各サイズごとの対策方法


■vsGサイズパーティ(全般)

・みがわり

S4体パーティとは異なり小回りがきかず、各みがわり要員の全てに対応する対策をGサイズパーティ側が仕込むのが難しいことから、Gサイズパーティ全般に対してみがわりは有効な対策手段
とはいえお供のSサイズのいてつくはどうには注意が必要。
※みがわり対策に関してはこちらをご覧ください

・高いHP+しごくの踊り

踊り封じ耐性が低いGサイズに対してのみ有効な手段。
特に後述の呪文系Gサイズはブオーンや呪文習得スキルを積む関係上、踊り封じ耐性を無効まで上げきれない(詳しくはこちら)ため、そういったパーティに対する勝ち筋のひとつになる。




■vsGサイズ 超隼斬り系

・つねにアタックカンタ+ギュメイ将軍orおにこんぼう

つねにアタックカンタ1体だけでは対策として弱い。
亡者の執念+ギャンブルカウンターを持つモンスターと組み合わせることで、亡者の執念が発動すると相手のGサイズは通常攻撃をしてきてくれるので、アタックカンタの反射+ギャンブルカウンターで比較的安定して対策できる。


・ジゴフラッシュ

Gサイズの横のみがわり要員をどうにか処理して、確定マヌーサ効果が付与されるジゴフラッシュをGサイズに当てることさえできれば、ほぼ無効化できる。
ただし呪文を使えなくなる黒霧つねにマホカンタ持ちに対しては効果なし。


・赤霧

斬撃を使用出来なくなるため、超隼斬りを封じることができる。
ただし超隼斬りを使われなくてもただの通常攻撃も意外と痛いので、出来ればジゴフラッシュとセットで使いたい。
霧を取られてしまわれないように注意が必要。


・相殺する

超隼斬り要員をこちらも用意すれば相殺により対策可能。
ただしシャムダなどのつねにアタックカンタ持ちには通用しない。(味方モンスターが超隼斬りを使わないため)
また3回行動持ちの相殺には超隼斬り要員が複数体必要になる。
さらに異常耐性が低いモンスターの超隼斬りが相手のみがわりメカバーンにいくとビリビリボディでマヒさせられたりするので注意。



■vsGサイズ 冥界の霧+呪文系

・霧+ゼロのしょうげき

霧を取り返しつつそのまま呪文を打つためにGサイズ自体が手動で冥界の霧→呪文という動きをしてくるため、それをゼロのしょうげきでカウンターする。
他の霧でも可能だが、出来れば呪文を使えなくする黒霧とセットで使うのがベスト。


・みがわりメカバーン

呪文対策といえばやはりこのモンスター。
さらにGサイズパーティからは弱点となる状態異常もあまり飛んでこないので非常に対策として堅い。
ただし相手の全体体技には注意が必要。
※メカバーンの単体解説記事はこちら


・メタル系みがわり+つねにマホカンタ

Sサイズのつねにマホカンタ1体だけだと、全体体技で押されたり、横のモンスターが単体呪文で倒されてしまったりする。
しかしメタル系みがわりとつねにマホカンタを一緒に編成することにより、こちらのみがわりに対して(AIの仕様上で)ジゴフラッシュではなく通常攻撃を高確率で選択してくれる。
ただし普通にジゴフラッシュを使ってくることもあるのでそこは注意。


・つねにマホカンタ持ちのGサイズ

相手のじごくの踊りにさえ気をつけていれば呪文系はほぼ完封出来る。
踊り封じ耐性を無効まで上げておくとさらに完璧。


・素早さが高い+踊り封じ耐性無効のGサイズ超隼斬り系

呪文適性のある賢さの高いGサイズは軒並み素早さが低いモンスターが多く、また身代わり役がいないことが多いため、ジゴフラッシュを当てられる前に、超隼斬り+αで押し切れるてしまうことが多い。
さらに踊り封じ耐性無効であれば相手からのじごくの踊りのカウンターも怖くない。
ただし中にはスライダークロボのように素早さが高いモンスターもいるため注意。
欲を言えばジゴフラッシュを当てられた際の貴重なダメージ源となるじごくの踊りと、ジゴフラッシュ対策となるメカバーンを身代わり役には採用しておきたい。



