減塩台湾攻略②2023.12/27前半
早起きは老化の証
加齢が進むにつれ、夜は早寝朝は早起きが習慣になる。
5時過ぎには目ざめ、身支度と荷造りをして6時には嘉義駅に向かい今日の夕刻台北に向かうための普悠瑪号(プユマごう)のチケットを購入。
(昨日の駅の写真はその時に撮ったもの)
今日はまず嘉義監獄に行くのだそうで、バス停を確認しつつ近くのスタバに関羽マグカップがないか探しに行く事にする。その途中に美味しそうなサンドイッチ屋台や大きな廟の門前にずらりと並ぶ市場に通りかかった。海外の市場大好き夫婦なので、ちょっと興奮気味に写真を撮りまくる。
我々の興奮ぶりが伝わっただろうか……市場がある町はいい町だ……今までに歩いた中でもかなりレベルの高い市場だった……そして美味しそうな朝ごはんも入手できた。
湯葉の野菜巻、ピーナツおこわ、かりかりチャーシュー。どれも味つけは薄味で、美味しい。早起きして結構歩いてお腹も減ったので、朝からがっつり平らげた。
チェックアウトをしてフロントに荷物を預け、今日の観光へ。
台湾のバリアフリー事情
生業が介護福祉なので、海外の福祉事情、介護事情にはそこそこ興味がある。台湾の介護職も相当外国人職員を頼りにしている、というのはニュースを見て知っていた。
嘉義監獄に向かうバスがミニバスなのに、車いす用スペースがあって感心したけど、乗り口はステップなのでどうするのかは謎である。
運転手さんがよっこいしょって持ち上げるのか、見えないところにスロープ板があるのか。ちなみに、大きいバスには盲導犬用のスペースがあった。
昨日の文化路夜市にも車いすに乗った高齢者が家族もしくはヘルパーと夕飯を食べに来ていたし、ホテルまでの帰り道でも、車いすのお年寄りが道端で友人らしい高齢者と茶飲み話をしていた。
今朝の市場からの帰りには外国人ヘルパーが高齢者の歩行介助をして歩いていた。気になるから目に付くのか、台湾の高齢化率が高いのか。香港ほど街中に老人ホームが目立たないのは、まだ家族介護がメインなのか。疑問は尽きないのであった。
♪プリプリーズン嘉義のプリズーン♪
(監獄学園のOPのメロディで読んでください)
嘉義監獄は現在は収監施設としては機能しておらず、正確には嘉義旧監獄(獄政博物館)なのだそう。
オープンまでまだ間があったので、入り口の看板を眺めていると昨日まで臨時休館で、今日は一部を除いた部分開放らしい。案内係のおじさんが「日本人か?!」と確認したうえで華語で説明してくれる。(何故確認したんだろう…)
昨日も一昨日も来たけどお休みで、今日が三度目の正直、と話す日本人父娘がやってくる。娘さん、まだ小学校中学年くらいだけど監獄、楽しいかい??お父さんは華語ペラペラで先ほどのおじさんと話している。欧米人客もぽつぽつと現れて、9:30オープン。
嘉義監獄については上記サイトの説明が分かりやすかった。
このサイト、観光ではなく学習と言う視点で様々な場所を紹介していて、私の関心に非常にマッチする。次の訪台で行く場所を決めるのに役立ちそう(また行くんかい)。
見学可能エリアはそこまで広くなく、サクっと見学できる。刑務所作業製品を販売する店舗もあった。
監獄周辺には職員の官舎だった木造家屋群も残っていた。廃墟同然のものを今リノベーションしている最中らしい。
中は覗かなかったけど、イベントを行ったりもしてるらしい。
次に目指す嘉義公園まで歩く間に、健康遊具を配置する小さい公園に立ち寄った。
外国人ヘルパーさんが車いすに乗った高齢者を連れて散歩している様子を見かけた。施設入所者なのか、在宅高齢者をヘルパーさんが時間を合わせて連れてきているのか。やはり台湾の介護も外国人労働者頼みなのだろうか。
途中、ホームセンターとスーパーマーケットを見つけて徘徊する。海外旅行に来てホムセンとスーパーを巡る楽しさを共有できるパートナーで本当によかった。関心のない人は全く関心がないらしいので、そういう人とは一緒に旅ができないと思う。
嘉義公園も写真が山盛りなので後半に続く。
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