ぼくのたいせつ ふたりめ
突然ですが、ぼくの趣味ってなんだと思いますか?
お酒飲むこと?まあ正解。
イケメンの襟足ながめること?それも大正解。
そんなおふざけはさておき、ぼくはTikTok LIVEを見るのが大好きです。
今回はTikTok配信の投げ銭エース、いわゆる配信エースというやつをしていた頃の話をしてみたいと思います。
世の中では配信エースと言うと少しバカにされたり叩かれたりしてしまうので、まったくドヤるつもりはありません。なので叩かないでください。許してください。
ぼくが夢中になって配信エースをしていたのは出会った頃はまだ新人だった、"白馬の王子様になりたい〇〇くん"。以下、白馬くんと略させていただきます。(なんでそっちやねんという異議は受け付けません。)
白馬くんとはInstagramで知り合いました。
誕生日には0時ピッタリにLINEをくれたり、ぼくが病んでたら絶対1番に声をかけてくれる、そんなしごできなところがぼくの過去にはいないニュータイプでした。
ぼくは名古屋、白馬くんは歌舞伎町だったので配信で会えるのがぼくの毎日の楽しみでした。TikTokにはトラベルウィズユーという9種類のエフェクトがランダムで表示されるギフトがあるのですが、いつしかそのギフトをコンプリートするという2人の目標が出来ていました。(ちなみに気になる人のために記載しますが、このギフトは1回999コイン、円で言うと2,600円くらいです。)
最初の挑戦。何回投げてもシークレット的な最後の1つだけがどうしても出なくてタイムアップ。本当に悔しかった。でもその挑戦の途中、配信の中でC姉さんという女の子に出会って応援してもらえるようになりました。C姉さんは今でもぼくが世界1大好きなおともだちです。
そして2回目。この頃のぼくは🅿️との関係でトラブって荒れていて、"もう配信エースやめるわ!さよなら!でもコンプリートするって約束したからそれだけ達成して卒業するわ!"ってな感じでヤケクソで連打したらなぜかすんなり達成してしまいました。嬉しいような悲しいような。
無理やり達成、卒業して燃え尽きてたぼくに、C姉さんが声をかけてくれました。"少しずつゆっくりでいいからちゃんと気持ち伝えなさい"って。これがなければ今頃、意地になって離れたことを後悔していたことでしょう。
"配信エースって(笑)"と揶揄されてしまうこの時代に、ぼくのことを配信上で配信エースと公言し続けてくれて嬉しかったこと、でももうその座を守れないこと、たくさん視聴者が増えて喜ぶべきなのに寂しいこと。泣きながら全部伝えました。
出会った頃は新人だった白馬くんが幹部補佐に上がるところを見ておめでとうって言いたかったし、まだ実現出来ていないC姉さんとのニコイチだってしたかった。考えてみれば後悔がたくさんありました。
ねえ、白馬くん、C姉さん。
これからもずっと。ぼくが🎀アル中メンヘラえぬてゃん🎀じゃなくなって、本名ちゃんになっても変わらずにぼくの大切な人たちで居てくれますか?
ぼくたちだけにしか分からないあの頃の空気感が、時々懐かしく恋しくなります。1回くらいあの頃に戻りたいな。
優柔不断で気分屋で、フラフラどこかに行っちゃうようなぼくに声をかけ続けてくれて、いつだって味方でいてくれて、誰よりも心配してくれて、そんな優しさにぼくは甘えてばっかりでした。いつもごめんね。そしてありがとう。これからもこんなぼくの大切な人たちで居てください。
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