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ワンパンマンについて個人的に深いことを考える

原作者はONE先生。
2009年に自身のホームページで連載している漫画家。

また2012年からは小学館の「裏サンデー」において『モブサイコ100』の連載を開始。この『モブサイコ100』が商業誌での初めての連載となる。

リメイクとして活躍している村田雄介先生は、『アイシールド21』の作画担当であることでも知られる漫画家です。

その画力は有名で、日本の中でもトップクラスの天才漫画家です。

『ワンパンマン』リメイク版は、村田先生からONE先生へ、Twitterでコンタクトを取ったことから制作が始まりました

当時ホームページ上で公開されていたWEB漫画『ワンパンマン』の読者だった村田先生が、1話を描いて見せたことがきっかけとなりとなりのヤングジャンプへの掲載も決まったようです。(ここまでである程度説明終わり)

圧倒的画力で原作をより魅力的にさせてすごい面白い。最強タッグ。


ただ原作とリメイク版で途中からストーリーの違いは出たようだが、そんなことはまぁ、どうでもよくって。


ここからは私の主観。↓

主人公サイタマが元々は一般人で、かつ就職活動をしていたのに、ある日遭遇した怪人から子供を助けたことをきっかけにヒーローを目指し、そこから鍛えて圧倒的最強になり、何してもすぐ倒しちゃうし、ほぼ無傷だし地球で放し飼いしてはならないレベルなんだけどそこんとこ上手く抑えて生活してる男。どんな災害レベルな敵キャラでも無双してしまう。

強くなりすぎて退屈してる主人公なんてそんなキャラ他にいただろうか。

しかもあまり物事に関心がない性格ながらも(正義感がある人間なのだが)それでもさらっと倒してしまうのだ。ワンパンチで。


主人公なのに、他のキャラ達が主人公よりも頑張って戦ってる


ドラゴンボールの悟空でさえ、どんどん強くなるがその度に傷ついてきたしボロボロを重ねて鍛えられていく。超人類になっていく。

しかしサイタマはヒーローを目指したったの3年で人類一。いや宇宙一?最強の強さなのだ。


他のキャラは(ランクは高い方から神・竜・鬼・虎・狼の5つのランク)話が進むたびにより最恐の敵が現れるのだがそのたんびにボロボロなのに。宇宙から現れた敵でも最後はサイタマがサラッと倒してしまうのだ。無傷で。降ってきた隕石もサイタマがさらっとぶっ壊したし。やばくない?もうどこまで強いのか、宇宙もわかってないのでは?ってレベル。サイタマこそが一番の災害レベルでもありランクは不明。だが蚊の早さに勝てなかったことあり(笑)。←

ーーーところでヒーローや怪人の名前のセンス、天才だよね。


要はサイタマ以外のキャラを魅力的に活躍させるための存在なのだ。サイタマという主人公は。


ヒーローとは何か、っていうよりも一番力を得ても害が生じない人格者とさりげなくさらっと世界を守れる陰の存在が望ましいのかもしれない。

力を得ると、どうしても人って偉そうにしてしまうものでしょ?戦慄のタツマキもそうだし、音速のソニックもそうだし、アマイマスクとか怪人側もそうだが大体この手の話は人間の持つ欲や悩みを読者に魅せることが漫画の醍醐味というか。

争うし、派閥も出来るし、何なら愛を見せる。強さとは何かーーみたいな。


それらを無視した主人公がサイタマなのだ。

人と上手く馴染めず、興味のないものが多く、社会にも上手くいかなかったが小さい頃ヒーローになりたかった夢を思い出し、元々備わっていた根性と正義感。

だからこそ神は一番にサイタマを選ばれ、しれっとサイタマに別次元の力を授けて、しれっと他のキャラを助けているのである。

人助けというものはこういうものかもしれない。

地位とか財産とか一切関係ない。そういう役割を持って生まれたのなら宿命なのだ。

(多分作者そんなこと考えてないのかもしれないが)

もう強くなりすぎて張り合いもなくて感情も薄れて日々つまんなくなって社会に何ら影響を与えてない、と思いがちなサイタマだったが

地球は恐ろしいもので埋め尽くされて、その為に挑んでる者たちを上から覗いてピンチになったらさりげなく助けてしまうから十分圧倒的必要な人間になってしまったのだね。

自己満足をあえて得られないような境遇を与えられてるのも意味があってなのかもしれない。神よりも強いからね。そんな人間が傲慢になったらこの世の終わりでしょ。

でも本気になったサイタマのバトルはくそかっこいいわ。マジシリーズ。

ジェノスもかっこいいし。


人助けってほんと地味なんだよなぁ、、、としみじみ思いました。


そんな話でした。あくまで仮説の個人的主観なので悪しからず。



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