当時考えた英語の本質(センターピン)の考察

何事にも本質(センターピン)があるのですが、英語の場合は「英語脳」だと思っています。

英語脳というのは何かと言えば、「日本語を介さずに英語を理解する力」のこと。

これが本質だと思っているのですが、今回はその英語脳の解説と、英語脳と絡めて日本人は英語が苦手な理由について書きたいと思います。

英語脳の前に、日本語をどう理解しているのか?について

日本語をどう理解しているのか?について考えることで、英語脳の理解が進むので解説します。


日本語の捉え方

こちらは日本語の捉え方なのですが、(*1)りんごと聞いたら赤くて丸いあれを脳内で(無意識に)イメージしています。

お分かりの通り、2ステップです。


*1長い文章を読んでみると分かるのですが、その光景を脳内でイメージしているのが分かるかと思います。
あまりにも無意識過ぎて気付かないのですが、一度意識してみるといいかも。


「りんごって何?」と聞かれたら、「赤くて丸くて甘いあれでしょ?」みたく説明すると思うのですが、要はイメージで捉えているんですよね。

2ステップかつイメージで捉えるのが言語の自然な理解の仕方でして、覚えておいてください。


で、勘がいい方は既に気付かれたかもしれないですが、英語になると途端2ステップじゃなくなるんですよね。

英語の捉え方

こちらが一般的な英語の捉え方なのですが、appleと聞いたらりんごにまず翻訳します。

そしてその後に、赤くて丸いあれをイメージする感じですね。

お分かりの通り、3ステップです。


そう、日本語だと2ステップなのに、英語だと3ステップになるわけですが、これが全ての元凶。

同じ言語なんだから、2ステップかつイメージで捉えなきゃいけないってことなんですよね。


英語脳とは?

「英語脳=日本語を介さずに英語を理解する力」ですが、要は日本語に訳しちゃいけないってことなんですね。

結果、2ステップかつイメージで捉えられるようになります。


英語脳がない人の英語の捉え方

英語脳がある人の英語の捉え方


お分かりの通り、2ステップかつイメージで捉えてまして、言語の自然な理解の仕方です。

(*1)日本語英語関係なく、これができるようにならないといけないってことなんですね。


(*1)僕自身2ステップかつイメージで捉えることができまして、appleと聞いたら当然赤くて丸いあれのイメージが浮かびます。
で、動詞のwalkだろうが長い文章だろうが同じでして、イメージが浮かぶんですね。
そうなるようトレーニングしたのですが、トレーニングの方法については後程詳しくご紹介します。


日本人は英語が苦手な理由

簡単でして、ずばり英語脳がないからです。

言い換えれば、2ステップかつイメージで捉えなきゃいけないところを、3ステップかつイメージで捉えることができないからなんですね。


「えっ?別に3ステップでも、イメージで捉えることができなくても良くないですか?」とあるかもですが、実は大問題。

日本語に翻訳しながら、自然に英語を話したり聞いたりするのは不可能だからです。

加えて、(*2)日本人が得意だと言われているリーディングにも多大な影響がありまして、とにかく読む速度が遅くなるんですよね。

TOEICで時間が足りない場合は、読む速度が遅いんだと思いますが、英語脳がないからです。


*2日本人がリーディングが得意かどうかなのですが、僕は違うと思っています。
やはり、スピーキング同様レベルが低く、シンプルに英語力が低いんだろうなと。


「じゃあどうすればいいの?」とあるかもですが、シンプル。

英語脳を身に付ければよく、日本語に翻訳せず英語を理解できるように練習すればいいわけです。

言い換えれば、日本語を話すように英語を話せればOK。

日本語を聞くように英語を聞ければOKってことなんですよね。

日本語を話す時に翻訳してますか?という話。

翻訳していないのであれば、それを英語でもやらないといけないってことなんですよね。


英語脳の鍛え方

以上が、英語脳の解説であり日本人は英語が苦手な理由なのですが、英語脳を鍛えたい!

そんな方がいらっしゃるかもしれません。


で、そんな方のためになのですが、動画を撮ったので見ていただければなと。


僕がどうやって勉強したか?どうやって英語脳を鍛えたか?についてなのですが、さらに興味があれば以下より動画を見てみてくださいね。


PS

先生の授業を受けても伸びない理由ですが、ずばり英語脳を鍛えようとしないからだと思っています。


僕は、中学までは今の教育でいいと思っているのですが、高校~大学になってもいつまでも日本語に翻訳させちゃうんですよね。

結果、英語脳が鍛えられず、スピーキングやリスニングどころかリーディングすら大してできない状況になっています。


で、それもこれも仕方がなくて、そもそも先生自身が英語脳がない場合が多くて。

英語を話せないし聞けない先生は普通にいることからもそれが分かりますが、先生自身ができないんだから生徒もできないというシンプルな話です。


そんなわけですが、もしこの辺りの話に興味があれば、以下の記事を読んでみてください。


PPS

ちなみに、僕は外国語大学出身なのですが、高校の延長線上で日本語に翻訳させようとする授業でした。

当然、英語脳が鍛えられなかったです。


で、当時英語脳を鍛えないといけないという仮説を立てていた僕だったのですが、日本語に翻訳させるような授業が邪魔だなと思って内職したんですよね笑

クラスのみんなは真面目に授業を受けている中、僕は内職していたのですが、仮説が当たりました。

大学2回生の9月にはTOEIC925になってまして、紛れもなくクラス1伸びました。

で、それもこれも英語脳を鍛えたからなんですよね。


PPPS

英語脳の鍛え方については、先程紹介した動画を見ていただければと思いますが、+@でオンライン英会話というものを活用しました。

25分百数十円くらいでレッスンを受けれるサービスです。


僕は、DMM英会話というところでレッスンを受けたのですが、英語脳を意識してレッスンを受けて復習すればOKです。

逆に言えば、英語脳を意識しなければ、いくらレッスンを受けても意味がないわけですが、以下の動画を見ていただければなと。


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