NPOの計画

高1くらいのときだろうか。
NPOを作ろうかなぁと考えていた時期があった。
今も若干考えは無くはない。

中1あたりから、著作権をはじめとする権利関係のことや、ネットリテラシー、適正なインターネットビジネスといったテーマに強い関心があった。
当時から強い危機感があったと言っても良い。
加えて、主権者教育といった社会的な課題に対する消費者・市民の向き合い方という点にも関心が強い。

NPOでは、主に消費者教育を中心とした情報を広く一般に提供できれば良いなぁという想いがある。
もっとも、消費者教育の担い手と受け手という役割の分担というよりも、広く一般に消費や社会に対する議論が広がれば良いという想いだ。
一人でも多くの消費者が「消費者としてのセンス」や「価値観」を持つことができれば、消費者被害は抑制されるだろう。
要は、違和感に気づくことができ、被害の防止につながるのだ。
そして、消費者が法令に触れるといった事態も避けられる。

何も被害と加害の防止という観点に留まらない。

誰でも初めてのものには、手こずったり困ったりするものだ。
ここで、センスや価値観があれば、「慣例で言えばこうじゃないか」と手探りにも、分からないことが理解できるという嬉しいことがある。

こうした考えを、ずっと抱く中で、デジタル庁の設置は画期的だった。
前々から考えていたことが実現しそうだと期待が大きい。
行政は情報を出しているのだが、獲りに行くのが大変。
行政は情報を出しているのだが、読み取るのが大変。
これは何とかしたいと考えていた。

これは、私の一生のテーマだと思う。
個人として何ができるのか、所属として何ができるのか、組織を起こして何かできるのか。
いろいろと考えを巡らせつつ、好機を逃さないようにアクティブに行動していきたい。

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