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「ルールに縛られたくなければor文句があれば、ルールを作る側になれば良い」と言う人もいる。 私たちの代表である国会議員は読めて作れるのだろうか。 「えっ、立法府なんだから読めて作れるでしょ!」 「毎年、何本も作ってるじゃん!」 ごもっとも。 ただ、多くは閣法と呼ばれる内閣が「オケ牧!」と言った法律を審査している。 閣法は、各府省庁が担当する分野の法律の案を書き書きする。 これは行政官(いわゆる官僚)が作成している。 これを大臣らが集まる閣議にかけて、閣議で「オケ牧!」
一般に緊急時は、超法規的措置が採られることがある。 法を無視した高度な措置であるため、法治や民主主義としては難色が示されるだろう。 そもそも超法規的措置があるというのは、当初、想定し得なかった事柄が発生し、これによって緊急避難的な措置が必要だということだ。 「緊急避難的な」というのは、自身が不当な不利益を受けそうになった場合に、急なことで他に取り得る適当な手段が見つからないとき、これから緊急に非難することを意味するといえる。 ただ、これは個人を対象とすることが多く、組織や
まずタイトルを補足したい。 「(議員による)総裁選否定は民主制の否定に等しい」ということだ。 「否定」というのは、文字どおりの意味で使っている。 これに加え、民主制に求められる手続きの軽視や民主制への脅威という意味でも、「否定」と捉えている。 二重基準「病が蔓延し、その解決の糸口も示しづらい中であるのに総裁選とはけしからん」という議員がいる。 少々、現状に沿うように表現の修正はしたが、趣旨としては軌を一にした表現だろう。 たしかに、総裁選の場合、党内での選挙であるから、
緊急事態宣言なるものと、まん延防止等重点措置なるものが、今月末までになったようだ。 一方で、「行動制限の緩和は段階的に」「実証実験をこれから」「営業や酒類提供の時間を少し遅く」といった対応案が出てきた。 感情で言えば、「そのとおり」などとなるだろう。 西村大臣が時短要請に応じない店舗への酒類取引停止や金融機関からの働きかけ要請などを口にしたときも、同じ反応になっただろう。 それは「感染症を封じ込めるためにロックダウンでも何でもして、すぐに陽性数をゼロにしろ」という感情がもと
現在、課題となっている病がある中、最賃が引き上げられることは良いことだろう。 それだけ、現在の経済状況であっても、将来に向けた影響が少ないと判断し、最賃引き上げによる好循環を期待するということだ。 「令和3年度地域別最低賃金額改定の目安に関する公益委員見解」を確認されたい。 全国加重平均も930円と、順調に更新できている。 目指す全国加重平均1000円も、あと4年前後で達成できそうか。 他方、最賃全国一律1500円という意見もある。 加重平均と異なり、いかなる場所であって