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ただの日記12
昔から遠い場所に憧れがあった
自分がいる場所から遠い場所。
自分のことをだれもしらない場所。
だから、高校も高卒で就職した会社も
大阪の地元から電車で一時間くらいかかる場所を選んだ
ずっと、家にいることがしんどくて
地元の人もあまり好きじゃなかった。
中学生のころは世界が狭くて
どこかに行きたくても行けなくて
逃げた先は物語の世界だった。
物語の世界は、夢がつまっていて
自分を未知の世界へ連れてってくれた。
それが高校生になりバイトもできるようになり
小さい世界が少し広がった。
就職して憧れの場所で就職できたけど、
うまくいかず半年で辞めて
また世界が狭くなった。
しんどくてしんどくて
逃げ出すように大阪から北海道に行った。
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そこで心から自然触れて、
自分で生活をすることを学んで
いろんなルーツの人に出会って
あぁ、まだまだ知らないことばかりだなあと
実感した。
そこから、いろいろへて
淡路島に行き神戸に行き
パートナーと別れて大阪に帰ってきた。
帰ってきたものの
もう次の場所を探している。
なんだか一ヶ所に根付いてしまったら
今、自分が見ている世界だけで
終わってしまうという恐怖がある。
まだこんな小さな世界で終わりたくない。
少しでもいろんな世界を自分の体とか心で感じたい。
それは、狭い世界で苦しくてしんどくて
逃げるように飛び出した場所が
自分の世界を広げてくれたから。
世界へ飛び足すために
今はここでできることをしよう。
おわり
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