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記事一覧

言葉アナタに伝えたくて
アナタに届けたくて
どうしようもないので
世界を区切ることにした
そうしたら
沢山のことを箱に詰め込んで
アナタに渡すことに成功した
それでも
伝えたかったのはそういうことじゃなくて
届けたかったのはこれだけじゃなくて
箱から零れ落ちたものを
かき集めてもかき集めても
全てをすくいきることは出来なくて
世界を区切り閉じ込められることを嘆いた
他の形の箱を探しても
誰もがその

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code:?? ?

自己否定をしている
僕は僕であることを決めた
だから それによって捨てなければいけないこともある
我儘だ 僕はどちらにせよ 自己中心的だ ずっと
そう、自分のことを否定していたい そうやって僕を守っている
ダサい、嫌いだから どうにかしろ、気持ち悪い
怒れよ 嫌えよ 僕のこと 否定しろよ それならはっきりする

でも同じことを他人にしている
受け入れている 尊重している
体のいい自分を選んだのは僕

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code:07 息

ぬいぐるみと話し続けていたら
命を吹き込めるようになったから
マネキンと話し始めるようになった
今度また、命を吹き込めるようになったなら
本当にこの世界はリアルになって
真っ白な壁と共に消えて行ける
ごめん
でも僕はこの世界が好きなんだ
今、どうしてもこの世界が好きなんだ

色の付け方を知らないのも本当
けれど 黒にも白にもなりたくないのも本当
何も見えないことは知っている
汚れていることが間違

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code:06 世界

この世界の真実を知ろうとした人間が
今までに一人もいなかったはずなんてなくて
誰しもがこの世界の定理を導き出そうとしたはずだ
そうして名を残してきた人間は沢山いるのに
絶対的な定石を導き出した人間が未だかつていただろうか

破壊しては生産するを繰り返している
その破壊は
時に世界の外部から 時に世界の内部から
その大小もまちまちで
どこを世界とするのかで
生み出した枠組みからの見え方も変わる

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code:05 救世主殺人

人の役に立とうとして
人の役に立って自分の価値を確かめたくて
人の役に立って自分の存在価値を見出したくて
自分はそこに必要な存在なのだと思いたくて
相手に自分の存在を植え付けたくて
沢山の人が人のことを思って言うから
一人ひとりの意見がいろいろになって混沌として
それでいてみんなして違うことを言うからさ
自己主張が共鳴して増幅してうるさくなって
もとの原型を失ったまま流れてきては
助けたかったはず

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code:04 純粋潔白

自分を潔白化することをやめたら
今度は他人を潔白化するようになった

違うんだよ、
潔白や純粋を求めているのは
他の人がこうしているからいい とかじゃないんだよ

確かに
かつては潔白以外を拒絶していたかもしれない
けれど
今はそれらの存在を知ったうえで
それらももちろん面白いとは思うけど

それでも潔白を求めているんだ
それでも潔白を愛しているんだ

code: xxx

生きなくてもいい
けれど
死ななくてもいい
そうなんじゃないかって 思えるように
そう 思いたいから

今 息が吸えない人に 少しでも空気を
今 息が苦しい人に 少しでも風を

手を伸ばしたくても伸ばせないような
本当に救いが必要な、懇願している、

本物を見ているような
本物を求めているような

そんな人の傍に 居られるように

code:03 後天的先天性2

新しい思想がかつての思想を殴り殺していく様子は何度も見てきた
それを そういうものなのだ と流し見していいものか
自分の思想はいくらでも愛せるが
他者の思想は読む気がない
少なからず排他的な傾向は残ったままであること

それでも今の僕が何者かになったとしたら
それは演じた僕であり嘘であること
それだけ僕はもう既に僕であること
そしてまた何者かになった後は
今の僕が嘘になること
環境がそうさせた 

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code:02 後天的先天性

後天的であろうが先天的であろうが
存在する人間がいて
先天性が正義だとか正解だとかは理解が及ばない
倫理だとか道徳だとか その基準は何であって
世の中に蔓延する思想の是非も
その時代の流れの中で変化していく
何が正解だとか 間違いだとか
果たして何を信じられるのか
一度疑ってしまえば その疑念が晴れることはない
ただその 繰り返し 繰り返し
その繰り返しをどこまで愛せるか
どこまで狂い続けられるか

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code:01 人

人生の歩み方に正解はなく
こうしなければいけないとかこれが正解なんてやり方もなく
あるのはただ、これまで生きてきた人類の証
それによって生まれた大まかな流れによって
人生を 人間を 知った気になっている
これから生きるのか死ぬのかも 何も知らないのに
残された世界の歪みが 穢れが 呪いが
ただ 積んで詰んで摘まれていく
何が正しいか 間違いかもないが
才能を持ってしても救われない世界であることは確

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