退院、全身麻酔の感想
9月30日から手術で整形外科に入院しないといけなかったので9月29日に精神科を一時的に退院した。
退院は友達が見送ってくれた
友達に「ええ、そんな悲しまなくても手術終わったらまた戻ってくるよ!」と話していたけど少し寂しそうに見えた
見送ってくれた2人の友達の中の1人は退院が決まっていて今後会えるかは分からないのでハグをした。
30日、病棟に入院した
術前検査をいくつかした
これ面白かったんだけど、謎の検査に呼ばれて下半身の衣服を脱がされて謎の温かいヌルヌルした液体を塗られて謎の機械を当てられてめちゃくちゃくすぐったくてひたすら虚無の時間だった。
整形外科の医者との診察で、「精神科からの手紙に書いてあったけど、最近は少し不安定だったんだね。」と言われた
けど私は「あ〜、ここ1、2週間は落ち着いているので大丈夫です(嘘)」と話した
麻酔科の医者と数人の医者が私の病室に来て麻酔の内容とか手術の詳しい内容とかしてくれた
いつも思うけど麻酔科の看護師ってどの看護師よりも優しい感じがする
手術当日、午前10時半に手術に呼ばれたので看護師と一緒に手術室に向かった
手術室に入る前になんかちょっと薄暗い部屋の椅子に座ってピアスとか湿布とかしてないかを確認されて、手首に付けている患者IDのリストバンドを機械でピッてされて本人確認をした。
今回の手術は意識がハッキリしていたので麻酔で意識が無くなる前まではできるだけ色々覚えておこうと考えながら手術室に入った
手術室の内装は、全体的に薄い緑だった
ちょっと狭いベッドに横になってタンクトップ1枚になって身体の上にタオルを掛けられた
指先にパルスオキシメーター、血圧計、胸に心電図を着けられた
麻酔科の医者が来て、何かが無かったみたいで「それが無いのは困るなぁ〜」「出して置かないとぉ〜」と柔らかい口調だったけど多少威圧感を感じる言い方で、看護師が「申し訳ないです…」ってずっと言ってて気まずかった
看護師が「手をお借りしてもいいですか?握っておきますね」と言ってきて有り得ないくらいの優しさにビビってしまった
お言葉に甘えて手を握った。
酸素マスクを当てられて、看護師が「まだお話はできるので、何か気になることはありますか?」と聞いてきた
私はずっと聞こうと思ってた全身麻酔に使う薬の名前を聞いてみた
“レミフェンタニル”と言うらしい
調べてみたら、フェンタニルと比べると使いやすいらしい
「点滴からお薬流れるからね〜」と声掛けがあり、確かに点滴のルートから冷たい液体が入ってくる感覚があった
だんだん体に力が入るような感覚と頭がボヤけていくような感覚があった
目を開けてられなくなってきたので、目を閉じた
すると次に目を開けるときは手術が終わっていた
意識は薄らとあったが、眠過ぎて目を開けられなかった
母親の声がしたけど「う、うん……」と朧げな返事だけした
「麻酔がだいぶ効いてるみたいですね…」という、なんか漫画で聞きそうなセリフも聞こえた
昼過ぎくらいには手術が終わっていたみたいだったけど、私は夜まで眠っていた
整形外科の医者が病室に来て、
「痛くないように局所麻酔いっぱい打っといたからね。明け方から疼いてくるかもしれないけどね、その時は痛み止め貰ってね。
左踵のプレートが深くて取るのにだいぶ時間かかったよ、1時間以上。
話していた通りの皮膚切開にはならなかったけど、傷の治りは大丈夫だと思うよ。
右踵はすぐ終わったよ。」
と話していた、まだ眠かった私は「あぁ、はい…ありがとうございました……すみません…」と返事をした。
夜中は1時間ごとにバイタルを測られ、点滴を変えられていたので浅い眠りだったけど、その前にいっぱい眠り散らかしていたので朝は割と平気だった
翌日(今日)は尿道カテーテルを抜かれ、トイレに行けるようになった
朝から早速リハビリがあった
あとなんかいつの間にか天井に監視カメラが設置されてて笑った
医者は「もうどんどん歩いていいよ」と言っていて制限は特に無かったけど、平行棒に捕まって歩いてみたが傷の痛みが割と強くてまともに歩けなかったので暫くは車椅子だと思う。
リハビリの先生が私の足首を動かす運動をしようとしたが、「包帯が厚いねえ、動きが何も分からん」と苦笑いだった
私はこれからも色んな方面に迷惑掛けてしまうことはあるだろうけど、もうできるだけ迷惑は掛けたくないなって思った。
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