走馬灯の中でも全ての瞬間を思い出せそうな春の日
こんにちは。patterieのsuzukirieです。
今日書いているのは、
とある春の日の1日に関する
心の声全部出しました日記です📖
刺繍作家だというのに、
刺繍のことが一つも出てきません🙅♀️🪡
ご了承ください🙇
noteではまだ書いていなかったんですが、
自問自答ファッション通信のあきやさんと、
去年から楽しいラジオを
Youtubeでやっています📻
2人でファッションや映画、
食べ物やカルチャーのことなど、
ゆるりと話しています！
この日は6回目の収録でした📻
収録した全編動画の回はこちらです🎥
先日、星野源さんのラジオに、
ダウ90000の蓮見さんが出られていて、
それはそれは素敵な回だったのですが、
その時のことをinstagramで
"走馬灯の実尺知らないけど、
ノー編集でぶち込むと思う"
と、とんでもないパワーワードで
振り返っておられました。
我々のラジオの収録日は春の晴れた日で、
ぐんぐんと体の中に風が入ってくるような、
そんな気持ちのいい日で、
久しぶりの東京での自由な時間も、
3ヶ月ぶりに会う長年の友人との
楽しい会話も相まって、春の風と共に
どんどん決着がついていったような感じで
とても清々しかった！
全ての瞬間が楽しく
特別なプリズムを持っているような
そんな時間は久しぶりで、
私も走馬灯が見れるとしたら、
この日はどの瞬間も、
きらきらと思い出せそうだなと
それくらい良き日だったので、
書き記しておこうと思いちまちま書いていたのに
いつの間にか6000字オーバーの
心の声ダダモレ日記と化しました。
お時間のある方、
どうぞお付き合いくださいませ📖
2023/3/16
前の日に剥いておいた茹で卵や
ちょっと気分が上がりそうなパンなどを並べて
子たちにハグして出発。
7:37 バス乗車。
乗る直前にイヤフォン忘れたことに気づいて
ちょっと絶望する。
戻ってたら間に合わない！
頭の中でずっとAdoちゃんの”あたしは問題作”が
聴いて向かう代わりに流れ続ける。
あったしは問題作〜〜〜〜！！
気を取り直して駅着いて朝ご飯調達。
リトルマーメイドでチェリーのデニッシュを
買うぞとバスの中で思っていたのに、
駅に着いた途端、お米食べたい。
えんのおにぎり屋に向かう。
無事桜海老とたぬき、
青ハリのおにぎりをゲット🍙🍙
桜海老とたぬき🦐
通年販売してくれていいんだよ。大好き。
東京駅について、丸の内線乗り場へ。
あんまり通らない側の
グランスタをちょっとだけ見て、
浅野屋が入っていて軽く興奮！
トマトとモッツァレラのパンがある！
ブルーベリーブレッドも！
軽井沢や那須のベーカリーの
ブルーベリーパン、全部好き。
ペニーレインにもまた行きたいな〜
メルヘンもあることがわかって、
お土産の目星もつけて新宿三丁目へ。
銀行に行って外に出たら横断歩道の向こうに
もうあきやさんが。
黄色のピーカブー、目立っててかわい。
ショーウィンドウの写真を一つ一つ
一生懸命に撮っていた。
真剣に写真を撮っているときだけ
眉間に皺が寄るあきやさん。
ディスプレイはMame Kurogouchiと
AKIRA NAKAの花柄のワンピースなど。
それぞれ可愛かった。
春はもれなくBloom!な柄物、
毎年かわいい最高って思う🌸
オープン前に、コートの写真を撮ってもらう。
約5年、本当にいろんなところにお出かけした
Natsumi Zamaのベージュのフレアコート。
パッと羽織るだけでふわりと広がる裾が
本当に可愛くて、
代官山で行われた試着会で、
ベージュにするかグレーにするかを
ものすごく悩んで
何度も交互に試着したのを今も覚えている。
受け取った日から
冬の主役コートになっただけでなく、
妊娠してお腹がどんどん大きくなっても、
子供が産まれて抱っこ紐で
お出かけするようになっても、
そのフレア〜な広がりで私の体のみならず、
