久しぶりにデータ容量オーバーし低速通信を経験しました。あれはかなり参りますね。noteを開いても大抵の記事には画像が付いているので、トップ画面が開くまでにもそれなりに時間がかかり、アプリによっては起動する事すら困難でした。

通勤といった場面での時間潰しの手段をすっかり奪われてしまった私はかなり困りましたが、阿部寛さんの公式ホームページとナウル共和国の公式ホームページの存在のおかげでどうにか移動時間を楽しく過ごすことができました。どんなに通信環境の悪い状況でも爆速で開くことができるこれらのページは通信極限状態の最大の娯楽かもしれません。

実際にこれらのホームページを開いて感じた事は「これで十分面白い」という事です。

考えてみれば、通信環境がもっと悪かった時代にもそれなりの楽しみ方があって、自作ホームページやネット掲示板、Flashといったものは通信環境が悪かった時代に存在した娯楽の代表と考えて良いと思います。

いまでこそ通信環境は圧倒的に良くなり、動画サイトにしてもSNSにしてもアプリにしても高画質の画像がついて当たり前になりましたが、それは優れた通信環境があるからこそ成り立つものでそれを失えば、逆に昔よりもネットの中には娯楽が少ないのかもしれません。

王手通信会社でも通信障害がおき、多くの人の生活に支障が出たのは記憶に新しいです。今我々が通信環境を奪われれば、ネットの無かった時代よりも不便な生活を送る事にのではないかと今回の容量オーバーで改めて思い知らされました。

今回は通信容量に配慮し画像など一切ナシで記事を書きながら私の先月の容量オーバー話を書かせていただきました。

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