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Geminism~げみにずむ~ 感想

はじめてエロゲの感想を書きますが今回から記事には簡単なイラストを添えていこうと思います。特にサムネイル画像ですね。ちょっと味気ないような気がして…。
げみにずむをプレイしたのは約5か月前のことですがせっかくエロゲ感想noteをはじめたので感想をまとめていきたいと思います。
しかしもっと早くこのタイトルを知りたかったですね。発売記念イベントや冬コミ限定の頒布物など欲しいものがいくつかあります…。
まあ終わったものはしょうがないので、本題に入ります。

まずタイトル画面です!
タイトル画面、洗練されてるすぎるだろ…。
桔梗編にカーソルを合わせると桔梗ちゃんの目が開き、深紅編にカーソルを合わせると深紅ちゃんが目を開ける仕様になってます。
タイトル画面で流れているのは主題歌である不具合のアリスのボーカルオフ版。不穏でかっこいいBGMにワクワクします。

まずは桔梗編から始まります。
体験版もやらずに衝動買いしたのでリョナシーンの容赦のなさに正直びっくりしてしまいました。
仕會わせの時決まって始まる淡墨と月白の口上がかっこいいです。私も覚えたいのですが親の因果が子に報い!から答えてあげるが世の情け!とアニポケのロケット団が邪魔してきて覚えられないんですよね。

4人で喫茶店に行くシーンはすごく好きですね。一時期影響されてミルクセーキを自作していました。
桔梗編の日常パートはなけなしのお金をもってコンビニに行ってキラキラのおもちゃを買って楽しそうな桔梗ちゃんが可愛くて心に残っています。
他には水族館デートのスチルが綺麗で好きですね。すみだ水族館が聖地っぽいので行ってみたいです!

淡墨の家は清貧極めすぎてちょっとギャグなところがありますね。
淡墨がゴミ捨て場から拾ったであろう漫画を読んでいたシーンが一度ありましたがもっとこういうの見たかった。
深紅ちゃんの自爆に巻き込まれた後の淡墨の「己(おれ)はどこも欠けたりしていない」という台詞が好きです。
深紅ちゃんの自爆ですが、実際に事件があった場所だったんですね。


開かずの間が開かれて桔梗と深紅がひとつの身体だと分かるシーンは夜中にやったのですごく怖かったです。淡墨と月白も「似たようなものだった」と言っていたので同じような境遇であったことがうかがえます。
桔梗編は桔梗ちゃんが勝ちました!が、淡墨と一緒になることは叶いませんでした。結婚するところ見たかったな…。

桔梗編をクリアすると深紅編が解放されます。
桔梗編とは打って変わって裕福な暮らしから始まります。月白はコンカフェで働いていて結構売れてるっぽい。喫茶店でのシーンでスマホの写真に写らないことが判明しましたが、SNSとかの宣伝とかどうしているのか気になりました。写真NGだと言っていたけどチェキには写るからそれを売って…って感じなんでしょうか。
深紅編をやっていると、深紅ちゃんの方が内面が少し大人なのかな?と思います。深紅ちゃんは勝つためにネットや図書館で調べ物をしたり、高めの武器に細工をしたり結構シビアです。
深紅編のデートシーンはショッピングとおうちでお料理デートでした。仕會わせが暴力的な分、日常パートが心に染み入ります。
日常パートもっと見たかったな~。
淡墨は性器を持ってないので桔梗編では指入れで留まっていた性行為ですが、月白は性器部分を持っているので深紅ちゃんとエッチなことができました!
ダルマ状態でセックスしたり、頭と首、胸だけになった深紅をオ〇ホ扱いするシーンがえげつなくていいですね。この辺になってくるとこのゲームの醍醐味だなと感じるようになってきます。最後の方は負けそうでヤケクソになった月白のストレス解消のはけ口になってるようにも見えました。
深紅編ですが深紅は最後負けてしまいました。月白に買ってもらった赤いワンピースを着ることはなく…。飼い猫の名前を忘れた月白が猫の名前をまひる→しんくちゃんに変えるところは天才だと思いました!マンションでしばらく深紅という名の白い猫と生活するんでしょうか。

深紅編の最後らへん桔梗と深紅が精神世界で対話するシーンに「宿った宿った」とあり、桔梗の身体パーツが揃った後に現れた謎の女性が双子を出産したようですがふたりは産まれ直すことができたのかな。今度こそ普通の女の子として幸せになってほしいですね。

桔梗編、深紅編とクリアするとエクストラシナリオが解放されました!
エクストラシナリオは淡墨と月白の過去編なのですが2人の名前の読み方がちょっと変わっていたりしました。
淡墨と月白、桔梗編でカットインが入る位置によってはシガーキスみたいになる時があるなと思っていたのですが、本当に最後やるとは思ってなかったです。
しかしこの2人は不老不死っぽいので身体パーツの取り合いを地球が滅亡するまでやるんでしょうか?大変ですね。マイナンバーカードもないだろうに。1000年童貞(千年女優?)の淡墨はガチだったら本当にすごい。もはや菩薩ですよ。

あとは深紅ちゃんが勝った世界線も見たかったな~。
というか深紅編は深紅勝ちENDだと思っていたから意外でした。
深紅編で月白が源氏物語の話をしていたと思います。
源氏物語についてはあまり詳しくはないのですが、紫色に関連する名前の女の人がいい思いをする傾向にあると以前読んだ本に書いてあったので、ちょっとこのことを思い出しました。
偏見ですが月白は平安時代くらいに似たようなことをしてそうですね。

そして、げみにずむはさっぽろももこさんが手がける音楽が素晴らしいです。
特に好きなのは「天の底から」と「開かずの間」です。淡墨と月白の妖しさや謎、ふたりが生きてきたであろう長い年月、双子姉妹の背負わされた運命の重み、不条理さが表された曲だなと思います。
よくげみにずむを起動して楽曲再生モードでBGMを流しているのでサントラが欲しいです。
もう一曲一曲感想を書きたいレベルなので別に記事を作ろうかな?
主題歌の「不具合のアリス」もダークでハードな曲調が大好きです。桔梗ちゃんと深紅ちゃんが歌っていて偉いです。エクストラシナリオの最後には男性ボーカルver.も流れます。

げみにずむもっと人気が出て知名度も上がって色々グッズが出たりコラボカフェが開催されたりしないかな。全年齢版をスイッチに移植とか。
あとアニメでも見たいですよね。
なんかこう、エロゲではありますがもっと女性からも人気が出ていいタイトルな気がします。

淡墨と桔梗、月白と深紅についてもっと書きたいことはありますがTwitterでファン活動等をしているので割愛します。
このタイトルをプレイして、メインキャラの4人が大好きになりました!
桔梗と深紅は最後消えてしまいますが、淡墨と月白は姿を変えて生き残りますので日本のどこかで今もひっそりと生きていてほしいなと思ってしまいます。
というわけでげみにずむの感想でした。

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