子も一緒に包みながら、
女性らしくフフフン♪といい気分にしてくれた、
頼もしい素敵なコートだった。
京都のふたばのお団子も食べた🍡
大事に着ていたものの、
そんなふうにたくさんの場面で
活躍してくれたために、
裏地がかなり傷んできてしまった。
そして抱っこ紐で過ごす冬は
もう終わったかな、と思い、
寂しいけど、お別れすることに。
あきやさんと会う時にも
何度も着ていた物だったので、
秋谷さんにも、手放すのね〜と
自分の感傷を重ねてくれて嬉しかった。
あきやさんに何枚か
写真を撮ってもらって、成仏。
H&Mの店舗でブランド関係なく
不要になった衣類を
引き取ってくれるとのことだったので、
そのまま引き取ってもらって、
なんだか清々しい気分。
朝のウキウキが出ていて笑ってしまう。
その後、我らの聖地、伊勢丹へ。
まずはあきやさんのミッションを二つ。
一つはFENDIのピーカブーのハンドルに
あきやさんカラーのスカーフを巻いてもらう。
ハーフの美しい店員さんが
テキパキと綺麗に巻いてくれた。
広告で気になっていたレター型の美しい
お財布なども見れて眼福。
いいエメラルドグリーンだった！フレッシュ。
二つ目はe.m.でお直しに出していた
リングの引き取り。
あきやさん、ちゃんとサイズ直しして
使っていて素敵！
お直しって、そんなに安くないけど、
気に入ったリングって、
ずっと持ってたい気持ちよくわかる。
あきやさんの小指でまたキラキラ輝くリング、
居場所に戻ったね。
私は待っている間に
ageteでリングをいくつか試着。
かわいい物たくさんあったけど、
ズバリ！はでず。
小さいピンキーリングでも試着はとても大事、
としみじみ実感。
その後付き合ってもらって、
お目当てのJIL SANDERへ。
ず〜〜〜〜〜〜っと
オンラインショップと睨めっこし続けた、
ここ数年。
マイ演歌バッグはこれなのでは。。。？！
と考え続けている
"クロスボディバッグ"
という名のショルダーバッグと、
JIL SANDERが気になる存在になった
4年ほど前から悩んで
がま口好きとして今こそ！とたどり着いた、
"GOJI PURSE"
この日は、お財布は買おうと思っていた。
直前まで、長財布と小さい財布と
サイズは迷っていたものの、
お札はおらずに入れられると改めて聞いて、
小さめのがまぐちのお財布にすることに決めた。
色を迷う。
一周してから決めようかと思ったけど、
一旦、前にも見て迷っていたショルダーバッグを試着させてもらうことに。
約一年前に出会ってずーっと悩んでいた、
カーキのミディアムショルダー。
キャラメル色のような、絶妙なこっくりカラー。
しかも、旧デザインの、
金具の粒がかわいいタイプ。
もうオンラインショップには上がっていない、
レアタイプ。
第1回目のラジオでも話していたもので、
その時あきやさんが、
"美しい生き物みたい"と言っていたことも
忘れられなかった。(すごいい表現！)
新デザインは、ベルトが太くなっていて、
かつ長さが綺麗に
カスタムできるようになっていて、
間違いなく使いやすくなっているんだけど、
どうしてもハンドルの金具の可愛さは
旧タイプの方が好き。。。
なので、ミディアムサイズのカーキが
まだある？！と聞いて、
鏡で合わせてみたら、
可愛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スモールのブラックも合わせて、
MIUMIUの靴にも合うしそちらも良かったけど、
スモールは本当に何も入らない。
アクセサリーとしてのバッグだ。
マキシマリストの私には難しすぎる！
ミディアムのブラックもあったけど、
私には重すぎるインパクト。
改めて、
やはりそのカーキの色が本当にかわいかった。
この日はとってもしっくりきた。
子連れだとどうしたって
使いやすさを主に
常に生活を共にしてくれるバッグは一つ必要で、
それは今のところ