■vsS4体パーティ(全般)

・状態異常をいれる

一口にS4体パーティといってもGサイズと違い多種多様なパーティが存在する。
しかしリバースパーティを除いて眠り、麻痺、マインドの全てを通さないパーティを作るのは不可能である。
そのため、状態異常を撒くのがS4体パーティに対しては最も汎用性が高い対策方法
ただし、逆にGサイズに対しては状態異常が入らず一貫しないため、Gサイズ対策との両立が非常に難しいというのがネック。


・ステルスアタック

みがわりを貫通し、さらにアタックカンタにも有効で、さらに全体に最大で999ダメージを与えることができる一貫性が非常に高い特技。
特にGサイズに比べてHPが低いSサイズには致命傷を与えられる。
ただし強い特技ゆえに相手パーティにもステルスアタックが組み込まれている可能性が高いため、相殺されやすいのがネック。
状態異常と組み合わせて上手くステルスアタックを通していこう
また当然ながら白霧下では撃てないので、超隼斬りや何かしらの霧と併用して使いたい。




■vsS4体リバースパーティ(テンプレ型※1)

・いきなり◯霧を複数体

そのターンの行動順はターン開始時点での行動順になるため、いきなり◯霧がいないと1ターン目は確実にリバース下の行動順になってしまう。
対策のためにはいきなり◯霧が必須
ただし、それを踏まえリバースパーティ側もいきなりリバースを2体編成しているため、こちらもいきなり◯霧を複数体編成しておきたい。


・せんれつなめ

こちらの超隼斬りのターゲットをとって、遂行速度を遅くしてくるダーククラブが意外と厄介。
処理に手間取っているとリバースパーティ側のテンポに持ち込まれる。
ただしこの類のリバースパーティのダーククラブは、パーティ全体として超甘い息を相手に使われない耐性にするために眠り耐性を上げており、代わりにマインド耐性が低い
そのためにせんれつなめがあると簡単に処理できる。


・ステルスアタック要員+眠り無効のヒーラー要員

2体のアタッカー(プオーンやマンイーター)が使ってくるステルスアタックの内、1体でも相殺してしまえれば火力自体は大したことがなく(2ターンごとにステルスアタック1回の全体999ダメージ+@を受けるだけ)、味方にヒーラーさえいれば十分リカバリーできる。
超甘い息を考慮しヒーラーの眠り耐性は無効にしておきたい。


・Gサイズパーティ全般

リバースパーティ側にみがわり要員や、つねにアタックカンタ、つねにマホカンタは基本的には不在で、かつパーティ全体の火力自体も高くないため、Gサイズパーティで比較的安定して勝てる。
ただし、たまに見かけるみがわり入りの亜種型や、おにこんぼうの亡者の執念+じごくの踊りフーセンドラゴンの特攻→じごくの踊り等には要注意。(Gサイズの踊り封じ耐性はできれば無効まで上げておく)


※1 ダーククラブ、コトブキーノ、アタッカー2体(プオーン、マンイーターetc.)系のリバースパーティのこと。
広まった経緯は謎(某氏の動画?)だが、とにかくよく見る並び。
特徴は個々の状態異常耐性を上げることにより、超甘い息ややけつく息などの状態異常を相手から使用されないパーティ耐性になっていること。
アタッカー2体は主にステルスアタックを使用し、ダーククラブやコトブキーノはジゴフラッシュや全体体技等を使用してくる。


まとめ

1つのパーティでGサイズパーティとS4パーティ(+リバースパーティ)の対策を両立するのが難しいというのが、テリワンSPの対戦の奥深さでもあり、パーティを考える楽しさでもある。
さらにAI対戦しかないことからも、前回記事にしたみがわり対策など諸々の対策を入れながらも、どんな状況でも広く一貫する技構成にすることが大事。
ちなみにMサイズパーティは弱いため割愛しています。

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