自前の絵(デジタル)をキャンバスにプリントしてもらった話
タイトルままです。
自前の絵をグラフィックさんにキャンバスプリントしてもらいました。
この絵の日付とかサイン部分を消したものを入稿しました。
ずっと部屋に絵を飾ってたんです。
自分が中学生のときに描いたなにかの模写。
気に入ってたというよりただ捨てるのが面倒だっただけなんですが、いい加減古びてるし下手だし、それを処分して代わりに最近描いた絵を掛けられたら素敵だなあ、と思ったのが今回のきっかけです。
ポスターでもよかったんですが、ポスターとキャンバス印刷で大して印刷費が変わらなかったので今回はキャンバス印刷にしてみました。
グラフィックさんでは注文内容が2,000円未満の場合送料がかかるので、オプションのニス加工(+600円)を追加しました。
計2,590円也。
発注が2022年6月28日、自宅に届いたのが7月4日でした。サ○マンダーより、ずっとはやい!!
開封の儀
見てくださいこの…この…なに?? なんだろ…
画面で見ていたものが実物としてこの世に存在する奇跡みたいな現実的な…
自分の作った同人誌が本として目の前に現れた時と同じような衝撃がありました。
iPadとかパソコンに向かってせっせと描いたものが世の中に具現化してるの、すごくないですか!?
私はめちゃめちゃ感動したので額装してもらうことにしました!(単純)
画材屋さんで額装してもらう
もちろん額装してもらうのもはじめてです。
不安だったので額装の経験がある母(水彩画教室に通っている)についてきてもらいました。
絵の中にある色を使うと絵に馴染んでいいよ、というアドバイスをもらったので、アイボリー系か濃紺系で探しました。
それとできるだけフラットな額。
(油絵とかと違って絵の具の凹凸がないので、額が凸凹だと絵が負けるかな…と思った)
という条件で探したんですが、あんまり選べる余地がなかったです。
そもそもF3号って少ない。
上記の条件を満たしていていいかもって思う額は、たいがいA4とかの写真用でキャンバスが入らない。
あと世の中の額縁、凸凹ありすぎ。
結局いいかなって思った額がひとつしかなく、しかもそれがまあけっこうな値段(7,700円)でした。
5,000円以下の予算感でいたので、これは財布に痛い。痛すぎる。
(推しカプの仙台プチに向けてお金貯めなきゃなのに)
お財布的にかなり迷ったんですが、自分の絵を額装してもらいたいと思った気持ちが勝ったのでその額にしました。
写りこみがやばすぎるんですがそこはちょっと目をつむってもろて…。
家の壁は石膏ボード? or 木壁?
額以外にも買うものがあります。絵を壁にかけるためのフックです。
店員さんに「ご自宅の壁は石膏ボードですか? 木壁ですか?」と訊ねられました。
どうも石膏ボードと木壁で適したフックが違う模様。
だいたいの家は石膏ボードらしいですが、自宅の壁は壁紙が貼ってあって石膏ボードなのか木壁なのか判断がつかなかったため、この日は一旦帰りました。
→石膏ボードでした。
実は他にも一点、気になることがありました。
額に収まった状態の自分の絵、重量約2.5kg。
「2.5kgもある絵を常時掛けられる壁、死なんか…?」ということ。
しかし「せっかく額も買ったし、飾らない手はないでしょ」という家族の一言に背中を押され、翌日もう一度画材屋さんに向かいました。
フックは石膏ボード用のもの、3個入りのやつを買いました。
350円。
飾ってみた
……えっ!
めっちゃよくないですか???
(自画自賛すな)
原稿疲れたな~と思ってちょっと遠くを見たらこの絵がでーんとあるんです。
なんかね、もうちょっと原稿がんばろー! って気になれます。
いいです。自分の絵だけど。めっちゃいい。
グラフィックさんのキャンバスプリントはいいぞ
ダイマします。
グラフィックさんのキャンバスプリント、とてもいいです。
他社さんにもキャンバスに絵を印刷してくれるサービスはありますが、「キャンバスの質感が他社に比べてしっかりある」のがグラフィックさんにした決め手でした。
色味がきれいに出るか不安だったけど、とても綺麗に印刷してもらえたと思います。
モニターで見ていたままの色味でした。嬉しい。
これに関しては、オプションでニス加工をつけたのもよかったのかもしれないです。
ニス加工をつけないと送料で500円かかっちゃうので、それなら加工オプションをつけて送料無料ラインに乗っけたほうがお得だと思います(F3号の場合)。
自分の絵を実際壁に飾ってみて思ったこと
壁に絵を飾るという観念を持たずにいままで生きてきたんですが、こうして1枚飾ってみて思ったことがひとつ。
飾る場所に適した絵の大きさって概念が、もしかしてある?
掛けてる壁が廊下の壁とかじゃなくて、部屋を入ってすぐ左手の壁…なんというか、比較的開けた場所に掛けたこともあり、この絵は遠くから眺めることになります。
たとえばこの絵の構図が引き目で推しの姿が小さかったりすると、遠すぎてたぶんなんの絵だかわからないと思うんですよね…。
iPadで見ていたときは「顔バーン!」な構図で、あ~またこの構図やっちゃったって反省してたんですが、いざ壁に飾って眺めてみたら、
…いや、このくらい顔を大きく描いておいて、逆によかったのでは?
という気になりました。
たぶん絵を飾る場所によるのかなあ。
廊下とか、絵と絵を見る人の距離が近い場所だと、小さなキャンバス&引きの構図でもいいと思いました。
というかそのほうがいいかも。
自作絵のキャンバスプリントには興味があるけど、お金もかかるしどんな絵を印刷してもらえばいいか迷うというときは、
どういう絵を印刷したいかより、どういう距離でその絵を見たいか、で決めたらいいかもしれん…と思いました。
(どう書けばこの感覚が伝わるかわからない…伝わってくれ…)
おわり!
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