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無知から始める自作レバーレス その2

無知なオジさんRaspberry Pi Picoを知る!

前回は中華のゼロ遅延ボードを使ってレバーレスらしきものを作るところまででした。
とりあえずの動作は出来るものの左右同時押しがニュートラルにならずに右優先になってしまったりと満足にプレー出来るものではありませんでした。
これはレバーレス用途のコントローラボードでは無かったので仕方ありません。

レバーレス用のコントローラボードの有名所ではBrook Universal Fighting Boardと言うものがあります。

PS4やXBOXなどにも広く対応し便利そうですが非常に高価!
自分はPCで使えればいいのでここまでの物は必要ありません。

そして見つけたのが自分にピッタリのこれ!

Raspberry Pi Pico(ラズベリーパイピコ)です!
小指くらいの大きさのマイコンボードで1枚千円以下で購入できます。
出始めは500円くらいだったそうですがそれでも安い!
汎用のマイコンボードなのでこのままではゲーム基板としては動きませんが
有志の皆さんが開発公開して下さっているGP2040と言うファームウエアをダウンロードしてドラッグ・アンド・ドロップするだけでレバーレス用のゲーム基板として動作します。遅延も業界最速クラスと言う優秀さ!
現在はGP2040-CE v0.6.0が最新版かと思われます。

色々細かい設定なども出来て楽しいですよ。PC、PS3、Switchなどに対応します。ストVについてはPS4のレガシーコントローラモードで使うことが出来ます。

そして仮組みしてみたのがこれ。Picoにファームを入れて対応したピンとボタンをつなぐだけ。OLEDスクリーンもつなぐだけで使えるようになって楽しい!

動作もSOCD準拠の上優先があったりオールニュートラルなど色々と切り替えすることが出来て便利です。
やっと自作レバーレスのスタートラインに立てたような気がしました。

・・・その3に続く

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