母の日の贈り物としての大人のぬりえ

母の誕生日に何か贈るのは何か少し違う気がしていて、母にプレゼントを渡すのは母の日と決めている。
自立してからずっと何かしらプレゼントしているが、毎回何か趣向を凝らしたものを贈ろうと考えて変なものを選ばないか自分を疑いながら選んでいる。
去年は紅茶のセットという比較的おとなしいものを贈ったので今年は少し考えた。
ネットで検索すると出てくる花だとか、スイーツは普通過ぎて選びたくないし、もうある程度の齢になっている母にコスメだなんだは選べない。
そもそもガーデニングが趣味の実家にちょっとした花を送っても庭で育てている植物のほうがずっとすごいので面白味がない。
最近母が言うことはボケないようにどうにかしないと、ということでスマホで数独をずっとやっているということだ。
冗談レベルではなく本気でボケ防止を考えている母にと考えて今年選んだのが大人のぬりえと言われているものだ。

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小さい子用のキャラクターものではなく細かく塗ることで絵になるものだ。
当然絵具やら色鉛筆やらは持っていないので色鉛筆セットにした。
反応はあまり期待していなかったのだが実際渡すと思いのほか喜んでもらえた。
気にはなっていたけれどもそんなに安いものでもないから自分からは買わないという考えだったようだ。
プレゼントの醍醐味としてもらってうれしいけど自分では買わないということがあると思っているので贈った方としても、とてもうれしかった。
細かすぎるかなと少し心配だったけれど、母の暇つぶしを一つ作れてよかったと思う。
母の日の贈り物の一つとして大人のぬりえはとてもおすすめだ。