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会わない日々を云いつくす言葉など

高校時代、仲がよかった同級生と
卒業後につきあい始め
婚約までしたのですが、
中学校の同級生と再会し
そのまま彼女と結婚してしまった彼。

わたしはその後もずーっと失恋を引きずって
たいせつな20代、30代を
彼を忘れられないまま、過ごしてしまった。

いつかは彼が、
運命の相手はわたしだったと気づいてくれると
信じてさえ、いた。

(重い…)

結局、30代後半に
地元盛岡で行われた同窓会で
あんなに会いたかった彼に再会したのに
まるで埃をかぶったみたいに
彼はうすぼけて見えて
その瞬間に長かった恋が終わった。

昔の恋をなつかしく思うのは
今の自分が幸せだからこそ
もう 忘れて

こんなことなら、
もっと早く再会したかったよと思ったけれど、
きっと、2人には時間が必要だったのだと
今ならわかる。

それは、わたしが今、
しあわせっていうことなのかな。

なつかしく思える昔の恋はありますか?
(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)


静かなまぼろし
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

『流線形'80』 1978/11/5

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