SDGs担当職なるものがあるらしい

デジタル相、一億総活躍担当相、まち・ひと・しごと創生担当相、全世代型社会保障改革担当相、女性活躍担当相、内閣府特命担当相(クールジャパン戦略)など、ある特定の担当を置くことがある。
これは、力を入れるためでもあり、力を入れていることを示すためでもある。

SDGsそれ自体は、とても簡単な概念・考え方だ。
今のニーズも未来のニーズも満たせる(今も未来も満足な)欲張り国際目標である。
今ある課題を解決し、持続可能な社会を実現するために、行動変容が求められている。

他方、専門職扱いともなると仕事の難易度は格段に高いだろう。
もちろん、経営陣も労働者も誰もかれもがSDGsに取り組むことが大前提だ。
ただ、専門とするならば、行動変容の程度は業界や自社サービスの特殊性に根差したものでなければならない。
数値目標含め、何か聞かれたときなどにも的確な指摘と支援が必要となるだろう。

とても、イメージで動けるものではない。

そうとはいえ、広く一般に浸透してほしいので、気軽に担当職を置くというのも手である。
その組織ごとに求められるものは変わってくる。
ただ、組織内の人員で担当を置くのと、担当職として採用して新たに置くのとでは状況が変わってくるだろう。

まずは内部の人員を担当職に充ててはどうか。

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