収益目的としてのブログから、少し距離を置いた理由
依然としてブログはやりますし、収益目的のブログもやらないということではないです。
ただ、以前と比べると、”収益目的としてのブログ”からは少し距離を置いているんですよね。
そこで今回は、そうなるに至った理由を書ける範囲で書こうと思います。
リソースが有料の場合は難しいですが、そうでない範囲で書けたらなと。
収益目的としてのブログから、少し距離を置いた理由
理由1)YMYL
ご存知YMYLですが、YLに相当する医療・健康系は、僕は参入していませんでしたし参入する予定もありません。
なので、収益目的としてのブログから少し距離を置く理由にはなりませんでした。
ただ、YMに相当するお金系は、全アフィリエイターにとって厳しいという認識です。
投資みたいなもろお金に関係あるジャンルは当たり前ですが、お金と一見関係なさそうな英語みたいなジャンルにも関係していると思っているからなんですよね。
アフィリエイターは、収益性の高いクエリを狙いがち(例:「英語 おすすめ スクール」)
↓
ユーザーがスクールに申し込むということはそこでお金が発生する
↓
YMYLのYMに相当する
↓
〇〇〇
もっとも、こんなことは随分前から分かっていたことなのですが、アフィリエイターは生き残れるのかな?と疑問でした。
結論から言えば、想像以上に大変で、今後も辞める方は増えて行くと思っています。
理由2)企業・公式サイト優遇
最近言われるようになってきた企業・公式サイト優遇ですが、僕自身実感しています。
いろんなジャンルいろんなクエリのタイプごとに調べてみましたが、火を見るより明らかという感じでしょうか。
詳しくは書けないのですが、企業・公式サイトが優遇されるだろうジャンル・クエリには特徴があると感じています。
で、そういった特徴を把握した上で思うのは、椅子が限られてきたなということでした。
ただでさえライバルが急増し椅子が限られているところを、さらに椅子が少なくなってきたなと。
理由3)ライバルと比較した、僕の能力・リソースの限界
僕は、情報収集とそこからの思考には自信がありまして、それこそライバルがどういう人なのか?についても考えたことがあります。
一言で言えば優秀なのですが、簡単に言えばどの会社に行っても活躍できるような方と言えば分かるかなと。
もう少し詳しく言えば、何かしらの能力が図抜けている方が多いと感じているんですよね。
例えば、頭脳・行動力といったものです。
高学歴の方がほんとに多くなったと感じますし、仮に頭脳的にはそこまでだとしても、1日1万文字(3,000文字×3記事)書くような信じられない行動力がある方が多いなと。
で、そういった方と僕の能力を比べた時に、正直厳しいなと感じています。
僕が参入予定のニッチなところならいざ知らず、レッドオーシャンorレッドオーシャンまで行かずとも典型的なアフィリのジャンルはきついなと。
また、リソースの問題もあります。
ライバル(特に企業)は、時間的お金的リソースをフルで突っ込んでくるのに対し、こちらはそうでもありません。
副業なので時間は限られますし、(*1)お金を使わずコンテンツを作ってどうにかなる状況じゃないと判断していますね。
*1需要>供給であれば、お金を全く使わずコンテンツを作っても問題ないと思っています。
ただ、お金を使わない→参入障壁が下がる→ライバルが増える→相対的に価値を出しにくくなると思っているので、お金を使ったコンテンツの価値はより増えると思っています。
僕自身、1記事に数千円以上かかるジャンルに参入予定でして、それは収益目的のブログになります。
補足:僕の能力では、”当分は”厳しいと考える理由
前提から書きますと、ブログはもう起業レベルでありプロレベルが求められると思っています。
もちろんジャンルの難易度にも依ると思いますが、中高のテストで言う90点を限りなく100点に近づける感覚であり、TOEICで言う900点を限りなく990点に近づける感覚が求められるなと。
僕自身、先生か翻訳家を目指し、TOEIC925を990に近づけようとしていた時期があったのですが、ほんときついなと思ったもんです。
でも、ここを突破する能力であり行動力であり気概のようなものが、プロには必要なんですよね。
そんなわけですが、これはブログにも言えることだと思っていまして、プロを目指せるか?というのが一つ鍵になると思っているわけです。
結論から言えば、目指せるとは思っていますが、まさに僕の能力・リソースの関係上当分は厳しいと判断しているんですね。
理由4)アプデ
1)2)3)だけでも強烈なのですが、アプデで止めをさされた感はあります。
ビジネス的な観点で言えば、資産性があることがブログの強みではありました。
ただ、こうもアプデで順位が変動しやすかったり最悪飛んだりすると、資産としてはかなり微妙だなと判断していますね。
実際問題、ブログを資産だとおっしゃる方はあまりいないかと思います。
もし、上級者の方で安定したブログ作りをできるとか、再現性があるノウハウを持っている方であれば別ですが、僕は今の所そうじゃないです。
もちろん、そういったものができるよう努力しますが、当分は厳しいなと。
理由5)椅子を奪い合う競技性
ブログは分かりやすいですが、椅子の奪い合いです。
1位を奪い合って競争して、誰かが勝てば誰かが負けるみたいな。
もちろん、そういった椅子の奪い合いは否定していなくて、競争するからこそ発展するんだと思います。
ただ、特に典型的なアフィリエイトのジャンルでは、その競争も不毛だなと思うようになってきました。
例えば投資みたいなジャンルですが、正直同じ様な情報ばかりだなと感じます。
たしかに、SXOもとい被リンクサイテーションといったものにも注力しているのでしょうが、それにしたって同じ様な情報ばかりで新しい何かがないなと。
ここで、仮に稼げるとしたらやる価値もあるのでしょうが、もちろん厳しいに決まってます。
となると、競争に負けるわ新しい何かを出せないわ稼げないわで何にもならないと感じるんですよね。
そんなわけですが、そこで注目するのはニッチなジャンルです。
ただ、その場合は収益的にどうなるのかが今の僕では?ですし、なんなら趣味としてやった方がいいのでは?という感じなんですよね。
これからのブログとの関わり方
これからのブログとの関わり方ですが、当分は趣味でやる予定です。
一部、検証したい仮説があるので、収益目的としてのブログもやりますが、趣味としてやりながら多少稼げたらいいなという感じでしょうか。
また、ブログに適したコンテンツだったり、ブログにしかできないことはあり、その際には積極的にブログをやりたいなと思っています。
例えば、動画より文章の方がいいなと思えばブログを選ぶでしょうし、能動的なユーザーのための媒体となると、ブログしかないかなと。
能動的なユーザーのための媒体としてのブログの可能性
ユーザーが、能動的に情報を探したいという時には、ブログ型のブログやツイッターやYoutubeでは厳しいと感じています。
受動的なユーザーのための媒体
ブログ型だけのブログ
ツイッター
Youtube
能動的なユーザーのための媒体
ブログ型だけじゃないブログ
ある情報を探したい時に、ツイッターで検索すると地獄ですし、それはブログ型のブログやYoutubeでも同じ。
僕だけじゃなくみんな経験があると思いますが、媒体そのものが能動的なユーザーには向いていないなと感じるんですよね。
そんなわけですが、そういった能動的なユーザーのためにコンテンツ整理をするとなると、ブログ型だけじゃないブログと言いますかサイトをやらざるを得ないというわけです。
また、ブログでしか表現できないことはあり、その際にはブログをやらざるを得ないわけですが、ブログが適していると判断したらするしそうじゃないならやらないという感じでしょうか。
良くも悪くもブログに拘らなくなってきたわけですが、とはいえブログが一番好きな媒体なのは変わらずです。
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