marimekkoのショルダーバッグが、
形もサイズも持ちやすさも全部ピッタリで、
ちょうどそちらは二代目を迎えたところだった。
そちらと共に過ごしながら
この一年ずっと心に残っていた
JIL SANDERのバッグ。
引っ越しをして生活スタイルが
変わるかなと思ったけれど、
その点はそこまで変わらず、
むしろ自分としていられる時間、
子供たちと一緒にいる時間、
というところの在り方を表せるもの
が私の演歌バッグの持つ理由だなと、
ツルリンゴスターさんの漫画
"いってらっしゃいのその後で"
を読んだこともあり、気持ちがはっきりした！
marimekkoを普段の相棒と決められたことも
安心の材料に。
バッグとお財布、一緒に持ってみたら
すごく良い組み合わせだった。
カーキのバッグが決まったら
お財布は、
ゴールドのがまぐちのブラックがぴったり！
と気持ちが落ち着いた。
合わせるとまた高まる〜
そんなふうに、私の"演歌バッグ"と
"がま口4代目財布"は決まったのでした。
とてもウキウキした気分で、
新宿駅の西口まで歩く。
最近のコレクションのことや、
ラジオに絡めてみている
デザイナーの映画のことも話して、
推しのデザイナー・ブランドのアイテムを
身につけ愛でて行きたいねという結論に。
あきやさんはGUCCI, FENDI期。
私はJIL SANDER期。
38歳、JIL SANDER期。なかなかいいな。
ミケーレロスを今も引きずるあきやさんと
"いつまでも、あるとおもうな、推しデザイナー"
ということも話したり。
ラジオの4回目のディオール展の回で
私はしみじみこの人が好きなだな〜と思った
ラフ・シモンズさんは、
現在PRADAのデザイナー。
…追いかけていきたいです…!!
ラフさんの手がけたものがとにかく気になった🧡
その後、パークハイアットで
アフタヌーンティーをしながら、ラジオの収録。
今回はあきやさんの元上司で
私もお仕事でお世話になったAさんが、
ラジオ用に撮影を担当してくれる
という大変ありがたい機会！
過酷な会社員時代にもこのような
素敵な先輩がいてくれたことに
私も感謝の気持ちでいっぱい。
そういう人が1人でもいるかどうかって
全然違うものだ。
まずは3段プレートが登場し、
アイスコーヒーと共に
アフタヌーンティスタート！
前に来た時も次々に運ばれてきたっけな〜？
と思ったら
今回もフィンガーフードとプチスイーツが
その後もどーん！とやってきて
豪華〜〜〜🌸大満足な内容でした🍴
パークハイアットのアフタヌーンティの
好きなところの一つに、ドリンクがフリーな上、
全部グラスが大きいしちゃんと美味しい。
アイスのハーブティも爽やかで
最高に美味しかった！
まあまあ大きいグラスの飲み物4杯飲んだよね。
ハイアットのトイレはまた素敵なので
何度行ってもいいんですが。
3ヶ月ぶりの収録かつ全編動画ということで
声が裏返るという
ハプニングから始まったのですが、
とにかく楽しい収録でした。
何せ3ヶ月ぶりにあきやさんに会い、
パークハイアットのピークラウンジで、
春らしさあふれるアフタヌーンティ🌸
ずっときたかったからそれも叶ってハッピ〜！
そして、こうして撮ってもらった映像に、
演歌バッグのことを映してもらえたことは
宝物だな〜としみじみ。
それにしても、あきやさんと私、
こんなにも？！という持ち物の量の差！
ミニマリストな秋谷さんと
マキシマリストな私。
ポーチが1つのあきやさんに対して、
私、出てくる出てくる、6つ。
私は、がま口が、好き！
marimekkoのがま口ポーチは
毎シーズンチェックしています。
なんぼあってもええから、
というレベルじゃないですね。
一つのバッグから
5個のがま口ポーチを登場させた上に
家のクローゼットに
ポーチ予備部隊がまだたくさん眠っています。
まぁ、いいんです。使いやすいし、
全部可愛くて気に入ってるし！
数えたら13個あって、
