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ひとりよがりな「快楽」から、相手を尊重した「ふれあい」へ。健全なセックスの形について

Katehakis, A.著「Erotic Intelligence(性的な知性)」を読んでいるのですが、この中でセックス依存症やポルノ依存症など、性に囚われている人たちが、いかに健全なセックスを取り戻していくかということが解説されていてとても勉強になります。

Intimacy=親密さとは、「安心してふれあえる関係性」のこと

"Intimacy"という言葉には、「親密さ、親密な関係、(肉体的な)関係」といった訳があてられています。
この「親密さ」というのは、どのようなものでしょうか。
親密さは、双方向のコミュニケーションの積み重ねによって構築されていく「信頼関係」とも言い換えることが出来ます。
安心して身を委ねることが出来て、お互いにコミュニケーションをとりながら、触れ合うことができる関係性。
この「信頼関係」がある間柄で、双方向の思いやりがある「性的な接触を伴うふれあい」こそが、健全なセックスの目指すところです。

つまり、健全なセックスの目指す目的地点は、「個人の快楽<信頼感のあるふれあい」であるべきなのです。

「安心して触れ合える関係性」の4つの要素とは

「Erotic Intelligence」では、安心して触れ合える関係性のためには4つの重要な要素があるとしています。その4つとは次のようなものです。

1.自己認識
2.心地よさと繋がり(他者とのコネクション)
3.自分の見識に対する責任
4.感情移入・共感

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