誰かの否定が鎖のように縛りついて離れないのは、心のどこかで「周りとは違う」と自覚していたのかもしれない。でも、そこを否定してしまうと生きていた半分以上を、否定することになってしまう。 否定されて認められて否定されてばかりだったけど、失ったことよりも得られたことが多かったんだよ。

なぜかふと悲しくなって怖くなって不安になって、涙を流してしまわないように「弱くなんてなりたくない」と、黒く染まった心の奥から偽りの強さを引っ張り出してきた。 ぽつんと小さな、でもどこか強いエネルギーに「偽りから本物にしてやろう」そんな気持ちを抱いて今日も強さを演じてみた。

いまある目の前のことを大切にしないといけないってわかっているのに、ないものに意識を向けしまったり、エゴまみれになっては心がもきゅもきゅってする。 もっと、もっともっと……自分のことよりも誰かのためにがんばれるようになりたいし、すきな人だけは大切に守れるような強さがほしい。

純粋な想いだけで生きていきたいのに、濁った感情しか抱くことしかできなかったなあって苦しくなる日もある。 そんな日はすこしでも多くの孤独を感じたいし、なにも考えたくない。 きっと明日になればまた純粋な想いを抱けるよねって、今日を後悔しながらとりあえず満月のせいにしてみた。

誰かのために動き回るのは助けてあげたい想いだけども、やり過ぎてしまうと自分の心がぎゅっって、なっちゃうなあ。なんて。 自分のことはどうだっていい。周りに居てくれる子たちが毎日笑顔でしあわせに過ごせるのなら、たとえ不幸になったって、きっとわたしは笑顔で過ごせるんだとおもう。

なにもしたくないときもあって、なにも考えたくないときもあって、後悔して終わる1日だって当然あって。 そんな日には罪悪感なんてものを抱きがちになるけれど、この先もがんばり続けるには心を守るためにも、そんな日を作ってリセットすることも必要なのかもしれないね。