そのうち10個は現在進行形で使っているし！
marimekkoへの熱は20年くらい冷めないからmarimekkoは本当にすごい。
ず〜っとワクワクさせてくれて
ありがとうの気持ち。
花柄なども好きだし、
パキッとした色使いの幾何学模様も大好き。
しかし流石に、お出かけの度に
荷物少し入れ替えたりした方が楽なのでは？
というのと、
アクセサリーボックスは見直そうと、
撮影後に反省したりした。
デザイナーなのに、
あんなわっちゃわっちゃしちゃってね。。。
大雑把な性格が出過ぎている。
スタメンチームとおめかし部隊と、
分け分けしたいものです。
撮影が無事終わったのですが、
私たちの席だけスポットライトが
ピカーと当たるみたいに
光が直射日光でビカビカと降り注いでいた。
撮影担当Aさん、汗だく。
パークハイアットを出る前に、
この日初めて下ろした、
itochiの玉虫色のプリーツスカートの
写真を撮ってもらう。
SKIP! SKIP! RADIOの番外編の
試着会でオーダーした、
美しい深いオーロラのような綺麗なスカート！
本当に軽くて着心地も最高で、
この日に初めて着れて良かった！
たくさん履きたい！
その後、我々はもう一度伊勢丹へ。
今度はあきやさんの試着の旅！
よくよく考えたら、あきやさんにはいつも
私の試着旅に付き合ってもらって
ばかりだったので
あきやさんがお洋服の試着をしているところに
立ち会えるのは私の人生でも
あまりなかったことで、
思い返しても非常に貴重な機会だった！
あきやさんは常々noteなどにも書いているけど、
本当に似合うものになかなか出会えない！
と言っていて、
この日も、いくつかあわせて実際に試着して、
洗濯できるかどうかももちろんチェックして、
可愛かったけど違った、うーんうーん！
と悩むあきやさん。
私はそれも素敵じゃん〜！と思ったけど
(完全なる友達目線)
でもここがこうじゃない。。。？？
と違和感を見逃さなかったあきやさん。
さすが仕事人！という
ストイックな部分を感じたのはもちろん、
制服がちゃんと見つかるというのは、
大好きで似合う服を日々纏える！！
という喜びが表されていることでもあるんだなぁ
そこに辿り着くまでのたくさんの悩みから
あの本が生まれたんだなぁ、としみじみ。
次の制服が私も楽しみです🌸
最後夕ご飯をサクッと買って、
時間切れということで
ここであきやさんともお別れ！
見えなくなるまで手を振ってくれる優しさ〜
東京駅に戻って、
目星をつけておいたメルヘンのサンドイッチと
浅野屋のパンなどお土産買いながら
新幹線に飛び乗って、静岡へ戻る。
イヤフォンを忘れたことは
すっかり頭から消え去っていた。
動画をUPしてもらってから、
あきやさんからLINEが。
"JIL SANDERの現在のデザイナー、メイヤー夫妻のルーシーさんは、ディオール出身。ラフ・シモンズの元でヘッドデザイナーを務めていた！
りえさんとジル・サンダーとラフ・シモンズが繋がった！"
・・・・・！！！！！
まさかの、JIL SANDERのデザイナーさんが、
ラフ・シモンズさんの元で
働いていたなんて。。。！
すき！と思うそれぞれの
デザインの奥底にあるものが、
ちゃんとつながってた！！
点と点がそんなふうにつながるなんて。
非常に腑に落ちてその点と点が
美しい星座になったような気持ち！
あきやさんの本"一年3セットの服で生きる"
も重版が決まったと
最高に嬉しいニュースももらって
この旅の日はプリズムを放ったまま、
私の暮らしの中に
新しい息吹をもたらしてくれました。
2023/3/21
天赦日と一粒万倍日の重なるこの日に、
無事にお財布を下ろしました🎉
管理しようと思います(決意)
追記:
ファッションのことを書いているのに、
隙間が全部食べ物ですね。
アフタヌーンティのフードを
唯一完食した食いしん坊は私です。
いただいたご支援で新しい刺繍の表現にチャレンジしていきます✂️