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【考察】NFTでデジタルファッションブランドを販売して1ヶ月の振り返り

こんにちは、デジタルファッションブランド「XXXXTH」のHALです。

デジタルファッション×NFTというカテゴリーで、”XXXXTH(以下、4X)”というブランドを始めて1ヶ月ほど経ち、様々なことが見えてきたので、「GOOD・BAD、そして今後の改善点」について備忘録を踏まえ、今回noteを書きました。

私たち自身をもっと知って欲しいという意図で書き出していますが、これから始める人にもタメになれば幸いです。

今回、以下7点を振り返りましたので、早速書き出します。

① 販売の実績から見えたこと
② SNSにおける情報発信
③ プレスリリースについて
④ Webサイトについて
⑤ マーケットプレイスOpenSeaという選択
⑥ Discord運営について
⑦ 今後のXXXXTHについて


①販売の実績から見えたこと

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○GOOD
 ・全種類の商品へのオファーを獲得
×MORE
 ・4Xへの信頼を築き上げ、より多くの支援者を増やしていく必要がある
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11月5日に販売開始をして、実績としては全種類のオファーをいただくことができました!
(オファーいただいた方々、本当にありがとうございます!!)

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正直、今回私たちが作ったプロダクトは、おそらく日本では受け入れられないのでは?と不安視していました。

それは、日本では絵師さんが多く存在するので、NFTとの親和性が高いものはアニメのトンマナで、サイバー×ストリートのトンマナはなかなか受け入れずらいものだろうと思っていました。

ですが、オファーいただいた方々からは「面白いものをありがとう」や「今後への期待」をご連絡いただき、デジタルファッションの分野で、まずはコレクティブル作品という形から始めた私たちにとって、初めての成功体験を生み出すことができました。

ですが、まだまだ在庫があるプロダクトもあれば、オークションへ参加いただく方々も限られています。今後より多くの方々に「私たちの面白い」に参加頂きたいという思いを実現するためにも、4X自体の認知・信頼構築が必須であると感じました。

②SNSにおける情報発信

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○GOOD
 ・Giveawayによる盛り上がり
×MORE
 ・世界観よりも事務的な情報発信がメインになってしまった
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そして、認知拡大と信頼構築において、大事なことは情報発信だと感じています。

今回、NFTの販売開始における定石として、序盤に行ったGiveawayにて多くの方にフォローしていただきましたが、それ以降の通常時のTwitterやInstagramにおける情報の発信が課題であると感じました。


Twitterにおいては、アカウント自体のキャラクター設定から入り、自己紹介をしっかりた上で、情報の発信を行うべきでしたが、見切り発射で情報発信する形になった印象でした。

これはどういうことかというと、11月5日開始のタイミングで、一つのオークション期間を3日に設定して販売していた中で、Twitter上ではオークションのタイミングや内容しか発信できておらず、より”XXXXTHの世界を楽しむ”ということに主眼を置いた情報発信ができてなかったという点です。

事務報告的な情報発信も重要ではありますが、私たちの理想とは遠い形になってしまいました。
また、英語での発信もかなり粗いものになっているため、今後良い方と巡り会えると良いなと思っています。

③プレスリリースについて

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○GOOD
 ・「ファッションスナップ」など多くのメディアへの転載
 ・問い合わせの獲得
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11月5日の時点で、リリースの配信も行いましたが、この効果は大きいものでした。記事転載もありつつ、リリースを見て問い合わせいただくケースも多くありました。
ありがたいことに、個人というよりも法人として出資のお話やコラボレーションのお話をいただき、現在諸々進行することができています。

◆PR-TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000069048.html

④Webサイトについて

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○GOOD
 ・ノンペイドでも、流入を獲得できた
×MORE
 ・日本からの流入が多く、海外からの流入は少ない結果に
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今回、Webサイトには力を入れて設計し、リリースの効果も相まって、ノンペイドにも関わらずサイトへ流入させることができました。

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ただ、英語に対応したサイト設計にしているのですが、国別の流入割合を見ると日本が99%ほど。ほぼ日本人が流入している結果になりました。

ga_2国

SNSの項でも伝えましたが、英語が粗く情報が届ききれておらず、コミュニケーションへの不安を生み出していることが原因と思われます。

また、今回の設計では、運用上のフットワークが重くなってしまうことも懸念として残りました。CMSで作ったものの、販売はマーケットプレイス(OpenSea)だったので、、ここまでやる必要性はなかったのでは?という疑問が残りました。

とはいえ、マーケットプレイスに頼らず自社で販売できるようになれば、この設計は通用すると思うので、今後ロードマップ上に据え置いた「独自コントラクトの開発」を、目標達成後に即時改修していこうと考えています。

⑤マーケットプレイスOpenSeaという選択

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○GOOD
 ・リーチ観点で見ると、OpenSeaは良いプラットフォーム
×MORE
 ・主に海外の投資家からの信頼を得るためには、工夫する必要あり
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販売先のプラットフォームとして、私たちはOpenSeaを選しました。

OpenSeaにした理由としては、
・(私たちが)コレクション全体を管理しやすい
・コレクティブルの所持や確認を鑑みると、扱いやすいプラットフォームである

以上の点から、OpenSeaを選定しました。
ここは、さまざまな情報がある中で「まずはNFTの入り口としてOpenSea」という視点での判断です。

全商品のオファーが入った中で、MOREという視点はないのですが、ゆくゆくは自分たちでコントラクトを持つことを販売方法のゴールと置いた時に、Foundationやその他のプラットフォームを試してみる価値はあるのかなと思いました。特性を含めて把握し、自社のコントラクト開発に生かすことは、XXXXTHブランドとしての姿勢であり、信頼につながっていくものであると考えています。


⑥Discord運営について

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×MORE
 ・NFT事業を行っていく上で、コミュニティ形成の必要性を痛感した
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現状、飾りのようになっているXXXXTHのDiscordですが、全体的に設計を見直している最中です。
多くのNFTプレイヤーがDiscordを使って、さまざまなコミュニティを形成しているのをみて、Discordの整理を行う必要性を痛感しました。

とはいえ、これまでリアルな世界でさまざまな分野のコミュニティを見てきた中で、アソシエーション的な目的を持った集団を形成すべきか?それとも自然発生的なコミュニティを創りたいのか?というのを定義することから考え直し、改めてDiscordを設計することで、参加するみなさんがストレスがなく、XXXXTHの世界観を楽しんでもらえるようにしたいと考えています。

⑦XXXXTHの今後について

先述しましたが、私たちの課題は、認知拡大と信頼構築です。

ロードマップや私たちチームについての情報も出しきれていない部分が多いので、改めて、次回のnoteでもお伝えしようと思います。
また、今回のnoteに記載した、SNSでの情報発信や販売先の選定、Webサイトの改修、Discordでのコミュニティ設計など、まだまだできていないことが多いですが、一つ一つクリアし、随時アップデートしていくことを約束したいと思います。

今後も私たちXXXXTHのことをよろしくお願い致します。

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◆Twitter:https://twitter.com/xxxxth_official
◆Discord:https://discord.gg/k3CcPZ2wks
◆Web Site:https://xxxxth.com/
◆OpenSea:https://opensea.io/collection/neotokyo-4x


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