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長い人生さえ 宇宙のかけら

「自分の人生に起きるどんなことにも意味がある」
とはよく言われるけれど
40数年生きてきて、ようやく
そうかもな
と思えるようになってきた。

完璧主義で
All or Nothingで
白黒つけたいわたしとしては
思い通りに事が運ばないと
その原因を究明したくなってしまうのだけれど
悪いことではないとはいえ、
それすらあまり意味のないことなのかもしれない
と思うようになってきた。

たとえば、
あのとき、あちらを選んでおけば…みたいなことだって
どちらを選んだとしてもまた、
同じような経験は、
長い人生を通じてどこかですることのなっていただろう
と考えられるようになってきたのだ。
大人になるとはこういうこと?

ちょっと道から外れたら軌道修正をして
寄り道、まわり道をしながらも
人生を俯瞰してみたときに
最期、ゴールにたどり着けていれば
いいのかもしれないな
そんな風に、やっと
気軽に考えられるようになってきた。

きらめく海に捨てよう 後悔日誌
はるかな船旅のあいだにつづった
哀しみは

失敗はすぐ忘れられますか?後悔しがちですか?
(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)


航海日誌
作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

『COBALT HOUR』 1975/6/20

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